2021-05-19 第204回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号
御指摘の四半期開示については、中長期の視点で投資を行う観点から企業の業績の進捗確認として意義がある、あるいは、四半期開示義務を見直した場合、開示の後退と受け取られて、我が国の資本市場の競争力に影響を及ぼしかねないといった御指摘もあると承知しております。
御指摘の四半期開示については、中長期の視点で投資を行う観点から企業の業績の進捗確認として意義がある、あるいは、四半期開示義務を見直した場合、開示の後退と受け取られて、我が国の資本市場の競争力に影響を及ぼしかねないといった御指摘もあると承知しております。
このことは、低い資金調達コストや良好な金融資本市場などを通じて緩和的な金融環境をつくり出しております。そうした下で経済活動が押し上げられ、デフレではない状況となりました。 もっとも、低金利環境が金融仲介機能に及ぼす影響には注意が必要であります。ただ、当面、現在のところ、金融システムは全体として安定的に推移しておりまして、金融仲介機能は円滑に発揮されております。
○渡辺喜美君 先ほど来御議論ありますように、金融資本市場はちょっと厄介かなという感じを私も受けているんですね。 前回、アルケゴスの話をいたしました。これはもしかしたら氷山の一角かもしらぬなと。今回は、アルケゴスというよりは、ARK・ETFというんですかね、日経新聞によるとARKイノベーション、破壊的イノベーション銘柄で組成したETFに狙い撃ちの空売りが入っているというんですね。
脱炭素に向けた投資を促すためには、まずは投資家を含む資本市場と産業界が密接に対話していくことが重要であり、政府としても企業の開示を促すことで、資金供給を円滑化していくことが重要だと考えております。(拍手) 〔議長退席、副議長着席〕 ―――――――――――――
また、そのためには、日本市場の魅力を向上させることが極めて重要でございまして、海外投資運用業者等の参入を促進するための簡素な参入手続の創設、銀証ファイアウォール規制の見直しなどによる資本市場の活性化等に取り組んでいるところでございます。
我々、政権与党になってから、ずっとそういった観点もあって、コーポレートガバナンス・コードあるいはスチュワードシップ・コード、言ってみれば、資本市場というものをしっかりと活性化をする、私が先ほどから申し上げておりますような方向にきちんと変えていく、そういった取組をしてきているところだと思いますけれども、今般、このコーポレートガバナンス・コード、改訂をこれから迎えて、ちょうど今パブリックコメントをしている
続きまして、同じような流れで申し上げますけれども、やはり、資本市場というか、それに限らず、これからの成長ということを考えると、私は、経済にとって一番大事なことというのは、一番成長する潜在力がある、そういった企業であったりあるいは領域にきちんと良質な資金と良質な人材がどうしっかりと結びつくのかということが極めて大事なんだろうと思っています。
ですから、せっかくこれだけ黒田緩和でもってこんなコロナ禍でも何とか金融資本市場安定しているというわけでありますから、ちょっともう少し芸のあるお金の使い方やってほしいなと思うんですね。 国債と同じように手数料なしで買うことができるのが地方債なんですね。地方債は、一切今、日銀買っていません。正直、私はいつも申し上げるように、国債、なかんずく長期国債が日銀の金融政策にとっての王道だと。
しているんですけれども、そういったもので、今、香港の話が出ていますけれども、いずれにしても、こういう国際金融センターというようなものをやりたいと言ったって簡単にできる話じゃありませんが、日本の場合は幸いにして、治安がいいとか、また政治が安定しているとか、また、そうですね、一千九百兆円を超えます個人金融資産がある、中でも現預金だけで一千兆を超えておりますから、そういった意味での強みを生かして、いろんな意味での金融資本市場
ただ、その上で、為替相場は、御承知のとおり、各国の金融スタンスの影響も相当受けますけれども、それだけでなくて、世界経済とかあるいは国際金融資本市場における様々な動きの中で形成されるということが大きいと思いますので、この二〇一一年から一二年にかけての円高の背景としては、これもまたマニラの方から見ていた状況ですけれども、やはり世界経済の減速の懸念の中で、欧州債務危機がギリシャから始まって南の欧州の方にかなり
その規律は、税とか資本市場とか金融市場の規律でありまして、特に大きな規律は、結果を厳格に問われて、失敗すれば続けられないということでありますので、今御指摘のように、個別の生存戦略ということに当てはまるんだと思うんですね。 官は、民主主義に基づいた運営で、税金を元に、国民全体の奉仕者として運営されるので、規律は公務員としての規律というものが一番大事なものであります。
また、日本の金融資本市場を国際金融センターの一つとして発展させるため、金融行政の英語対応や海外事業者の簡素な参入手続の創設を進めるとともに、政府一体となって金融資本市場の魅力向上やビジネス環境の整備に取り組み、所要の税制上の措置を講じてまいります。
