2016-12-05 第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第12号
以前は検疫所で安全性が確認されるまで留め置いていたのですが、近年、貿易優先の考え方が重視されて、今後TPPによって更にグローバル企業の利益が拡大されることが重視されれば、消費者の健康や権利というのは後回しになりかねないということになります。
以前は検疫所で安全性が確認されるまで留め置いていたのですが、近年、貿易優先の考え方が重視されて、今後TPPによって更にグローバル企業の利益が拡大されることが重視されれば、消費者の健康や権利というのは後回しになりかねないということになります。
TPPはこのWTO以上に貿易優先ですから、こういった論理に今後も日本も影響を受けかねないというふうに感じております。 ISDについては、さまざまな分野でそれぞれ影響を及ぼすんじゃないかというふうに思いますけれども、食の問題は、政府の説明によると、ISDの問題にはなじまないというふうなQアンドAあるいは担当者の説明があるんですけれども、私はそうは思わないんですね。
つまり、死者が何%出るかということを考えたときに、貿易優先の論理、貿易によって利益を上げる論理と、その死亡率が高いか低いかというのを比較考量しまして、いろいろ問題があるかもしれないけれども、利益が拡大して国が豊かになるんだから貿易優先にした方がいいんじゃないかというのが前面に出てくるという話なんですよ。
TPPの情報公開について、政府の対応がこの間も全く後ろ向きだというふうに言われているんですけれども、二〇一五年のTPA法案は、正式名称が二〇一五年超党派議会貿易優先事項及び説明責任法というふうに、TPPの情報公開、すなわち説明責任が法案の表題にされています。
○穀田委員 超党派議会貿易優先項目・説明責任法、なかなか通商というのを言いたくないようですけれども、まあ、いろいろあるんでしょう。 私は、きょうは、そのために現物を、もう少しでかいですけれども、持ってまいりました。
○佐藤政府参考人 先般、米国議会、上院、下院に提出されましたTPA法案の名称でございますが、二〇一五年超党派議会貿易優先事項及び説明責任法案であると承知しております。
直訳すると貿易優先事項・説明責任法。つまり、議会がこれを優先すべきだ、それをちゃんと国民にも議会にも説明するんだぞ、そういうニュアンスが相当出てきた。それで、それが素直に法律の名前になっている。
国際社会は、環境破壊を軽視し貿易優先の視点を変えなければならないと考えております。 しかしながら、現実のWTO水産物交渉では、五月に提示されたジラール議長のモダリティー要素案が水産物を関税撤廃分野に入れていることに見られるように、水産業に対する配慮は全くありません。水産資源はしっかりと管理しなければ枯渇することがわかっていないのでしょうか。これは、我々にとって絶対に受け入れられません。
さらに、来年から始まるWTO交渉をにらみ、何でも自由貿易優先とはいかないとの見解から、食品については、安全が確認されるまで、予防的措置をとるようにするべきだと述べたと報じられています。 我が国は、バイオテクノロジーの最先端を走る米国と違って、遺伝子組み換え食品に対する抵抗感が強く、消費者を中心に表示を求める動きが広がっています。
日本の生産物をもっと増大化させて、そしてガットのこのような農産物、食品添加物、農業、そのようなものが含まれた貿易絡みのこの協定、国民の健康より貿易優先の協定には絶対合意をしていただいては困るということを切にお願いして、私の陳述とさせていただきます。 よろしくお願いいたします。
がありませんのでなんですが、このコーデックスの委員会で審査する、こういうことをアメリカも主張しておるわけですが、アメリカ自体が二十八名の代表を送り込んでいるけれども、やはりその中には多国籍企業の職員とか化学産業の利益代表もかなり入っておるし、日本の場合も、八名のうち食品添加協会等初め、いろいろなそういう関係の会社の駐在員が入っておる、こういう状況がありますし、どうしても人間の食糧の安全性というよりも貿易優先
