1973-05-31 第71回国会 衆議院 地方行政委員会 第25号
これは、免許になりましたのが大正十五年の十二月でございまして、当時、太政官布告による賃取り道路として、地方長官がこれを免許したわけでございます。供用開始になりましたのは、私どもの調べによりますと、昭和六年の七月四日でありまして、自動車交通事業法による有料道路ということでやっているわけでございます。
これは、免許になりましたのが大正十五年の十二月でございまして、当時、太政官布告による賃取り道路として、地方長官がこれを免許したわけでございます。供用開始になりましたのは、私どもの調べによりますと、昭和六年の七月四日でありまして、自動車交通事業法による有料道路ということでやっているわけでございます。
もろちんそれについては原則的に申し上げて、いわゆる一般国費をここに導入する、借金だけではないのだ——公債は借金だということになると、借金になるかもしれませんけれども、やはりそういうやり方をしなければ、賃取り道路だけでは、将来の国をつくる道路というものには適当でない、かように考えておるわけであります。
産業の開発というような点についての、いわゆる賃取り道路というのですか、公団のやるべきものがどうも計画が少ない、こういう点は特に御注意を願わなくてはならぬ、こういう意見であります。 簡単ですが、以上取りまとめて申し上げておきます。 建設省関係の三公団に関する調査は、この程度にとどめます。御苦労さんでした。 ————◇—————
ところか建設省では、最近において日本道路公団法というものを立案して、今の衆議院の建設委員会に提案いたして審議いたしておりますが、その道路公団法の問題は何を考えておるかといいますと、一般の道路あるいは賃取り道路の整備拡充だというのでございまするけれども、実際はその法案に盛られた精神を自動車道路にまで及ぼしていきたいというのが、建設省の考え方だというように見られるわけでございましてそこに問題があって参議院
従ってここから莫大な、いわゆる賃取り道路みたいに金を取り上げるわけには参りません。ただ特別に施設をいたしましたところの関門トンネル、こういうような施設を特別に作った場合においてのみ金は取れる。それ以外に取ることは現状においては不可能だと思う。
なぜなれば、今富樫先生から東海道は賃取り道路にするというお話がございましたが、これはごもつともなことで、ぺーするためには金等もとらなければならぬでしようが、それがためには一切の道路を立体交叉にせなければなりません。御承知のように平野には農道から普通の里道、その他においても一里のうちに十幾つもあるようなところは方々にございます。
国民の税金で道路を直すのに、国が全部やるのに、道路費というものがありながら金利を付ける、金を貸してやれば金利を取る、従つて賃取り道路にするんだ、一般財政資金は国民の税金から金をやつて、又利子を取る、利用する人が又その料金を払うというようなことならば、道路費の予算を十分取つて十分やればいいのです。
甲乙といつたつて新道路法では一級国道、二級国道、同じ一級国道の中で、片方は一般財政資金を以て工事をする、片方は何といいますか、止むを得ず賃取り道路でやるというような考え方は、道路行政のもとに触れる問題なんです。例えばここにあるところの阿蘇登山道路とか霧島登山道路とか、高野山登山道路とかというものは観光的な意味があつて、或いは地方の財源を豊かにする意味においてもこれは了承します。
それに対する一応これを賃取り道路と考えまして、乗用車は一キロ十円というような割合で料金を徴収するにとにいたしまして、料金収入が一体どのくらい現在の交通量からあるのであろうかということを計算いたしましたのが十六頁にございます。参考資料のでございますが、昭和二十七年に今仮にこれだけの道路ができておると仮定したならば、年間八億七千九百万円の収入がある、一番左の上に新宿線について……。
○田中一君 この特定道路の整備事業特別会計を二十八年度で一般財政資金から入れておりますけれども、大体この法案を作る場合に、資金運用部資金を使うからその賃取り道路が必要なんだ、賃取り道路になるのだという御説明があつて、あの法案は通過したと考えておるのです。今度の考え方ですね。無論我々が主張したのは一般財政資金で道路整備をやれということが我我の主張です。
例えばその特定道路整備特別会計法を出しましたね、整備法を出しましたそのときには、この金はたしか二十二億でしたか借りて、賃取り道路をやり、二十八年度予算を見ますと、財政資金から二十五借出て来るんです、賃取り道路にですね。これはちよつと考え方がばらばらなんです、道路行政に対して……。
○田中一君 一つだけ聞きたいのですが、賃取り道路は、この法律ができて、あなたの希望されるように二百十億の予算が二十八年度取られるならば、賃取り道路は相当国庫負担に……せめて直轄国道だけは金を取らない、有料道路にしないというような考え方は持つておらないですか。
