1948-06-15 第2回国会 衆議院 国土計画委員会請願小委員会 第8号
○田中專門調査員 北海道奥尻郡奥尻村は寒暖二流に囲まれた海陸ともに豊富な資源を有し、道南の宝庫といわれているが、交通機関に惠まれないため開拓は東海岸に局限されている、殊に本村奥尻より湯濱に至る路線間には数百町歩の農耕適地及び牧野適地があるが、東西連絡道路の施設がないため荒廃している。ついては産業開発のため該路線間の道路を速やかに開設されたいというのである。
○田中專門調査員 北海道奥尻郡奥尻村は寒暖二流に囲まれた海陸ともに豊富な資源を有し、道南の宝庫といわれているが、交通機関に惠まれないため開拓は東海岸に局限されている、殊に本村奥尻より湯濱に至る路線間には数百町歩の農耕適地及び牧野適地があるが、東西連絡道路の施設がないため荒廃している。ついては産業開発のため該路線間の道路を速やかに開設されたいというのである。
○熊本説明員 林産物の資源、豊富であり、その必要性は認めるが、道廳よりの要望もなく、他に整備の急を要する個所が相当あるので、緩急順序を考慮の上、道廳の意向を聽取の上次年度において考慮したい。 —————————————
○田中專門調査員 函館市は道南開発の拠点として、既設諸道路により近接町村と連絡し、産業経済上重大な使命を果しているが、これらの諸道は主として鉄道沿線に限られている関係上、天然資源の豊富な茅部郡の噴火湾に面する白尻、尾札部方面との連絡が実現されないので、これら資源が未開発のままに放置されている、ついては函館、白尻間の道路を速かに開設されたいというのである。
それでこの人口問題の解決のためには、まず産業の振興ということが第一であるわけでございますが、何と言いましても、天然資源の少い日本の本土において、その増加する人口を收容する限度というものは、およそ限りがあるものと考えておるのであります。そこでその次に考えられますのは、産兒の制限ということであり、さらに移民ということでなければならぬと思うわけであります。
政府の計画生産をやつておりますものの外は、大体見込生産を余りやらせないことになつておりますので、自分の勘定で余り多くの見込生産をやらないことが、今のこの不安定な世界の事情と賣行きの状態よりしましては、限られたる非常に乏しい原料・資源を以て、賣行きの確実でない見込生産を余り多くやらすことが困難でありますので、多くの継ぎ資本は要らん筈なんであります。
後の一割はこれは調整用に使つてもよろしいという規定でありまして、即ち法律では災害があつたとか、農業資源の開発が遅れておるとかいうふうに書いてございまするが、畢竟するところ農業の地位から申しますると重要府縣であるけれども、いわゆる財政上貧弱な府縣がございます。
食糧の増産を図るために、農業に関する科学的技術の発達及びその成果の速かなる普及を図ることは、極めて緊要なことでありますので、これが基底をなす農業に関する試驗研究並びに技術知識の普及交換に関する機構並びに機能を刷新することといたしまして、昨年來連合軍最高司令部天然資源局の積極的助言と指導の下に、種々研究を重ね、目下その成案を取進めておる次第であります。
○江崎説明員 甲浦港の地理的位置及び背後地等の関係より考察するとき避難港としての重要性があるとともに、地方資源開発の線に沿うて整備計画をなさるべきと思われる。請願の暗礁の除去及び防波堤の築造はその意味において重要と思われるので、今後なお調査研究の上その実現に努力したい。 —————————————
○江崎説明員 本港は紀伊水道における地方的避難港並びに地方資源開発の拠点として相当の價値あるものと認められるので、今後十分調査檢討を行つて整備計画を立案した。 —————————————
○江崎説明員 奈半利港は附近に産する林産資源の開発基地として整備すべく考え、港湾復旧建設長期計画においても、地方資源開発要請に基いて計画されている。なお避難港についても研究したい。差当つてのこれの実施については、諸般の事情により來年度からただちに実施することは不可能と思われるので、さらに研究の上、今後の問題としたい。 —————————————
ただいまの狹い面積の國に閉じこもりまして、天然資源の少い日本といたしましては、何といたしましても、外國から必要な原料材料を輸入いたしまして、これに加工をいたしまして、再び外國に輸出をすること、並びに外航海運の活躍によりまして、貿易外の收入を得ること、貿易によりまして自國の船を活躍させまして、貿易を有利に展開させますこと等は、まことに日本経済の自立のために、最も重要なことでありますことは、御指摘の通りでございます
○稻村委員 農林大臣がその氣構えをもつて苦心して予算を組んだということは、非常に私としては喜ばしいことだ、かように考えておるのでありますが、しかし不十分であるという御返事でありましたが、現在少くとも輸入食糧の関係その他とにらみ合わせまして、どうしても八割以上の食糧を國内で補給しなければならない、それからそのほかに今日資源が非常に不足しておるところの工業資源の供給も、農業化しなければならない。
