1966-07-19 第52回国会 参議院 大蔵委員会 第3号
あるいは資本主義的方法でインドの発展をはかろうとエカフェは考えたのですけれども、結局、資本主義的方法では低開発国の開発は困難であることは、インドが如実に示したと思うのですね。その点十分に考慮されることが必要じゃないかと思うのです。私も前向きの形で質問しているつもりなんですが、そういう点について、総理、ひとつお答え願いたい。
あるいは資本主義的方法でインドの発展をはかろうとエカフェは考えたのですけれども、結局、資本主義的方法では低開発国の開発は困難であることは、インドが如実に示したと思うのですね。その点十分に考慮されることが必要じゃないかと思うのです。私も前向きの形で質問しているつもりなんですが、そういう点について、総理、ひとつお答え願いたい。
○芹沢公述人 これは私の感じを申し上げさせていただきますが、戦後日本の経済回復が資本主義的方法で回復する限りは、あるいは財政資金による蓄積はやむを得なかったと思います。それでなければ、社会体制が変れば別でございますが、一応迂回生産と申しますか、やはり国民の雇用をふやし、生活を安定させるという方式が資本主義の方人であります。
せられましたことく、農村に対しては低米価政策をもつて、農民の生産費に償わないような値段をもつて農民の食糧を取上げ、さらにこの不景気な農村を背景として、低賃金政策を推し進めようとしておるのでありますが、こういうふうにして農村の生活を苦しめ、勤労者の生活を苦しめ、まず国家公務員の基準を安くきめることによつて、民間の給与をこれに準じて安くせよというような基本政策をとつて、そして低賃金政策をとつて行くということは、資本主義的方法
農民は、かくのごとき非民主的、官僚的、資本主義的方法に対して強い不満を持つており、農民の民主的要求の一つといたしまして、米価決定に際し、生産者たる農民がこれに参画するというその要求を貫徹させなければならぬと考えるのであります。