1974-03-19 第72回国会 参議院 予算委員会 第12号
これはまた、橋がかからなかった場合、賃取り船、渡しということで道路法上の運航もしておったわけでございますが、その後道路運送法に移行されたことによりまして、現在は船でというこになっております。しかし、第二架橋のように、関門の隧道があり、また、第二架橋が終われば海の上でも国道になるわけでございます。
これはまた、橋がかからなかった場合、賃取り船、渡しということで道路法上の運航もしておったわけでございますが、その後道路運送法に移行されたことによりまして、現在は船でというこになっております。しかし、第二架橋のように、関門の隧道があり、また、第二架橋が終われば海の上でも国道になるわけでございます。
これは、免許になりましたのが大正十五年の十二月でございまして、当時、太政官布告による賃取り道路として、地方長官がこれを免許したわけでございます。供用開始になりましたのは、私どもの調べによりますと、昭和六年の七月四日でありまして、自動車交通事業法による有料道路ということでやっているわけでございます。
これは、橋がかかったから賃取り船はもう全然要らなくなるということと違いますし、くつができたからげた屋は要らないんだというようなことにはなかなかいかないのです。 いま、新潟県には大きなナイフやフォークをやっているものがあるのです。この間も議論したのです。
東京の勝鬨橋のように橋でも賃取り橋というのは有料である。これは二十八年に制定のときに担税力のあるところ、負担能力のあるところは有料制度を加味しようということで有料道路法をつくった。有料道路法をつくったから道路公団なるものができた、高速道路制度が二十八年から発足した。こういうことです。ですから、まあ県道にかかっている田中橋ですから、これは無料公開が原則である。しかし有料制度も認めておる。
もろちんそれについては原則的に申し上げて、いわゆる一般国費をここに導入する、借金だけではないのだ——公債は借金だということになると、借金になるかもしれませんけれども、やはりそういうやり方をしなければ、賃取り道路だけでは、将来の国をつくる道路というものには適当でない、かように考えておるわけであります。
それで、かりに工業を取り入れる場合においても、これはやはり協業体なら協業体の内部で取り入れて、よその工場に賃取りに行くというような形はぜひ逝けていただきたい。そうなりますと、また兼業農家のモデルをつくるような形になると思うのです。そういうことはぜひひとつなさらぬように、少なくとも自分たちの経営の内部にそういうものを考える場合には考えていただきたい、このことを特に御注文申したいと思います。
産業の開発というような点についての、いわゆる賃取り道路というのですか、公団のやるべきものがどうも計画が少ない、こういう点は特に御注意を願わなくてはならぬ、こういう意見であります。 簡単ですが、以上取りまとめて申し上げておきます。 建設省関係の三公団に関する調査は、この程度にとどめます。御苦労さんでした。 ————◇—————
そこで賃取り営業なりあるいは自動車営業なりというものを許す場合の料金は建設省できめるのでしょうが、その料金のきめ方が今度の問題になってきておるわけです。それでこれは、この料金のきめ方が、地元の商工会議所などから言わせると、想像しておったものより四十割も高い、そういうことが問題になってきておるわけですが、この料金の裁定には建設省は大体誤まりがなかったとお考えになっておりますでしょうか。
○眞鍋委員 私もちょっとわからぬところがあるので教えていただきたいと思いますが、この国道の上の賃取り営業は、まあ料金を取るということは許されるからその問題はかまいませんですが、その上にさらに自動車営業と一般自動車営業というのを許すわけになるのか、こう伺っておるわけです。
それを今度おそらく整備の措置法で料金を取ってやられるのでしょうが、この国道の上に賃取り営業を許して、その賃取り営業の上にさらに自動車営業を許す、こういうふうになるわけですか。
ところか建設省では、最近において日本道路公団法というものを立案して、今の衆議院の建設委員会に提案いたして審議いたしておりますが、その道路公団法の問題は何を考えておるかといいますと、一般の道路あるいは賃取り道路の整備拡充だというのでございまするけれども、実際はその法案に盛られた精神を自動車道路にまで及ぼしていきたいというのが、建設省の考え方だというように見られるわけでございましてそこに問題があって参議院
従ってここから莫大な、いわゆる賃取り道路みたいに金を取り上げるわけには参りません。ただ特別に施設をいたしましたところの関門トンネル、こういうような施設を特別に作った場合においてのみ金は取れる。それ以外に取ることは現状においては不可能だと思う。
なぜなれば、今富樫先生から東海道は賃取り道路にするというお話がございましたが、これはごもつともなことで、ぺーするためには金等もとらなければならぬでしようが、それがためには一切の道路を立体交叉にせなければなりません。御承知のように平野には農道から普通の里道、その他においても一里のうちに十幾つもあるようなところは方々にございます。
国民の税金で道路を直すのに、国が全部やるのに、道路費というものがありながら金利を付ける、金を貸してやれば金利を取る、従つて賃取り道路にするんだ、一般財政資金は国民の税金から金をやつて、又利子を取る、利用する人が又その料金を払うというようなことならば、道路費の予算を十分取つて十分やればいいのです。
