2005-04-07 第162回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
それで、決済システムの安定を確保する等の目的として、言わば金融機関に対する最後の貸手機能の発揮といったような日銀の業務、これを適切に実施するためにこれを行っていると、こういうことでございます。その際に、銀行等の財務の健全性を確認しつつ、特に流動性のリスク、こういったことを中心にリスク管理の状況について調査するものというふうに理解をいたしております。
それで、決済システムの安定を確保する等の目的として、言わば金融機関に対する最後の貸手機能の発揮といったような日銀の業務、これを適切に実施するためにこれを行っていると、こういうことでございます。その際に、銀行等の財務の健全性を確認しつつ、特に流動性のリスク、こういったことを中心にリスク管理の状況について調査するものというふうに理解をいたしております。
○参考人(稲葉延雄君) 日本銀行の考査に関しましては、先ほど金融庁の方からのお話もありましたが、決済の安定の確保を通じまして信用秩序の維持に貢献すると、こういう役割になっておりまして、その際に、その必要に応じて最後の貸手機能等を適切に発揮する、そのための手段として考査を活用してきているということでございます。
幾つか持ってまいりましたが、一つは、エコノミスト、ことしの四月二十二日号、田尻嗣夫さんの文章ですが、 日銀資金の投入は文字通り中央銀行の「最後の貸手機能」を緊急発動する最後の最後の手段であって、民間金融界の資金支援をまとめるための呼び水であったり、金融当局の将来的なコミットメントを担保するものであってはならないはずである。