2002-11-05 第155回国会 衆議院 法務委員会 第4号
また、かつての話で極端かもしれませんが、米価闘争のときもすごい運動でしたし、賃上げ春闘も活発でありました。私は、十分、二十分あるいは一時間、時間を短縮するために数百億、数千億のお金をかけてたまにしか車の通らない赤字の高速道路をつくるよりは、この司法改革を着実に進めていただくことの方がはるかに国民のためになるということを強く信じているということを申し上げ、次の質問に移ります。
また、かつての話で極端かもしれませんが、米価闘争のときもすごい運動でしたし、賃上げ春闘も活発でありました。私は、十分、二十分あるいは一時間、時間を短縮するために数百億、数千億のお金をかけてたまにしか車の通らない赤字の高速道路をつくるよりは、この司法改革を着実に進めていただくことの方がはるかに国民のためになるということを強く信じているということを申し上げ、次の質問に移ります。
たとえば賃上げ春闘で、私鉄と国鉄が同じようにストライキをやったとする。片一方の私鉄は、賃金が妥結したらスト解除、ああ御苦労でしたで終わる。市民の皆さんも国民の皆さんもそれで納得する。こっちの方はストライキ権がないから、ストライキをやった、けしからぬといって処分が出る。処分が出るから処分反対闘争をやらなきゃならぬ。そして、これまた紛争になる。三十数年間の国鉄職場の荒廃はそこにあると私は思う。
まず、在来春になりますと賃上げ春闘、そしてスト、それに対する処分ということで、非常に国民に迷惑をかけてまいったのでございますが、三木内閣ができましてから、三木総理も従来のようなやり方で果たしてどうだろうかということを組合側にも呼びかけをいたしましたし、また政府部内におきましても、変わった新しいかっこうで、こういう問題は処理すべきではないかという非常に強い意欲を示してきたわけでございます。
そういう意味では、特に当面、三木内閣が春闘に対して、従来のように、労働者の賃上げはインフレを突き上げていく大きな力なんだということは、いまずっと客観的にいろいろな論議を聞いておりますと、労働者の置かれておる現状、去年からことしにわたってのいろいろな統計、こういうものから見まして、労働者の賃上げ、春闘というものはインフレを突き上げていく要因なんだという一方的な言い方は、いたずらに政治、社会の情勢を混迷化
しておるものもございましょうが、先ほど来申しますような上昇要因というものを考えますときに、これはもはや物価対策は済んだと、公共料金対策もゆるめてしかるべき時期だというふうに考えてはならないと、こういうふうに私どもは考え、また、今後そのような施策をいろいろ取りかえて採用した場合には、それが物価なりあるいは企業の活動なりあるいは労働関係なりさらには経済成長などにどのような影響を及ぼすか、さらにひいては明年にわたって賃上げ、春闘
○川俣委員 ことしの賃上げ春闘ももう時期的に遠くなりつつあるわけですが、ただ残っているのは中央では政労協、地方では、民間では岡山にあるバス営業の中鉄バスであります。そこで私は後者の岡山のバス営業の中国鉄道、通称中鉄バスの争議について、せっかくの機会でございますからお伺いしますが、争議交渉が枯渇してからかなり月日がたっております。