1963-03-01 第43回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
○政府委員(加藤悌次君) 現在のところは、政府金融機関並びに民間の中小関係の専門金融機関がございます、そういうところのいわゆる金融措置で、まあかなり長い目で見なければなりませんが、金融措置でこの解決をはかりたいということで、先ほど政務次官からお答え申し上げましたように、そのための資金減の補強と申しますか、すでに雪害のために二十億ワクを増加いたしております。
○政府委員(加藤悌次君) 現在のところは、政府金融機関並びに民間の中小関係の専門金融機関がございます、そういうところのいわゆる金融措置で、まあかなり長い目で見なければなりませんが、金融措置でこの解決をはかりたいということで、先ほど政務次官からお答え申し上げましたように、そのための資金減の補強と申しますか、すでに雪害のために二十億ワクを増加いたしております。
政府機関の資金減を多少増加をしても、中小企業の市中専門金融機関の貸し出しを多少増加をしても、結果としては大企業に対する貸し出し増、中小企業に対する貸し出し減となる金融の仕組みになっておるのです。金融機関が、結局は大企業系列会社へ大口の金融をすることによって、まあ焼け石に水というよりも、流したやつが逆戻りをする。これが今日の経済の仕組みではないか。金融の仕組みとなっているのではないか。
従いまして、この資金計画をくずすような資金減はまずまずないと思いますが、この資金源より以上に、たとえば十億、二十億ふえるというところまではっきり言い切り得ない段階でございます。
地方債についても百三十九億でありますか、政府資金につきましては昨年よりも百八億か、あるいは公募資金についても資金減を見ておるわけでありますが、この原因は、地方団体の方でそれだけ所要額が減つたというのではなくて、むしろ政府の方で地方債の財源その他の都合上、こういうことになつたのではないかと思うのであります。
この点は、こういうものかもう少し発達をしたならばよいのであるということについては、御同感でございますが、資金減のためにこの制度がありながら活動しておらぬということは、ある意味におきまして遺憾なことと考えております。公益質屋以外の質感につきましても、自己資金というものが戦後なくなつてしまつた。
以上申し上げましたような措置でもつて、今度の夏場の金融逼迫を切り拔けたいと思つておりますが、何分にも相当な金額に上りますし、これに対しましては現在の一般金融政策から行きまして、やはり特別な金融措置と申しますか、資金減に対しまする特別の措置をいたしませんと、單なるあつせん融資ないし金繰り融資では解決いたしませんので、そういう根本問題につきましても解決をはかる必要があると思つております。
○松任谷説明員 金融の問題につきましては、いろいろと事務的には努力をしておるのでございまするが、何分長期設備資金等につきましては、貸出しの資金減の問題等もございまして、難航を続けておる現状になつておるわけであります。
と申しますのは、特に問題は対日援助見返り資金の資金量の関係ないしはその運用の関係が、御承知のようにまだはつきりしておりませんので、その見込みの数字におきましては、資金減におきましては、財政資金の中の國庫財政に含ましめてございます。つまり國庫財政の引上げ超過という姿で含ませております。それから産業資金におきましては、特に新たな項目を設けないで、一般金融機関という中にぶち込んだ計算に相なつております。
それから本年の初めに春耕資金が非常に窮迫いたしましたときに、中央金庫の資金減を補充いたしまするために、農業手形という制度を創設いたしましたが、あの制度は、今後も尚やつて行きたいと考えております。