そのツケを日本農業に転嫁させようとすることについてはわが党は基本的に反対であり、同時に、貿易優先政策や黒字減らしで、これによって農産物の過剰な輸入、そのうらはらには国内において縮小合理化、メニュー化あるいは減反減産政策を強行する、これはわれわれとしてはどうしても納得ができない。あくまでも残存輸入制限品目である農産品の二十二品目はぜひひとつ守り貫き通してほしい。
生産費所得補償といいながら、その算定基準はその場その場でネコの目のように変わり、貿易優先の小麦の輸入増加でつくられた米過剰の責任を低米価という形で農民に押しつけられたのでは、怒るのも当然であります。
そして貿易優先ということが全国策を貫くように、一つ皆さんの声を大にしていただきたい。経団連や商工会議所に皆さんの意見は通っておりません。ごく少数の独占財閥だけの意見によって動かされる日本であるならば、三千万くらいの人口ではそれでいかれます。しかしあとの五千万の人口はそういう世界から離れてしまう。
貿易優先の立場をとり、国際的な視野においてということになりますならば、残念ながら——これはあなたと議論をする意味ではありませんけれども、少し期待がはずれた気がしてまことに遺憾です。しかし、これ以上この問題を追及しても仕方がありますまい。そこでその問題は党と党との政策の問題で今後各面で大いに争うことになると思います。
貿易優先と言つております。またさらに朝鮮事変以後の輸入につきましては、非常に大切でありまして、輸入によつて物資を豊富にすることによつてインフレを防ぐということが、今最も緊急でありますにかかわらず、輸入事務が複雑で、実際の輸入業者といたしましては、四通も五通も同じ書類をつくらなければならないといつたようなたいへんな手数をかけさせられておるような現状であります。
貿手の割引すらできないような状態にしておいて、貿易優先だと言う。私は一、二の例をあげたので、例をあげればいくらも持つておるのでありますが、とにかくそういう状態でありまして、今御両君がお述べになりましたようなことは、私は八千万の国民は納得しておらぬと思うのであります。ですから裏があれば裏を聞かしていただきたい。速記をとめてでもけつこうであります。
御承知のように、日本としましては現在貿易振興、貿易優先主義であります。従いましてなるべく日本においては生産のコストを下げて国際貿易競争に勝つというふうにしなければならぬことは申すまでもないのであります。ことに最近におきまして南方その他におきましては、各国の競争が相当はげしくなつて来ておる。
なぜならば物を中心として考えられた割当配給であるとか、そういうようなことを重点として日本経済を——先ほどアウタルキーという言葉をお出しになりましたけれども、私は決して日本経済がアウタルキー的にとは申しませんけれども、ともかくも海外と取引をするということが、さほど強い力を持たなかつた、こういう時期において考えられたことと、今日のようにだんだん海外貿易が盛んになつて来て、特に今日におきましては貿易優先というような
しかも、この法案によれば、輸出自由の原則をうたいながら、協定国との特定貿易優先主義、輸出品目の許可制度、支拂い方法の許可制度、名目はそういう名目をつけております。しかしながら、そのことによつて、事実上は中国、ソビエト、そのほかの未開拓市場に対する日本の貿易は、事実上禁止される方向に向つておるではないか。
これは大工業復興、あるいは貿易優先に急なるのあまり、農村のごときを軽視する傾向のある民自党の性格を、不用意に政務次官が露呈したものと私は断ぜざるを得ないのであります。今農民はこの食糧の輸入の問題につきましてきわめて深い関心を持つております。おそらく日本農業の将来を決定する重大な問題であると信ずるのであります。
国際経済の体制が変化いたしますとともに、わが国の経済体制もかわつて来るというようなところまで、だんだん日本の経済活動はかわつて来たということを自分は考えておりますので、こういう意味から見ましても、たとえば貿易優先というような言葉も使つておりますが、今後の日本の貿易は、かりに輸出の点においても輸入の点におきましても、そこに、その輸出なり輸入なりに合理性が持たれて来るだろうということは、これは最近この国会