2020-11-19 第203回国会 衆議院 総務委員会 第3号
これから更に財務状況が悪化する中小企業に対しては、資本性劣後ローンなどの資本増強策というものも講じております。さらなる活用に向けて、周知あるいは金融機関への働きかけを続けてまいりたいというふうに思っております。 また、年末に向けて一層の資金需要が見込まれると考えてございます。
これから更に財務状況が悪化する中小企業に対しては、資本性劣後ローンなどの資本増強策というものも講じております。さらなる活用に向けて、周知あるいは金融機関への働きかけを続けてまいりたいというふうに思っております。 また、年末に向けて一層の資金需要が見込まれると考えてございます。
しかし、一方で、資本増強策、例えば劣後ローンでありますとか劣後債でありますとか、そういうものも、将来的には、これが長引けば、検討していく必要があろうと思いますけれども、いかがでありましょうか。
Suwaコンソーシアムとの戦略的提携及び資本増強策の概要というのがあるんですけれども、このINCJは、Suwaから資金が入るまでのブリッジローン、つまりつなぎ融資を行って、Suwaからの資金が入った後にコミットメントラインと言われております一千七十億円をINCJの長期ローンに振り替えることで財務的安定性を確保すると書いてございます。 この点について、資料の五、御覧ください。
二回目は、特にこれから発生する非常にイベントリスクに対する体制強化の観点から行われた資本増強策でありまして、八社に対しまして百二十七億円の増資をお願いしております。
各社に出ておりましたが、政投銀の民営化三年延期という話題でありますけれども、読売は「政府は十五日、日本政策投資銀行の完全民営化時期を二〇一七年〜一九年度へ当初予定より三年間程度延期し、資本増強策として一・七兆円を追加出資する方針を固めた。」それから日経は「三年半延期へ」、こういう見出しが躍っているわけであります。 まず、この事実関係についてお尋ねをしたいと思います。
今回、いろいろな金融機関の資本増強策というのが、金融機能強化法を皮切りに、株式取得機構による持ち合い株式の購入とか、あるいは日銀さんも株式の購入とか、これは資本増強だけではなく金融機関のリスク資産を圧縮するということも含むわけでございますけれども、そういった金融機関の資本に関する手当てがされているわけでございます。
したがいまして、抜本的な資本増強策と収益強化策が必要だということを強力にこの銀行に申し上げて、その後の経営の改善ぶりをしっかりとモニターしてきた。したがって、この銀行は、その考査の趣旨を踏まえまして、直後から民間の増資を実行した、また公的資金を受け入れた、そういうふうなことをやっておりまして、経営統合とか、経営の姿形も変えるというふうな努力を続けてきたわけであります。
そして、追い込まれたメガバンクは苦し紛れの資本増強策を余儀なくされてしまったのであります。しかしながら、いまだに金融システムは健全になったとの声は全く聞こえません。 また、この金融再生プログラムも予想された効果が出ないと見た政府が次に標的にしたのが日銀であります。 政府は確たる自信と理論的かつ実態的根拠がないにもかかわらず、金融緩和がデフレ克服の決め手のように仕立て上げました。
みずほ、あるいは、メガバンクですからもう名前を挙げていいと思いますが、東京三菱以外は、その持ち株会社の上に、また下にまた持ち株会社を作ったり、それから、わかしお銀行を、三井住友とのいわゆる、何というか、受入れ企業にしたり、要するにどうもめちゃくちゃな自己資本増強策をやっているように見えるんですが、この点について、竹中大臣、順調に進んでいるとお思いでしょうか。
関連して、最近の銀行の自己資本増強策について質問します。 大手銀行は自己資本比率を維持するためにあの手この手で資本増強をしようと躍起になっております。高利の優先株配当、不良債権分離会社での増資、合併差益による含み損一掃、取引先企業への出資要請などです。 これらの自己資本強化策は極めてテクニカルな問題であり、一部には変形とやゆされるように、金融再生プログラムの形骸化につながりかねません。
公的資金の注入が可能となったこととあわせて自力での資本調達ができるという選択肢が広がったことで、信金、信組業界等が求めてきた資本増強策の整備はかなり前進した、私はこのように受けとめております。 ただし、取引先などを対象とした優先出資証券発行による資本増強に対して、私はそんなに大きな期待はかけられないのではないかという気がするのですね。
