1997-06-04 第140回国会 衆議院 逓信委員会 第15号
簡保は同年四月から八月まで貸し債取引を停止していたということがございます。
簡保は同年四月から八月まで貸し債取引を停止していたということがございます。
○金澤政府委員 債券を貸し付ける取引でございますが、これは、債券を相手方に貸し付けましてそれに対応した貸借料をいただきまして、それによって収入を得る、そういう貸し債取引でございますが、そういう貸し債取引は平成元年に市場が整備されたところでございます。その後、取引額がどんどんふえてまいりまして、平成八年十月現在の月間取引高は約百六十三兆円という大きなものとなっております。
これ以外に貸し債市場でどういうものがやられているかということでございますが、政府関係機関債、それから金融債、これにつきましては若干貸し債取引が行われているような気配がいたしますが、しかし、基本は国債ということでございまして、ひとまずは国債というふうにお考えになっていただいていいのではないかというふうに思っております。