1959-01-29 第31回国会 参議院 本会議 第10号
これはいずれも農業の資本主義的発展の方向であります。これとは全く別に、まじめな青年層の間から、農業経営を生産まで共同化しようという運動が起つておるのであります。この第三の方向は、指導のいかんによっては、日本農業と農民の地位を画期的に高める道であると考えられますが、これらに対する農相の見解を承わりたいのであります。
これはいずれも農業の資本主義的発展の方向であります。これとは全く別に、まじめな青年層の間から、農業経営を生産まで共同化しようという運動が起つておるのであります。この第三の方向は、指導のいかんによっては、日本農業と農民の地位を画期的に高める道であると考えられますが、これらに対する農相の見解を承わりたいのであります。
この日本産業の大部分を占める中小商工業者、今生きるために非常な苦しみをいたしており、反面、大企業はますます資本主義的発展を遂げ、その所属する労働者は、これまた全国組織の力をもって、いわゆる労働貴族の待遇を受け、膨大な中小企業労務者との賃金格差を、ますます広げつつありますのが、今日の実相であります。