ところで、国民銀行の破綻に関して話題となりました税効果会計を活用した資本増強策、こういうことなんですけれども、課税所得を過大に見積もることで税金の戻りを算定して自己資本を水増しする、そういうことをやったという問題があるわけです。
ただ、そういうことを前提といたしまして、あえて一般論として申し上げさせていただきますと、要は、市場の信認に十分にたえる公的資本注入を図るべきだというのが私どもの考え方でございまして、市場の信認を十分に回復いたしますためには、個別金融機関が現在の不良債権処理を踏まえました経営内容や今後の経営戦略を熟慮いたしました上で、思い切った規模の資本増強策を講じるということを強く期待いたしているところでございます
なお、資本増強策を講ずるに当たりましては、金融機関が提出すべき経営健全化計画に株式の消却、払い戻し、償還または返済に対応することができる財源を確保するための方策を盛り込むこととしております。また、その履行状況の報告につきましては、金融再生委員会が公表することとなっており、計画の履行が不十分な場合は、業務改善命令も含めて適切な対応を講ずることとしております。
資本増強策を講ずるに当たりまして、金融機関から提出された経営健全化計画及びその履行状況についての報告を金融再生委員会が公表することとなっており、計画の履行が不十分な場合は、業務改善命令も含めて適切な対応を講じることにより、注入された資本の償還、返済が適切になされるよう努めるべきものと考えております。
第四の理由は、今回の資本増強策が、金融ビックバンのもとで、巨大銀行中心の金融再編を公的資金によって推し進めることになることであります。 本法案では、早期健全化のための原則の一つに、金融機関等の再編を促進することを明記しました。その上で、健全な銀行同士が合併する場合でも資本注入を可能としております。
第四に、今回の資本増強策が、金融ビッグバンのもとで弱小銀行を整理、淘汰し、巨大銀行中心の金融再編を促進するからであります。 法案では、早期健全化のための原則の一つに「金融機関等の再編を促進すること」を明記しました。その上で、健全な銀行同士が合併する場合でも資本注入を可能としております。
情報開示についてのお尋ねでありますが、本法案には、情報等の適切かつ十分な開示に努めることを施策の原則として規定し、具体的には、資本増強策を講じるに当たり、金融機関から提出された経営健全化計画及びその履行状況についての報告を金融再生委員会が原則として公表することといたしておりまして、情報開示が大幅に後退しているのではないかとの御指摘は当たらないと考えております。
そこで、例の資本増強策の問題について先ほどは大分熱い議論がございましたが、低価法、原価法に代表される問題でございます。今、私はこの議論にかかわっておりませんのでどこまでいっているのかよくわかりませんが、新聞を読む限りは大分光明が先に見えてきたということで安心しているわけでございますが、私は二つの誤解があるのではないかなと思います、もう大分議論に出てきていることでありますが。
そういう意味では、正しい資本増強策を伴った早期健全化策というものを早くつくるということが、先ほどすき間の話がありましたけれども、やっぱり一番大事なことであって、そしてまた、もう局面が変わってしまったということで、これは早くやらなければいけないというふうに思うわけでございます。 さっきちょっとお話が出ましたが、七月に私はニューヨークでコリガン元ニューヨーク連銀総裁に会ってまいりました。
例えば早期是正措置の緩和でございますとか、それから公的資金による自己資本増強策等種々の施策をとってまいりました。一つは金融システム不安自体が遠のいたこともございまして、貸し渋りの状況は現在では三月の期末を越えましてある程度緩和しつつあるというふうに認識しております。
○橋本内閣総理大臣 今、日銀総裁、通産大臣、大蔵大臣、それぞれの立場からこの数字の解釈についての意見を述べられましたけれども、私は、今般の公的資金による自己資本増強策などによって金融システム不安が遠のいたこともあって、ですから、この貸し渋りの状況がより緩和されていくことを本当に期待いたします。