1951-05-25 第10回国会 衆議院 運輸委員会 第31号
当時買收金の支払いは五千万円が非登録公債であり、二億八千百円が登録公債になつております。すなわち合計三億三千万円で、その登録公債が昭和二十二年九月に解除になりまして、当時の市場価格は百円に対して六十三円であり、現在の手持ちは五千六百万円だというふうに承つておるのであります。
当時買收金の支払いは五千万円が非登録公債であり、二億八千百円が登録公債になつております。すなわち合計三億三千万円で、その登録公債が昭和二十二年九月に解除になりまして、当時の市場価格は百円に対して六十三円であり、現在の手持ちは五千六百万円だというふうに承つておるのであります。
しかも買收価格はくぎづけになつておりまして、トン当り九千七百四十五円というふうな数字をもつていたしましては、とうてい利潤どころか赤字経営になると思うのでありますが、このためかどうかわかりませんが、最近の国内塩業の趨勢を達観いたしまするならば、地方税の過重、あるいは富裕税、あるいは買收金の低額、こういういろいろの原因のために、塩田が廃止せられて競馬場になり、あるいは競輪場になるというような状態が起きておると
ところが海軍省に買收される当時の四百九十万余りの買收金は、特別預金として一時たな上げされておりましたが、そのまま戰時補償特別税として全額徴收されましたので、結局会社には売却代金は一銭も入らないという結果になつた次第でございます。
勿論買收というようなものもあるでありましようが、そこで選挙民の考え方が幾ら戸別訪問されうが、買收、金を貰おうが、それは何も関係はない。自分は自分の良識によつて投票するんだと、こういうところにまで政治意識が盛んに発揚されるようになれば、何らの私は弊害がない。