1965-05-12 第48回国会 衆議院 外務委員会 第20号
○穗積委員 日本政府もまた貿易問題の目標というものが貿易を拡大することであるといまおっしゃったわけだが、そうであるならば、そのためにはいまの貿易融資の一方法として輸銀の問題というのは重要なんです。しかも、これを外交的に政治的にからませないであっさりと理解すべきものだとあなたはおっしゃった。そうであるなら、なぜ一体中国に対してのみ輸銀が使えないのか。あっさり使ったらいいじゃありませんか。
○穗積委員 日本政府もまた貿易問題の目標というものが貿易を拡大することであるといまおっしゃったわけだが、そうであるならば、そのためにはいまの貿易融資の一方法として輸銀の問題というのは重要なんです。しかも、これを外交的に政治的にからませないであっさりと理解すべきものだとあなたはおっしゃった。そうであるなら、なぜ一体中国に対してのみ輸銀が使えないのか。あっさり使ったらいいじゃありませんか。
例えば三月にはアウスフユール・クレジツト・バンクが設立されまして、これは大銀行のコンリチアムでありますが、三億マルクの金を動員して南米等D/P、D/A等の後払い条件を必要とする国々に対する貿易融資の金融機関として設立しておるのであります。