それでありますから、私は一体今の日本の実情をどう考えてみるかということでございますが、ただいま日本がおかれておるところの國際的の関係及び國内がもつております資源関係等より観察いたしますれば、ただいまいわゆる私有財産制のシンボルであるところの資本主義貨幣を廃止いたしまして、もつぱら計画統制経済の一本やりによるところの競爭経済組織によることは、困難であると思われるのであります。
目下一定計画に基き各地区にわたり重点的に施行中であるが、根本対策の決定をまつて國庫財政資源等とにらみ合せできる限りの工費を計上し治水の万全を期したい所存である。 —————————————
戰争によりまして生産力をめちやめちやに破壊され、又重要資源の乏しい日本の経済力が、今日七千八百万人の國民の最低生活さえ維持できないことは改めて言うまでもないことであります。従いまして日本経済は好むと好まざるとに拘わらず、外資の援助なくしては復興どころか現状維持もできないような状態であります。
○天埜説明員 北海道開発計画は新たなる國情に基き重要な問題であることは明白であり、港湾関係についても長期計画の一環として、北海道資源開発の見地より整備計画を樹てつつある。しかし天塩川河口に新たに港湾を修築することについては、未だ考慮されていないから、請願の趣意に添つて北海道廳と連繋をとり調査研究を進めたいと思う。 —————————————
間接的な統制の問題もお話になりましたが、まだどういう方法で賃金を安定せしめるかということは、最後的な決定をみておらないのでありますけれども、賃金の支拂われる給源と申しますか、資源と申しますか、資金支拂の給源が不健全なもの、たとえば價格差益金を滯納したり、企業がやみ行為によつて賃金値上げに應じたり、その他下請工場に対する支拂を延期したり、いろいろ不健全な方法によつて賃金給源をまかないようなやり方は、何
○政府委員(藤井丙午君) 御承知のように、日本は経済資源が非常に貧困でありまして、戰前も工業や食糧の多くの割合を外國に依存しておつたのでございまするが、敗戰後は從來の日本の経済を支えておりましたところの東亞の資源、領土資源といつたものは全部喪失しました、又一面、人口は急激に増加しておりますというような関係から、今後日本経済を賄つて行くためには、従來よりも上り高い割合で、いわゆる貿易に依存して行かなければならんということは
現在日本が狹い國土の中に、將來東北地方の未開発の資源を活用し、かつ日本の食糧の豊庫といわれるところの仙台平野を中心とする東北地方の食糧の増産のための土木事業、こういうものを控えまして、東北地方におきましては、どうしても大きな役割をはたすところの工業大学が必要であるのでございます。
殊にこれらの奥地は無限の資源をもつており、今日わが國経済再建の途上におきまして、この重要なる資源の開発なくして再建できるということは、とうてい望めないことでございます。この奥地資源開発のために、靜岡縣といたしては今いろいろ道路の施策をねり、あるいはすでに着手しておる実情でございます。
一方豊冨な各種資源は、木材、薪炭、石炭、亜炭、硫化鉄の多額の生産と、塩業、漁業の発達をもたらしたのでありますが、さらに水陸交通の利便は相まつて南部地方の金属、機械、化学、紡績、窯業、食料品の加工等、近代産業の與隆を助長し、生産縣としての本縣の地位は中國、四國地方において決定的であります。
○菊池政府委員 林産資源の開発のために必要な道路につきましては、全國到るところございまして、極力産業開発のための道路といたしまして、われわれは予算を提出いたしておる次第でございますが、本件につきましては一まず一箇所だけ今年度にすぐにかかろうということで現在進んでおります。
この全日本観光連盟は、全國の観光協会、各都道府縣にございます観光連盟を一丸とした全国的組織でありまして、そういつた会費收入をもつて観光事業の普及宣傳、あるいは観光資源の開発等を行つてまいつております。これの收入は全部その会費で——交付金とは申しておりますものの、國有鉄道もまたその一会員といたしまして、会費に相当するという性質をもつておることを附け加えさせていただきたいと思います。
次に請願第二十一号興浜南線を雄武村字幌内まで延長することに関する請願、第四百十三号油津臨港鉄道線敷設に関する請願、第四百四十七号直江津駅より上越線に連絡する鉄道を敷設することに関する請願は、いずれも鉄道の敷設に関する請願でありまして、目下の國内事情では、鉄道の敷設は相当困難な事情もありますが、これら請願の鉄道は、沿線に多大の資源を有し、産業開発上重要な線でありますから、予算及び資材の事情ともにらみ合
國土保全、あるいは天然資源の利用等につきましても、あるいは拔本的、あるいは恒久的対策を要することはもちろんでございまして、実は本予算において、治山費の出林関係公共事業費十九億千六百万円が、治水の公共事業費の中の河川百四億何がしに対して僅少の観を呈しておるのでありますが、これは國家財政の現状と、特に昨年の災害等の應急の処置等の関係がございまして、本年度においては、この点まことにやむを得なかつた、かように
これに対して縣も非常に應援をして、大分縣の資源を大分において有効に利用するという計画であるから、ぜひこれについては復興金融をつけてもらいたいという縣からの要望があつたのであります。私どもといたしましては、寒天につきましては特に試驗的な意味をもつているものについては融資をするという考え方でおります。