1978-05-09 第84回国会 衆議院 本会議 第29号
米国は、今回の訪米に当たって、一月の牛場・ストラウス共同声明における第六項、すなわち関税水準の同等化が貿易均衡化に不可欠だとして、日本の追加譲歩を改めて求めたと言われています。
米国は、今回の訪米に当たって、一月の牛場・ストラウス共同声明における第六項、すなわち関税水準の同等化が貿易均衡化に不可欠だとして、日本の追加譲歩を改めて求めたと言われています。
先日ある新聞の報ずるところによると、ストラウス代表は一日のアメリカの上院財務委員会国際貿易小委員会の公聴会で、経常収支の黒字幅減少について、七八年で五十億から六十億ドル削減し、今後二、三年で均衡化されると、これを明らかにしつつも、これはあくまで日本側の意図であり、米国としては貿易均衡化には八年かかるという見通しを持っている、こう述べたという報道があります。