2017-02-14 第193回国会 衆議院 予算委員会 第11号
麻生副総理、とりわけ自動車産業で働く方々がばかを見ないようなフェアな貿易づくりに対して、今回のハイレベル経済対話、ペンス副大統領との三十分間の会話の印象も含めて、どういうふうな姿勢で取り組まれるか、その決意を伺いたいと思います。
麻生副総理、とりわけ自動車産業で働く方々がばかを見ないようなフェアな貿易づくりに対して、今回のハイレベル経済対話、ペンス副大統領との三十分間の会話の印象も含めて、どういうふうな姿勢で取り組まれるか、その決意を伺いたいと思います。
その後、私がブラジルで開かれた列国議会同盟の会合に出席したときには、経済よりも環境優先の貿易づくりのルールをということが最終合意文書に出てまいりました。貿易をめぐる状況というのは大きく変わろうとしているというぐあいに私は思います。また、この間のAPECでは村山総理が、二〇一〇年の自由化と関連して、農業を工業と同一とするのはそれはよくありませんという意味のことをおっしゃっております。
まず、ガット・ウルグアイ・ラウンド交渉でございますが、このウルグアイ・ラウンド交渉は、一九九〇年代の新しい貿易づくりの最終合意を目指して行われた新多角的貿易交渉である交渉でございまして、農業分野を中心とした対立が解消しませんで、交渉を中断し、改めて来月以降ジュネーブで交渉を再開することを決めて閉幕いたしました。
いずれにいたしましても、私どもとしましては、アクションプログラムに示されておることに従いまして、ガット農業貿易委員会、ここにおきまして、新たな貿易づくりというものに対し積極的に私どもも参加しながら今論議しておるところでございますから、そういう中でガットの新ラウンドの進捗、こういうものを見きわめながら、我々はどう対処するか、そしてそれによって我が日本の農林水産業というものがどんな影響を受けるのか、こういうことを