去年賃取り道路、賃取り橋というような、まつたく新しい構想を考えたのもそんな点と思いますし、あるいは昨日ガソリン税を目的税化するというようなことを言われたのも、またその一つの現われだと思います。
賃取り道路の問題につきましては当初一つの限度を設けておりまして、実はあまり拡張はしないような考え方で参つております。と申しますのは、やはりこれも資金の方に限度がありますので、なかなか思うようには行きかねるのでございます。
それから賃取り橋、賃取り道路までつくりましたら、あとは道路会社まで紙一重の差でありますので、全然違つた角度から新しい構想を持つていただきたい。とにかく道路ができたらいいわけでありますから、その点について御研究願いたいのであります。 それからこれは事務当局の方に伺いたいのでありますが、賃取り道路、賃取り橋というものは今後範囲を広げて適用していただけますかどうか、この点を伺いたいと思います。
次に、アメリカの賃取り道路の状況をいろいろ資料を頂きまして拜見しておるのでありますが、あのアメリカの賃取り道路の実例として取上げられておりますものは、むしろ主として日本の自動車道に該当するものがまさに多分に含まつておるのではないか。そして、名前を見ておりますと、純粋の遊覧道路が非常に中に含まつているようにも考えられる。
十五日は午前十時から建設、運輸連合会、賃取り道路の審議をいたしたいと思います。それから午後は経安と建設、通産連合会で電源開発の審議をする。十六日は午前休みまして、午後経済安定と国土総合開発法の連合会を開く。十七日は午前十時から運輸と連合で賃取り道路をやる、それから午後は電源開発をやる。それから十八日は午前住宅公庫の説明を聞きまして、午後電源開発の連合会を開く、こういうふうにお願いしたいと思います。
○説明員(間嶋大治郎君) 道路整備特別措置法によりまして、現在建設省で賃取り道路の計画をいたしておるのでありますが、これにつきまして実は建設省の担当官とも会合しまして、いろいろ打合せをいたしたこともございまするが、今お話のような点につきまして、実は私どものほうと必ずしも意見が一致しないのであります。
○岡田信次君 もう一つお尋ねいたしたいのは、政府から道路整備特別措置法というのが提出されておつて、賃取り道路とかいうことになつておるのですが、どうも天下のハイウエイを賃取り道路というのはおかしいので、むしろ観光地域とか、観光とかいうようなことで料金をとるのならいいのですが、これに対して観光を担当しておられる間嶋さんのお考えを一つ伺いたいのです。
原則としましては、できるだけ公共性をとうとんで、賃取り道路のごときものはなるべくないようにしたいというのが、われわれの考えておるところであります。しかしながら現在の財政状態では、御承知のように公共事業費の中の道路事業費というようなものは、現在の道路をよくして行くのに十分なだけがまわりません。
人口増加、国際収支の観点等からする食糧自給度の向上を図るため、本年度の約三百億余円を四百億余円に増額し、国土資源の開発維持については、いわゆる公共事業費において約七百七十六億円を約九百八十九億円に増加し、配分の重点を災害復旧、治山治水事業に重点を置いており、更に河川事業については、電源開発を兼ねた総合開発事業として推進し、且つ確保すべく継続費を組んでおり、又更に道路整備の促進のため、アメリカにある賃取り道路
また国立公園内のドライヴ・ウエイその他の道路という問題になつて参りますと、建設省の所管になつておるというような次第で、来年度の予算に賃取り道路費として十五億を計上されておりまするが、これは主として箱根、日光の中における観光道路の建設費に充当することになつております。
平たく言えば賃取り道路や、賃取り橋をつくろうというお考えのようでありますが、そのために特別会計を設けて十五億の金を用意しておるようであります。——まあこの金が多いという意味でありません。最初の一石としましては、なかなかいい手が打てたと考えておるのであります。
これは総合開発の継続制度を設けられたり、その他賃取り道路の制度を設けられたり、八千五百億の予算のわくの中では非常に努力をされたあとが見えますので、相当不満はありますけれども現在の財政状態ではしかたがない、努力をされたということを感謝いたしておきます。
○菊池説明員 公園関係で、道路の予算をというお話でありましたが、予算の折衝の段階までは伺つておりませんが、賃取り道路を国立公園内に計画しておることは聞いておりますおそらく公共事業費はないのであろうと私は思つておるのであります。賃取りに道路資金を融通してもらつてやろうという計画であろうと思いますそういうものも道路局の方と相談してやつてくれということは、当時国立公園部長の方に話をいたしました。