2000-03-15 第147回国会 参議院 財政・金融委員会 第4号
外貨の準備あるいは貿易、経常収支はすべてプラスである、順調である。そういう経済は、国民にそれだけの貯蓄があるならばそれだけの債務というものは別段心配することはないではないかと申しますか、ちょっとそれは語弊がありますが、国の経済としてはこなせる性格のものではないかという議論はいつも片側にあるわけです。
外貨の準備あるいは貿易、経常収支はすべてプラスである、順調である。そういう経済は、国民にそれだけの貯蓄があるならばそれだけの債務というものは別段心配することはないではないかと申しますか、ちょっとそれは語弊がありますが、国の経済としてはこなせる性格のものではないかという議論はいつも片側にあるわけです。
昨今の貿易、経常収支の黒の伸びは、対前年同月比あるいは三カ月比、大体同月比できているわけでありますが、御指摘のとおり出ております。これは米国が未曾有の好況に恵まれておりまして、輸出が振興しておることの事実は認めます。
二年目が終わるというところでありますけれども、その前の計画というのは、九一年度からのやつが四百三十兆、今六百三十兆ですか、二百兆ぽんとふえたわけで、これについては先ほどの御説明では、いわゆる外圧によって公共投資というか内需拡大というためにこれをふやさざるを得なかったわけではないというお話であったんではありますけれども、これはもう一般的にはやはり外圧といいますか、かなり日本の貿易経常収支が大幅な黒字を
また、これは社会資本の基本計画にも関連をいたしますが、投資と貯蓄のアンバランス、これが経常収支の日米の大きな格差につながっているということで、公共投資基本計画の策定を求めたのではないかと思いますが、その際、日本側は、アメリカの財政赤字また貿易・経常収支の赤字、双子の赤字についていろいろと注文をつけたわけであります。そういう状況でございますが、平成二年からもう七年たったわけでございます。
それから、今回の総合経済対策によって経済見通しの達成がどうなるか、あるいは、いわゆる貿易経常収支の黒字等々をどう見るかというお尋ねでございました。 今回の、昨年三月以来の施策、あるいは昨年八月にも総合経済対策をいたしました。それを受けましての五年度の予算であるわけでございますが、公共投資は確かに高い水準にございます。
一体この構造協議というのは何だろうかということですが、既にもうお話ありましたように、経緯からすれば、日米間に多額の貿易経常収支のインバランスがある、これはもうどうしようもないのでいろいろの手を講じなきゃならぬというので、いろいろなことをやってきた。いずれもどうもなかなかはかばかしくいかない。
時あたかも六十三年に、前川レポートのとき初めて日本の貿易、経常収支黒字のGNP比というものが問題になった。当時は二%台にいよいよ来た。その後は四・数%になったのですから、これはマクロで見たって大問題だ。そこへもってきて、GNP比二%超えているところで大問題なんですから。御承知のように、一%超している間は二国間で対処できるんです。
さらに貿易経常収支の問題についても精緻でないために、ちょっとトーンとしてはわかるんですけれども、正確な理解ができないということ。さらには貿易動向ということになりますと、国別にということになりますが、特に我が国との関係は一体どうなんだということを聞きたくなるというような問題ですね、こんなところがあります。
経済企画庁にお尋ねをしたいと思いますが、今審議しておるこの法律案は、提案理由にもありますように「内需拡大の要請にこたえる」という、こういう内外の要請にこたえるための法案でございますが、政府としても去る五月二十九日に公共投資等の拡大及び所得税等の減税先行による緊急経済対策を発表をして、今回のこの審議の法案もその一環であるわけでありますが、その結果、我が国の経済の状況は景気も非常に拡大基調、あるいは貿易経常収支等
例えば、アメリカの貿易経常収支赤字の増大と日本、西ドイツの黒字の累増、危険的な水準にありますね、もう危機的な水準にありますね。アメリカが純債務国に転落してから、今や二千五、六百億ドルの債務があるということでございますから、ブラジルやメキシコの比しゃありませんよね。
