1986-12-12 第107回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
ですから、利潤のないところには資本主義というものの発展はあり得ない、これがマルクスが端的に言っている今の資本主義分析の基本でございます。
ですから、利潤のないところには資本主義というものの発展はあり得ない、これがマルクスが端的に言っている今の資本主義分析の基本でございます。
ちょうどイギリスでもいまから六、七十年前にこの問題が強く浮かび出して、大陸から入ってきたマルクスの剰余価値説よりも、不労所得の問題を中心として、大陸の社会主義よりも、現実的なイギリスの社会状態に適用されたところの問題が一つの社会主義の中に大きな要素となりましたが、いま日本でほんとうにこの問題を、清水さんも指摘しておりますが、真剣に取っ組んでいかなければならない点は、やはりこの資本主義分析の中における