1986-03-24 第104回国会 衆議院 大蔵委員会 第9号
○上田(卓)委員 この業界は非常に零細な、また多くの関連下請企業あるいは賃加工業者の外注によって成り立っておる、こういうことでございまして、たとえこの業界団体、皮産連がいろいろな技術開発とかあるいは新製品の開発を行ったとしても、やはりその成果を個々の地域全体のものに波及させるという手だてがなければだめだ、こういうふうに私は思っておるわけでございまして、そういう意味で、そういうものの成否はやはり人材の
○上田(卓)委員 この業界は非常に零細な、また多くの関連下請企業あるいは賃加工業者の外注によって成り立っておる、こういうことでございまして、たとえこの業界団体、皮産連がいろいろな技術開発とかあるいは新製品の開発を行ったとしても、やはりその成果を個々の地域全体のものに波及させるという手だてがなければだめだ、こういうふうに私は思っておるわけでございまして、そういう意味で、そういうものの成否はやはり人材の
この中で、産元等と賃加工業者との取引関係、資本関係、こういったものを十分把握するということをいたしまして、こういった実態把握を前提といたしまして計画承認の段階においてチェックをするということを考えております。
○政府委員(栗原昭平君) 先ほどもお答えしたところでございますけれども、なかなか具体的なケースに即しませんと、具体的な解決の案というものを申し上げにくいわけでございますが、いずれにいたしましてもグループである小規模企業者に過重な負担を課することのないような配慮というものを念頭に置きまして、グループの中におきまして適正なメリットを賃加工業者、小規模企業者が受けられるような、そういった形でのチェックというものを
そこで産元あるいは親機等と賃加工業者との取引関係あるいは資本関係といったものを十分にまず把握する、そうしてこういった実態把握を前提にいたしまして、それぞれチェックをいたしたいというふうに考えております。内容の方向といたしましては、この計画の内容が、この法律に基づきます基本指針に照らして適切であるか否かというのが、判断の基準になろうかと考えております。
——工賃の切り下げの問題についてですが、先ほど工賃の切り下げについては撚糸あるいはネーム業者等々の具体的な事例をあげましたけれども、鹿島の織布業、これは賃加工業者ですが、この実態についてもまさに同じなわけです。 一例をあげますと、私が聞いたある業者、これはアセテートの自生地を織っておった業者ですけれども、織機の台数が十八台、これは大体鹿島の平均のようです。
いろいろとこの構造改善計画の中に書くことになっておりますが、そういった場合賃加工業者は対象にならないのかというお尋ねでございますが、今回の構造改善におきましてはやはり新商品、新技術の開発というのが中核的なテーマになっております。
それからお尋ねになりました染加工の賃加工に対しまして、これは当然染業者は単なる賃加工業者であつて、ただ指定された柄、指定された色、指定された型に染めるだけでございます。その間の一切の負担は販売をいたしまするところの商社が負担をいたします。従つて千分の三の恩典は取扱商社に渡されて然るべきだと、こう私は考えます。
○白井勇君 今のこれは、この前もちよつとお尋ねしたのですけれども、大体精麦の場合ですと、製品二十キロにつきまして大体八百円、ところが原麦でありました場合、今のお話のように、できるだけもよりの駅まで持つて行くというお話ですが、これがその賃加工業者なり、精麦業者に委託されるわけですな、ないところは……。
法律案にはいろいろうまくうたつておりますが、こういう点においてこの法律案が発効した場合に、実際は賃加工業者が犠牲になる、こういうような実情が石川県の小さな地域内に起つて来る可能性がある。今私どもが申しましたような実情から、資金面においても、原料面においても、つくつた物の面においても、ほんの一握りの大きな問屋筋に押えられている。
○政府委員(原田富一君) 現在工業用の主として曹達、これには安い、一般の食料用は大体その中でも食料用の賃加工業者には多少安いと思います。これは現在の段階といたしましては、一應今後も大体の傾向としてはそういうことでやつて行きたいと思つておりますが、なお今後の問題はよく檢討いたしたいと思います。