第一の問題は、まさに本質的な問題でございまして、日米間の巨額の貿易の不均衡並びにアメリカ自身の対外的な不均衡、日本に限らず諸外国に対して千四百億ドルの経常収支の不均衡を有しておるということ、それから日本自身が米国のみならず諸外国全体に対して非常に巨額の貿易経常収支のプラスを有しておるということ、八百六十億ドルでございますが、その非常に本質的な問題があるわけでございます。
したがいまして、先生御指摘のように、貯蓄課税というようなものについての変更があった場合に、さらにそれが経常黒字にどうなるのかという問題については、私ども我が国の大幅な経常収支の黒字というものは、むしろ昨年までのドル高であるとか、あるいはアメリカの経済の拡大の問題であるとか、あるいは一次産品の価格の低迷の問題であるとか、こういうところに大変大きな要因があると考えておりますので、税制の改正の問題が直ちに貿易経常収支
一方、我が国の貿易・経常収支はなお大幅な黒字を続けております。 したがって、対外不均衡の是正に努めつつ、引き続き、インフレなき安定的成長を確保していくことが、経済政策運営上の最重要課題であると考えております。 対外不均衡につきましては、世界経済の一割を占めるという我が国経済の地位にかんがみ、調和ある対外関係を樹立し、我が国が中長期的に発展を維持するためにその是正が不可欠であると考えます。
〔議長退席、副議長着席〕 また、竹下大蔵大臣は財政演説で、「我が国の貿易・経常収支は、」「米国を中心とする世界景気の回復を主因として大幅な黒字を続けており、諸外国では、我が国に対しその不均衡の是正を求める声が高まってきております。」
ただ、恐らくおっしゃいますのは、その上に今度はいろんな指標を参考にして話し合いするそうだ、そうなりますと、貿易収支、経常収支も当然入るでございましょうし、インフレ率も入れば失業率も入れば、貿易経常収支を二つに計算すればおよそ十ぐらい指標がございます。
○国務大臣(竹下登君) なかなかわかりやすく御説明申し上げる山田さんほどの話術も持っておりませんが、まず対外経済摩擦の解消というものは、これは何としても大幅な貿易経常収支の黒字があるから、したがってこういう摩擦というものになった。そこで、貿易経常収支の不均衡は何であったかと言えば、一つはやはりドル高ということがあったでございましょう。
ここ数年、我が国の貿易経常収支は、米国の財政赤字に基づく高金利等を原因とするドル高や、一次産品価格の低迷等を背景として、大幅な黒字を続けております。この不均衡を是正するためには、基本的には国際的な経済環境の変化が必要であると考えられます。
そのために貿易経常収支は外国とトラブルが絶えないほど黒字である。そして、幸いなことに物価はこの何年かは著しく安定しておりますね、二%前後ということで。逆でありますので、日本の国際競争力を調整するために多少生産コストが上がってもいいんじゃないか。それによってインフレになるかならぬかであります、もちろんインフレの要因でありますけれども。 日本というのは、とにかく貯蓄率が高過ぎる。
そうなりますと今度は、しかし日本はそれだけではいけません、これだけの貿易、経常収支の黒字は、やはりもっと市場をオープンにしたり内需政策をとったり、これもしなければならぬと思いますという附属文書も私は私なりに出しました。それも確認し合ったわけでございます。 それからいわゆる俗称協調介入が始まるわけでございます。それで急速に円高基調がずっと定着してきた、こういうことになりました。
ここ数年、我が国の貿易経常収支は、米国の財政赤字に基づく高金利等を原因とするドル高や、一次産品価格の低迷等を背景として、大幅な黒字を続けております。この不均衡を是正するためには、基本的には国際的な経済環境の変化が必要であると考えられます。
ここ数年、我が国の貿易、経常収支は、米国の財政赤字に基づく高金利等を原因とするドル高や、一次産品価格の低迷等を背景として、大幅な黒字を続けております。この不均衡を是正するためには、基本的には国際的な経済環境の変化が必要であると考えられ、私としては、このため国際的な協調行動をとるべく努力してまいりました。