1952-12-15 第15回国会 参議院 運輸委員会 第12号
○前之園喜一郎君 運輸大臣の提案理由の中に、「戦時中、戦後の資金資材事情のために、現在緊急取替えを必要といたします施設、車両についての復元等を考慮します。」というふうになつております。今申上げましたようなことは、これは当初予算で当然考慮すべきものであつて、補正予算にこれを盛るということは、経費の上からも非常に当を得ないものではないかと思うのですが、そういう点についての御意見はどうですか。
○前之園喜一郎君 運輸大臣の提案理由の中に、「戦時中、戦後の資金資材事情のために、現在緊急取替えを必要といたします施設、車両についての復元等を考慮します。」というふうになつております。今申上げましたようなことは、これは当初予算で当然考慮すべきものであつて、補正予算にこれを盛るということは、経費の上からも非常に当を得ないものではないかと思うのですが、そういう点についての御意見はどうですか。
従事員給与ベース改訂の必要及び戦時中、戦後の資金資材事情のために、現在緊急取替えを必要といたす施設、車両についての復元等を考慮しておるのだ。私どもはこの補正予算というものの性質上、これは通常予算成立後に突如として起つたようなものである。
○前之園喜一郎君 私が鉄道公債或いは一般会計の繰入ということを申したのは、先ほど申しましたようにこの鉄道公債のごときは、運輸大臣の提案理由の中にもありますが、戦時中或いは戦後の資金、資材事情のために現在緊急に復旧をやらなければならん、或いは車両の復元、鉄道の建設等、こういうようなものについてはこれは鉄道公債を発行されても決して妥当を欠くものでないと思います。
日本国有鉄道の昭和二十七年度予算の損益勘定は二千九十九億円余りの収支で組まれていたのでありますが、この予算編成の基礎であります物価の動向は、一般的には横ばいの状況といえますけれども、物件費の大宗である石炭及び電力が値上りを示したほか、仲裁裁定に基く従事員給与ベース改訂の必要及び戦時中、戦後の資金、資材事情のために、現在緊急取替を必要といたします施設、車両についての復元等を考慮しますと、収支の均衡が破
日本国有鉄道の昭和二十七年度予算の損益勘定は二千九十九億円余りの収支で組まれていたのでありますが、この予算編成の基礎であります物価の動向は一般的には横ばいの状況といえますけれども、物件費の大宗である石炭及び電力が値上りを示したほか、仲裁裁定に基く従事員給与ベース改訂の必要及び戦時中、戦後の資金資材事情のために、現在緊急取替えを必要といたします施設、車両についての復元等を考慮しますと収支の均衡が破れ、
幸いに建設省当局におきましては、地元と協力の上、資金、資材事情を考慮して、きわめて現実的な復興計画を作成し、過ぐる十八日には計画決定をいたしたもののようであり、まことに当を得た処置であると存ずるのであります。