1995-02-21 第132回国会 衆議院 規制緩和に関する特別委員会 第3号
したがいまして、今御指摘の点につきましては、これは経済専門家の間ではさまざまな議論があることは承知をいたしておりますが、一面的に円高、これを進めることが日米の貿易黒字解消の道であるというふうに短絡的に決めつけることは、やっぱりいかがであるかというふうに私も考えております。やはりさまざまな意見というものを十分踏まえた上で国の方策というものは打ち立てるべきではないか、こう思います。
したがいまして、今御指摘の点につきましては、これは経済専門家の間ではさまざまな議論があることは承知をいたしておりますが、一面的に円高、これを進めることが日米の貿易黒字解消の道であるというふうに短絡的に決めつけることは、やっぱりいかがであるかというふうに私も考えております。やはりさまざまな意見というものを十分踏まえた上で国の方策というものは打ち立てるべきではないか、こう思います。
紛れもなく日本の貿易黒字解消問題が大きな問題になる。それはイコール内需拡大政策の問題に要求をされることが決まっていると思うのですけれども、最も常識的な今の置かれている状況だと思うのですが、何か財務長官と会ったり大統領と会って慰め合って帰ってくるだけの問題ではそれは……。
○森暢子君 これまでの輸入自由化のいろいろな現状と貿易黒字解消交渉のそういう経緯なんかを見て、仮に米の輸入が自由化されましたらこれまでの学校給食用の政府米、国内米に対する補助も困難になるのではないかという心配もありますし、また給食用の米も入札などの手続によって調達しなければならないのではないかという不安もあったり、また安い価格の外国米が学校給食の中に使用されるのではないか、そういうことも考えられます
だから、これをなくすことが膨大な貿易黒字解消の最も重要な施策になるのではないかと考えます。 一九八九年の数字で見ましても、製造業で日本の労働者の年間総労働時間は二千百五十九時間、これに対しアメリカは千九百五十七時間、ドイツは千六百三十八時間と、日本の労働時間の長さは際立っております。
しかも、これが貿易黒字解消につながらないばかりか、アメリカの圧力に新たな根拠を与える対米従属の屈辱的な法案であるからであります。
そもそも我が国の今回の地価暴騰といいますのは、アメリカに対する貿易黒字解消のための内需拡大策に迫られ、民間資本に都市開発に積極的に参加させようと、さまざまな規制を緩和したりあるいは国公有地を民間へ払い下げたり、そうしたことによって始まったわけであります。つまり対アメリカの関係で始まったと言っていいと思うのであります。
また、構造という基本的問題は短期間では是正できるものでもないので、今度の構造協議で米国議会が満足しないことは明白でありますが、中間報告にも見られるとおり、さらなる努力を求めていると思われるので、米国側の視点の違いに対する譲歩が求められているところですが、同盟国の立場として、どこまで妥協点を求めていけば解決するかの見通しに関しまして、単に貿易黒字解消という方法をEC並みのマイナス十五億ドルに右へ倣えをすることは
御承知のように、日本の貿易黒字解消努力も着実に効果が出てきているということは申すまでもありません。経常黒字が一九八六年の時点で対GNP比四・二%をピークにいたしまして急速に減少傾向を示しているのは、御承知のとおりであります。去年の十月から十二月期で見ますと、これが対GNP比一・三というところまで来ているわけであります。
農業が単なる経済合理性や貿易黒字解消の視点から論じられてはなりません。一定水準の農畜産物の自給が国民の生活安定の基礎条件であることは多言を要しません。さらに、米作を中心に農業が地域経済を支え、治水保水の役割を果たし、金目でははかれない重要な産業であります。
総合経済対策は何ら効果をもたらさないであろう、なぜなれば財政的出動を伴わない総合経済対策であってはこれは何ら効果がないのだということを再三申し上げたわけでございますけれども、その会議録、ここにも残っておりますけれども、経済的措置に欠けておる今回のこの総合経済対策は何ら効果がないのではないかということを私、質疑の中で申し上げているわけでございますけれども、その結果、やはり具体的に何ら内需拡大あるいは貿易黒字解消
もうそれはほんのわずかじゃなかろうかというふうに考えるわけでありますが、カリフォルニア米の実態、そして我が国がもしも輸入可能だとするならば、その数量、そして金額、果たして貿易黒字解消にどのくらいの貢献度があるのか、こういうことについてひとつお聞かせをいただきたいと思います。
貿易黒字解消、国際的な孤立化を避けなければならないこの時期にこの事業を選ぶ理由は、対外的な見てくれのものであると言われてもいたし方ないではありませんか。 私は、重ねて、このような偏った事業はその実施を見送り、国民大衆に利益を及ぼす内需拡大政策を実行すべきであると強く主張をいたしまして、反対の討論を結ぶものであります。(拍手) —————————————
また、政府は、貿易摩擦解消のため、アクションプログラムを宣伝しておられるが、中身に乏しく、貿易黒字解消の切り札にはなり得ません。市場を開放することは、国内の既得権益に鋭くメスを入れることで、政府は、その分野の犠牲を求める勇気をお持ちでありましょうか。
ある都市銀行の調査では、一ドル百五十円ぐらいでないと黒字は解消しない、こういうふうに言っているわけでございますが、当局はどの程度が貿易黒字解消の見地から見た場合の数字であるというふうにお考えになっていらっしゃるのか、その点をちょっとお聞きしておきたいと思います。
したがって、貿易黒字解消のためには、米国に対しまして高金利、ドル高の是正等を主張していきますとともに、我が国としても内需の拡大あるいは節度ある輸出とか経済協力の拡大等を総合的に実施することが大切であると実は考えております。
この貿易摩擦の問題を解決するためには、いろいろと議論はされておりますけれども、内需の拡大あるいは外需依存からの脱却、これが基本となろうと思いますけれども、先日、日銀総裁は、内需の拡大で黒字が減ると考えるのは非現実的であると、このように講演されたと報道されているわけですが、そこで総裁にお尋ねいたしますけれども、総裁はこの貿易黒字解消のための具体的な方策は何であると考えられていらっしゃるのかお聞きしたいと
農畜産物の輸入自由化をしても貿易黒字解消は焼け石に水であるのに対し、農業が受ける打撃はまさしく壊滅的であります。二十二品目を完全自由化した場合、それによって生み出される対米貿易黒字の解消はわずかに七、八億ドルにすぎないとされているのがそれであります。また、農業が受ける打撃は、二十二品目を自由化した場合、例外的な若干の物を除き大部分が壊滅的打撃にさらされるのは必至であります。