2012-06-20 第180回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
現状では貸し館公演などが中心となっております。これまで、主にいわゆる施設、箱物の整備が先行してまいりました。 しかしながら、実は地方の文化予算というのは、平成五年度がピークでございまして、九千億を超えておりますが、現状は今やその三分の一の三千億円程度というふうになっております。
現状では貸し館公演などが中心となっております。これまで、主にいわゆる施設、箱物の整備が先行してまいりました。 しかしながら、実は地方の文化予算というのは、平成五年度がピークでございまして、九千億を超えておりますが、現状は今やその三分の一の三千億円程度というふうになっております。
それから、先ほど、劇場が貸し館から自ら作るそういう劇場機能をということを申し上げましたけれども、しかし制作型自主公演をしたいけれども人がいないという声がいろんなアンケートをしますと、やっぱり四割に上っております。
また、集会施設としても、いわゆる貸し館としての役割も、代替施設がなかった時代には日本の興行界の振興に大きな役割を果たしてきたというふうに考えております。
御指摘があった我が国の劇場、音楽堂等の多くは多目的利用の公立施設というのがほとんどで、そこで営まれる文化芸術活動も貸し館公演が中心であるというのが今の現状でございます。そうした中、創造的に発信したり人々が集う場を提供するといった、その本来の機能が十分に発揮されていないということや、文化芸術団体などの活動拠点がやっぱり大都市に集中をして、地方では文化芸術に触れる機会が少ないと。
日本の場合はそこが複雑でして、公立文化会館という会館の中に貸し館業務と文化を育成する部門というのが共存しております。これが非常に日本における公立文化会館の悲劇的な在り方の一つであります。
これまで、この地方の文化施設、よく、立派過ぎる貸し館であるとか巨大な空き部屋なんて、非常に耳に痛いやゆを甘んじて受け入れてきた、そんなところもあったやに思います。困難な予算確保が相も変わらず続いておって、稼働率が非常に低い施設。また、施設の本来の目的を達成するための自主事業の実施数、実施率がどんどん低くなってきている。このことは本当に、数年前と比べても顕著に数字が示していることと思います。
貸し館にしたりいろいろ考えているんですけれども、やっぱりソフトが足りないとかいろんな理由があるんです。
それとも教育会館、こういう言い方はおかしいかもしれませんけれども、貸し館というようなことで、設定というようなことに主力が置かれる職員さんになるのか。 私は、この五十人のうちの多くの部分の人たちが、実際に教育についての研究をともにする人でなければいかぬだろうと思うんですね。箱だけだったら、それはもっと人数が少なくても管理ができるわけですから。
本案は、特殊法人の整理合理化を推進するため、国立教育会館は本法公布後二年以内に解散するものとし、解散に伴う所要の措置を講ずるとともに、いわゆる貸し館業務については、解散に先立ち、本年度限りをもって行わないこととするものであります。
○御手洗政府委員 御指摘のように、文部省の特殊法人、幾つかあるわけでございますが、その中から何かをという観点からではございませんで、国立教育会館の業務内容を検討した際に、昭和三十九年につくりました虎ノ門の本館部分の貸し館というような業務形態を、既に時代が変わった今日においても特殊法人というような形でやる実益、あるいはそのために税金を使うことが果たして適切なのかということは一番大きな議論になったわけでございまして
○池坊委員 国立教育会館の問題に戻りますけれども、虎ノ門ホールの貸し館業務を廃止するということですけれども、あそこは、賃貸料も安くて交通の便もいい、多少暗いということはございますけれども、利用するのには便利だという人たちが多かったわけです。確かに、年間四百以上の催事が行われております。特に教育関係の会議が多かったと思いますけれども、それらの団体が活用する場がこれからほかにあるのでしょうか。
○山元委員 改めて教育会館の概要のパンフを見せていただいたのですけれども、今大臣もお答えのように、研修の事業あるいは幾つかの事業、例えば教育情報の提供、貸し館、出版事業といろいろあるわけですね。
○本岡昭次君 その貸し館業務、施設の提供、虎ノ門ホールを中心として内部に会議室とかいろんな施設がある、それが民間の施設と競合するから国はやめた方がいいと、私はどうもそういう考え方は余り好きじゃないんですね。 だから、私は最初言ったでしょう、これは施設提供、いわゆる貸し室業務をやるために部屋をつくったんじゃないんですよね。
○政府委員(御手洗康君) その解散の前に、十二年四月一日から貸し館業務を行わないことになりますので、その時点で貸し館業務に係る建物等につきましてはこれを国の方に返していただく、国が出資したものでございますので返していただくという手続をとらせていただきたいと思っておりますが、なお残った部分につきましては、教育会館の本部の事務室あるいは情報やいじめ対策センター等として使う部分がございますので、これにつきましては
○馳浩君 貸し館業務が平成十一年度限りということになるわけですが、私も虎ノ門ホールなどたびたび訪問させていただいたこともあるんですが、平成十一年度限りということになりますと、平成十二年度からは、その貸し館業務をしない施設の利用計画は今後どうなるんですか。
その結果、例えば恒常的使用がなくなった事例であるとか、貸し館業務について条例改正を行い、適正化を図った事例であるとかあるいは関係団体を網羅した協議会を新たに組織した事例とか、個別的には幾つかの改善事例を聞いておるわけでございます。 しかしながら、依然として一部の地域において運営が不適正であるという批判があることも事実でございますので、さらに指導の徹底を図っていきたいというふうに考えております。
○政府委員(横瀬庄次君) 先ほど申しましたように貸し館ということでございまして、本来の業務に支障のないということであれば、特に法律的といいますか、制度的に落語以外の伝統芸について使用させないということではないと思うんでございますが、非常に希望が強いために、そういう何というのですか、使用の許可の基準の優先順位というようなことから言いますと、できるだけ伝統的芸能ということに引きずられていくんじゃないかと
○政府委員(横瀬庄次君) この規定はいわゆる貸し館に当たるようなところでございますけれども、この規定のとおり、支障がない限りにおきまして一般の利用に供するということでございますので、その限定というものは特にないと思います。
ところが、市の当局の回答は、今は貸し館業務をやっておらない、だから使わせるわけにいかぬという回答が出たのですね。貸し館業務をやっておらぬと一言いますけれども、六十二年の運営経費が千五百二十八万支出されている。貸し館業務をやっていなかったらこんなに職員は要らぬはずですが、二十人職員がおる。人件費だけで一億三千万。しかも、このうち国庫補助は七人分支出をしているのです。