甲乙といつたつて新道路法では一級国道、二級国道、同じ一級国道の中で、片方は一般財政資金を以て工事をする、片方は何といいますか、止むを得ず賃取り道路でやるというような考え方は、道路行政のもとに触れる問題なんです。例えばここにあるところの阿蘇登山道路とか霧島登山道路とか、高野山登山道路とかというものは観光的な意味があつて、或いは地方の財源を豊かにする意味においてもこれは了承します。
それに対する一応これを賃取り道路と考えまして、乗用車は一キロ十円というような割合で料金を徴収するにとにいたしまして、料金収入が一体どのくらい現在の交通量からあるのであろうかということを計算いたしましたのが十六頁にございます。参考資料のでございますが、昭和二十七年に今仮にこれだけの道路ができておると仮定したならば、年間八億七千九百万円の収入がある、一番左の上に新宿線について……。
○田中一君 この特定道路の整備事業特別会計を二十八年度で一般財政資金から入れておりますけれども、大体この法案を作る場合に、資金運用部資金を使うからその賃取り道路が必要なんだ、賃取り道路になるのだという御説明があつて、あの法案は通過したと考えておるのです。今度の考え方ですね。無論我々が主張したのは一般財政資金で道路整備をやれということが我我の主張です。
例えばその特定道路整備特別会計法を出しましたね、整備法を出しましたそのときには、この金はたしか二十二億でしたか借りて、賃取り道路をやり、二十八年度予算を見ますと、財政資金から二十五借出て来るんです、賃取り道路にですね。これはちよつと考え方がばらばらなんです、道路行政に対して……。
○田中一君 一つだけ聞きたいのですが、賃取り道路は、この法律ができて、あなたの希望されるように二百十億の予算が二十八年度取られるならば、賃取り道路は相当国庫負担に……せめて直轄国道だけは金を取らない、有料道路にしないというような考え方は持つておらないですか。
道路に資本を投下して、そうしてこれを有料道路、賃取りの道路にいたしました場合に採算がとれるかとれないかという問題になるわけでありますが、現在有料道路の制度は皆様がたの御協賛を得まして、各地に賃取りの橋を作つたり、賃取りの隧道を作つたりいたしております。これと同じような構想で特別な高速用に供する道路でありますので、料金を取ることによりまして採算がとれて参るのじやないか、こういうことを考えております。
去年賃取り道路、賃取り橋というような、まつたく新しい構想を考えたのもそんな点と思いますし、あるいは昨日ガソリン税を目的税化するというようなことを言われたのも、またその一つの現われだと思います。
次の道路会社の構想は、賃取り制度の継続とあわせて研究すべきではないかということで、いろいろ各方面の意見等も聞いておるわけであります。賃取り道路の問題につきましては当初一つの限度を設けておりまして、実はあまり拡張はしないような考え方で参つております。と申しますのは、やはりこれも資金の方に限度がありますので、なかなか思うようには行きかねるのでございます。
それから賃取り橋、賃取り道路までつくりましたら、あとは道路会社まで紙一重の差でありますので、全然違つた角度から新しい構想を持つていただきたい。とにかく道路ができたらいいわけでありますから、その点について御研究願いたいのであります。 それからこれは事務当局の方に伺いたいのでありますが、賃取り道路、賃取り橋というものは今後範囲を広げて適用していただけますかどうか、この点を伺いたいと思います。
次に、アメリカの賃取り道路の状況をいろいろ資料を頂きまして拜見しておるのでありますが、あのアメリカの賃取り道路の実例として取上げられておりますものは、むしろ主として日本の自動車道に該当するものがまさに多分に含まつておるのではないか。そして、名前を見ておりますと、純粋の遊覧道路が非常に中に含まつているようにも考えられる。
それで私は必ずしもできるできないということが私の本当の中心の問題ではないのであつて、できなかつた場合にどういうふうにお考えになるのか、更に期限を延ばし、その期限内に償還できなければ又延ばすということにして行くと、現在の一般の自動車道と殆んど変りないことになる、まあ交通の種類は違いますけれども、一般自動車道と同じようなことになつて、殆んど半永久的にこの公共機関という道路を賃取りにするという結果になるわけであります
十五日は午前十時から建設、運輸連合会、賃取り道路の審議をいたしたいと思います。それから午後は経安と建設、通産連合会で電源開発の審議をする。十六日は午前休みまして、午後経済安定と国土総合開発法の連合会を開く。十七日は午前十時から運輸と連合で賃取り道路をやる、それから午後は電源開発をやる。それから十八日は午前住宅公庫の説明を聞きまして、午後電源開発の連合会を開く、こういうふうにお願いしたいと思います。
今観光部長が申述べましたごとく、現在道路がある所を非常にシヨートカツトで行くとか、例えば山を迂回せねばならん場合比較的短い隧道を掘鑿してそうして矩距離に平坦な道路で通過ができる、或いは又河川のために迂回しておるところを最も短距離に橋梁を架設したために通路ができる、こういつた場合に賃取りというものが適切だと自分は考える。
○説明員(間嶋大治郎君) 道路整備特別措置法によりまして、現在建設省で賃取り道路の計画をいたしておるのでありますが、これにつきまして実は建設省の担当官とも会合しまして、いろいろ打合せをいたしたこともございまするが、今お話のような点につきまして、実は私どものほうと必ずしも意見が一致しないのであります。
○岡田信次君 もう一つお尋ねいたしたいのは、政府から道路整備特別措置法というのが提出されておつて、賃取り道路とかいうことになつておるのですが、どうも天下のハイウエイを賃取り道路というのはおかしいので、むしろ観光地域とか、観光とかいうようなことで料金をとるのならいいのですが、これに対して観光を担当しておられる間嶋さんのお考えを一つ伺いたいのです。