○黒田参考人 このETF買入れ、御承知のとおり、大規模な金融緩和策の一環として、株式市場のリスクプレミアムに働きかけるということを通じて、市場の不安定な動きが企業や家計のコンフィデンスの悪化につながるのを防止するということを目的としておりまして、例えば、昨年の春など、コロナ感染症の関係で世界的に金融資本市場が不安定化した際には、十二兆円を上限として弾力的に買い入れるということで、かなりの量を買い入れまして
○黒田参考人 為替相場につきましては、世界経済あるいは国際金融資本市場における様々な動きの中で形成されるものでありますけれども、やや長い目で見ますと、為替相場は総じて安定的に推移しているというふうに考えております。 この背景の一つとして、日本銀行を含めて主要な中央銀行が二%という共通の物価上昇率を目指して政策運営を行っているということがあると思います。
それはあくまでも、企業の資金繰りの支援であるとか、それから金融資本市場が不安定化しないようにするとか、そういったことをやっておりまして、コロナ禍の公衆衛生的な問題であるとか、それが直接的に社会経済活動に影響していることを金融政策で是正するというつもりはもちろんないわけです。そういう意味では、日本銀行としてできることを最大限やっているということであります。
こうした中、ESGの情報開示の基準の検討に当たりましては、御指摘のございました投資家にとっての有用性、それから開示に伴う企業の負担、これに併せまして、当局といたしましては、基準がより統一的になっていくことで開示情報の比較可能性が向上する、ひいては資本市場における効率的な資源配分に資するというふうに考えてございます。
日本の企業はカーボンニュートラルの実現に向けた高い技術や潜在力を有しており、国内外の成長資金がこうした企業の取組に活用されるよう、金融機関や金融資本市場が適切にその機能を発揮することが重要と考えております。
議員御指摘のとおり、健全な金融資本市場の機能発揮という観点からは、インベストメントチェーンに参加する金融機関、投資家、企業といった各主体がそれぞれの役割を果たすことが必要というふうに考えております。
また、日本の金融資本市場を国際金融センターの一つとして発展させるため、金融行政の英語対応や海外事業者の簡素な参入の手続の創設を進めるとともに、政府一体となって、金融資本市場の魅力向上やビジネス環境の整備に取り組み、所要の税制上の措置を講じてまいります。
今後も引き続き金融審議会において、資本市場におけるグローバルなプラクティスとの整合性の確保、それから証券サービスに関する公正な競争の促進や投資家保護、顧客情報の適切な保護などの観点を踏まえて、丁寧に議論を進めてまいりたいと考えております。
こうして税制や言語の壁が取り払われつつあるのは非常に大きな前進だと思いますが、その上で更に申し上げると、やはり、より本質的には、日本の金融資本市場、それ自体の魅力を高めることが重要だと思っておりますけれども、その点について麻生大臣の御認識をお聞かせください。
内外の感染拡大による影響が国内経済を下振れさせるリスクや金融資本市場の変動等の影響には十分な注意が必要です。本経済見通しで示した経済の姿をしっかりと実現できるよう、経済財政運営に万全を期してまいります。 私からは以上です。
このほか、日本の金融資本市場を国際金融センターの一つとして発展させ、海外から金融事業者、高度人材を呼び込むことは重要な課題であろうと存じます。政府一体となってこの課題に取り組み、所要の税制上の措置を講ずることといたしております。 以上、財政政策の基本的な考え方と、令和二年度第三次補正予算及び令和三年度予算の大要について御説明をさせていただきました。
このほか、日本の金融資本市場を国際金融センターの一つとして発展させ、海外から金融事業者、高度人材を呼び込むことは、重要な課題と存じます。政府一体となってこの課題に取り組み、所要の税制上の措置を講ずることといたしております。 以上、財政政策の基本的な考え方と、令和二年度第三次補正予算及び令和三年度予算の大要について御説明させていただきました。
国際金融センターを確立するためには、我が国の金融資本市場全体を海外から見ても魅力あるものとすることが必要であると考えており、そのため、金融庁といたしましては、国全体の施策として、議員御指摘の税制、行政サービスの英語対応、在留資格の緩和といった諸課題に取り組んでいるところでございます。
そういうことも、あるいは例えば米国が九〇年代、二〇〇〇年代を通じてITその他様々な新しい付加価値の創出に向けた取組を企業が行えたということの背景にあるのではないかという気もいたしておりまして、そういう意味では、そういう新しい金融資本市場の育成ということも重要ですし、しかしまた一方で、現実問題として、金融機関が企業の資金調達、そのリスクの引受役として重要であるということも事実ですので、そちらと、一方でその
○参考人(黒田東彦君) 先ほど申し上げたように、為替相場は内外金利差から影響を受ける面がありますけれども、それだけでなくて、いろいろな世界経済あるいは国際金融資本市場における動きの中で形成されているというふうには思っております。