2021-03-22 第204回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
これが更に貸し込みが激しくなりますと、債務が超過してフローの話が今度はストックの話まで移っていきますので、そういった意味では、これ、今の状況というのは、そういう意味では目先、まずフローというか、資金繰り対策を優先せねばならぬということでここまでやらせてきていただいているんですが、今私どもは、いわゆる金融関係の事業者、これは官民含めまして、経営実態というのをよく見て判断をしてもらいたいということでいろんな
これが更に貸し込みが激しくなりますと、債務が超過してフローの話が今度はストックの話まで移っていきますので、そういった意味では、これ、今の状況というのは、そういう意味では目先、まずフローというか、資金繰り対策を優先せねばならぬということでここまでやらせてきていただいているんですが、今私どもは、いわゆる金融関係の事業者、これは官民含めまして、経営実態というのをよく見て判断をしてもらいたいということでいろんな
海江田先生おっしゃるように、これからどうなるかという話になってくると、これは、先ほども申し上げましたように、住宅にかかわったり、いろいろな形で、私どもとしては、今後、消費の絶対量が今は減っているわけですから、この消費の絶対量がこのまま減った結果どうなっていくか等々は、住宅ローンの返済がひっかかったり、いろいろな形になってくる可能性を十分に考えておかなければいけませんから、そうなってきた段階で、いわゆる貸し込み
少なくとも前年同期比で見ますとずっと前期比で増えてきているということは確かですので、普通だったらこれはもっと更に落ち込まなおかしいということですけれども、少なくともかつてのずっとマイナスだったものがプラスにずっと転じてきておるというのは事実だと思いますので、我々としても、担保だけとか個人保証だけに偏ってやりますと、これは明らかに経済用語で言う債務超過になっておりますので、その債務超過のところには貸し込み
こういうふうに、マクロのシステミックリスクがありそうな金融市場のいろいろな問題が出てきたと思えば、例えば、銀行は貸し過ぎになっているといったらそれを何か抑える、あるいは住宅ローンが不健全なほど、余り頭金等がそろっていないのに貸し込みをやっているというようなことがあった場合には、そういうことに対してローン・バリュー・レシオを上限を決めるとか、その利子の支払分が余りに大き過ぎるような、年収と比べてですね
○副大臣(大塚耕平君) 今大臣が各論に触れてくださいましたので、そのことについて私からも付言させていただきますと、私自身も一九九〇年前後のバブルのころは日本銀行の立場で金融機関の考査にも行っておったわけでございますが、当時は、都市銀行の行内の営業店の評価基準とか人事評価基準が空き地を探してきてそこに貸し込みをした人ほど評価されるという、実際にそういう考課基準になっていたんですね。
り入れなどを見たときに、みずほ銀行から夕張市が借りた形をとって、その金が第三セクターへ行ったりとか、いろいろありますが、マスコミの報道をトータルすると、例えば一例を挙げると、みずほ銀行から市と公社、第三セクターへ百六億円貸し付けというのがありますが、別な資料を見ると、市の三十八億と、公社、第三セクター九十九億九千九百万円を合わせると、みずほ銀行からこの夕張の第三セクターや市などへ合計百三十八億円貸し込み
金融が少し緩和基調にあるということも背景にあろうかと思いますけれども、むしろいい中小企業の借り手に対する貸し込み競争があるぐらいのことでございますので、そういう意味では、社会的信用を得るということは非常に大事なことで、私は、今回、それで済ませるつもりはございませんけれども、認定行為自身はこの方々に対して大変大きな力になるというふうに思っております。
不動産の値上がりを予定して、そこへ貸し込みをやった、しかしそれが、先ほど申しますように、事業価値を生まない不動産になってしまっているということであります。 例えば、我々も三井鉱山さんを支援いたしました。何百万平米の土地が九州と北海道にあります。今先生がおっしゃいましたとおり、私ども、数千億と彼らが計上しておりました評価を数百億、本当に向こうがびっくりするような値段で現実に査定をいたしました。
一方で、我々は銀行監督の立場がございますから、万が一にも大銀行が何らかの優越的なといいますか強力な地位を乱用して貸し込みをしているような状況があるんだったら、これはしっかりと監督しなければいけないことであると思っておりますし、一方でまた、同じように一部の銀行が、自分の信用リスクを無視して、とにかく一部の中小企業に対する貸し付けだけをふやせばいいというような単純な行動を行っているようなことがあれば、これは
