1982-04-13 第96回国会 参議院 外務委員会 第5号
だから私どもの今日の貿易趨勢から見て、このインバランスというものがそう簡単に私は解決する問題ではないんだ、また先般の江崎調査団の際にもアメリカ側はインバランスというものは直ちに解消できるものとは思っていない、こういうことをはっきり言っているんですね。
だから私どもの今日の貿易趨勢から見て、このインバランスというものがそう簡単に私は解決する問題ではないんだ、また先般の江崎調査団の際にもアメリカ側はインバランスというものは直ちに解消できるものとは思っていない、こういうことをはっきり言っているんですね。
一、貿易趨勢より見たる本制度の有効性の再検討、二、危險率及び料率を初め、独立採算制についての計数的な質問、三、危險の範囲について特にバイヤーの破産やその長期に亘る支拂遅延などが除去される理由、四、航路変更その他による危險の規定を要せぬ理由、五、保險の対象物を手形から輸出契約に変更した理由、六、審議会の構成メンバーの予想、七、本制度の将来の強化発展の方途というような質問がございまして、政府側からそれぞれ
一昨年末、英國がポンドの自由交換停止をいたしましたので、世界の貿易趨勢は物々交換國家主義的な立場においてなさるべきものであるとの意見が経済評論家の間に散見せられましたが、これは当時藏相ドールトン氏が、これはハード・カレンシー國からの輸入超過と、ソフト・カレンシー國への輸出超過の調整をなすため止むを得ざる措置であるという弁明をいたしましたが、果せるかな、数日前の新聞を見まするというと、佛國において開催
先般英國がポンドの自由交換停止をいたしましたので、やはり今後の世界の貿易趨勢は物々交換、国家主義的立場においてなさるべきものであるとの意見が経済評論家間に散見いたすのでありますが、これは英國の藏相ドールトン氏がみずから言つておりますように、ハード・カレンシー國からの輸入超過とソフト・カレンシー國への輸出超過の調整をせんがために止むを得ず採つた措置であつて、決してこれを長期の貿易政策とするのではない。