しかし、同時に、その番組の中でも指摘をしておられたのは、面が重要であるということで結果的に悪いところにも旧足利は貸し込んでいってしまって、結果的に一軒も淘汰されなかったんだけれども、その分不良債権の貸し込みを銀行は行ってしまったんだと。そのようなコインの両面の問題があるということをテレビの番組も指摘していたというふうに思います。
一つは、銀行が、バブルのときに非常に大きく貸し込みを行いました。バブルの前までは、銀行の貸付残高というのは、GDP比に対して七〇%ぐらいだったのが、バブルのピークには一一〇%ぐらいまで行くわけですね。これが実は主として中小企業に対して貸し込みを行っています。
まず、あれだけ融資がふえてしまった、貸し込みを行ったということに関しては、これは銀行の責任もありましょう。しかし同時に、安易に借りたという側の企業の責任もあるかもしれません。同時に、そういった金融環境をつくってしまった政策当局にもそれなりの責任があるのだと思います。
それともう一つの話、いろいろな金融機関が錯綜している、貸し込み機関が錯綜しているということで、そこにRCCの意義があるというふうに今おっしゃいましたけれども、では、例えば大手行が不良債権をRCCに売却する、企業再生ファンドですか、そういうものをつくるという話になったときに、ほかの地銀とか生保とかが、いや、うちは嫌だ、担保権を行使した方が利益になるというふうになったときに、このスキームは崩れちゃうんじゃないですか
総量規制通達等、当時出ておったわけでございまして、関係者に対する注意喚起等を行ってきたわけでございますけれども、最終的には当時の経営環境のもとで農協みずからが個々の経営判断に基づき住専への貸し込みが行われたということでございます。
ですから、私は、興銀は、税金を使った不良債権処理ということを当てにしないで、みずからのそごうへの貸し込み責任、経営責任、メーンバンクの立場を踏まえて、興銀の責任で解決に当たるべきだと思いますが、責任ある対応をするという意思をお持ちかどうか、この点を伺っておきたいと思います。
むしろ、業者の側は本当に普通の物を売るのと同じような感覚でどんどん貸し込みをやっているということ、こういうような状態があるわけでございまして、これも商工ファンドの場合でございますけれども、これはボリュームアップという言葉を使っている、あるいは稼働客の増強という言葉を使っておりますけれども、ボリュームアップするためには、今リボローンを出していたとしたら、それに保証人を追加してリボローンを追加融資する、
特に、不動産業への貸し込みですけれども、ごらんください、三ページ目の資料で、九三年以降激増しております。大変な問題です。 四つ目に私が特徴だと思うのは、長銀が本来一番貸し出しすべき製造業の部門では、その低下の比率を見てみますと、全国銀行以上にこれは大きい、著しい、こういう結果があからさまに出てしまいました。
重大なことは、その検査後も相も変わらずノンバンクや不動産業への貸し込みがふえていることであります。グラフの三枚目をそういう目でもう一回見てください。この指摘をした九二年以降、不動産への貸出率はさらに増大しているじゃないですか。一体どうなっているのですか、これは。
あるいは、大蔵検査があったから安心してこういう貸し込みを続けたんですか。これははっきり答えていただきたいと思います。何分類にしたんですか、この検査は。三分類、四分類、どちらですか。
あるいはまた、住専問題も結局のところ、あの住専各社に対して、さまざまな経過はありましたけれども、貸し込みをして、その後の経緯を、いわゆる大蔵省とどういう幕引きをするのか、そういうところに時間を要してああいう大きな痛手をこうむった、六千八百五十億という公的な資金を投入せざるを得なかったというところにあると思います。
政府案では、行政が検査できる対象を拡大することができるとされていますが、国及び都道府県による行政検査の回数、陣容、内容等が充実していれば、住専への過剰な貸し込みも防止できたはずです。今後、国と都道府県の検査体制を一層充実強化するためにどのように対処していかれるおつもりか。
また、帝国データバンクの調査によれば、住専の大口貸出先三十二社の金融機関からの借り入れ状況は、九四年末時点で七兆千百九十一億円であり、そのうちノンバンクからのこれら大口貸出先ヘの貸し込み割合は、住専の二〇・一%を上回、二四・六%であります。