1952-02-15 第13回国会 参議院 運輸委員会 第5号
○内村清次君 それから国鉄の問題としまして重要な問題は、実は村上運輸大臣もおいででありますが、戰時中の買收線、この問題が先般これは連盟からか手紙を頂きましたときにおいて、すでに固定資産その他の再評価もなされた今日においては、一応連盟を解くのだというような情勢のように承わつたのですが、これは国鉄の総裁といたしましては、この買收線に対するお考え方は、どう思つておられるか。
○内村清次君 それから国鉄の問題としまして重要な問題は、実は村上運輸大臣もおいででありますが、戰時中の買收線、この問題が先般これは連盟からか手紙を頂きましたときにおいて、すでに固定資産その他の再評価もなされた今日においては、一応連盟を解くのだというような情勢のように承わつたのですが、これは国鉄の総裁といたしましては、この買收線に対するお考え方は、どう思つておられるか。
○岡田(五)委員 それでは次に移りまして、この買收線に関する職員の引継ぎの問題でありますが、この法案を見ますと、この譲り受けた線に勤務している職員が希望すれば、その譲り受けた会社に勤められる、希望しない者は国有鉄道に帰る、こういうような規定のように私は拝見するのであります。
○木下委員 ちよつとお伺いしたいことは、今るる運輸大臣が、合理化とか、いろいろな方面でお答えになりまして、よくわかりましたが、さしむき買收線とか、直営の自動車とかいうふうなものを民間に委譲して、そして赤字を防ぎ、一方において国庫の收入をはかる。こういうふうなお考えを持つておられませんか。もし持つておられますならば、おさしつかえない程度において御答弁願います。
でありまするから残りの、二十二線のうち十線を引いた残りにつきまして、当時の買收價格、その後に注入したところの設備費、第三がその從業員数、第四現在の営業状態、第五が登録公債の保有、会社の登録額及び現在所有しないところの会社の買收当時登録した額、第六戰時買收線の拡大図面、この最後の拡大図面と申しまするのは、ここに現在図面がありまするけれども、これは余りに小さくて分らない面が沢山ありまするから、もう少々拡大
○衆議院議員(佐藤榮作君) 一應お手許を差上げました戰時買收地方鉄道関係資料、これの八十三頁の左の角の方に買收線の收入原價比較表、これは二十二社全部ではありませんけれども、九社十線分の資料が実は出ております。これはこの材料では御覧の通りすべて赤字になつております。
更に第二は、買收線の買收前後の営業成積の比較、特に戰後におきましては、運賃改定のときが再々あつたわけですが、その都度の大体営業成積の比較を知りたいと思うのであります。即ち資産表、貸借対照表、それから運輸の量、従業員の数、收支一覧表といつたようなものが是非見せて頂きたいと思うのであります。
の上で決定するような法案になつておりますからして、その点をもう少し具体的にこれはこの委員会ではどういうようなことをやらなければならない、いわゆる公聽会も開き世論もよく聞いてやらなければならないというような條項が、これには余り見えておらない、ただ一方的に地方の交通というようなことが字に見えておりますけれども、どうしてもその字の表現が、現在の経済情勢下においてはどうしても私が考えましても、この戰時中の買收線
○鈴木清一君 私の問うところも実は鉄道の赤字克服のためにこの買收線を拂下げる、そういうことをお考えであるかという意味ですが、そうでしよう。
しからばこういうものを限つて、他の買收線とは別に、これを戰争目的が完了したから、それで拂い下げるという意味は、全然無意味なものであることを第一点として申し上げます。 第二点は、本案の第一條に本法の目的が列挙してあります。
これがかりに前の買收線の所有者であります南海鉄道に抑い下げられるごとになりましても、地方鉄道の輸送力増強という面におけるプラスの面は、われわれも率直に認めます。また経営の面において、改善せられる面もなきにしもあらずということは十分認めますけれども、前段に申し上げましたような、和歌山縣の発展という大きな見地に立つと、最大のものはやはり公共の利益であると思うのであります。
こういう事柄から推察いたしまして、一体この買收線の拂下げの結果がどうなるかということを想像して、私ははだえに栗のよだつ思いをいたすのであります。一体こういう事柄について提案者はどういうふうな考え方を持つておられるか。所見だけでよろしいから、一應お伺いしておきたいと思います。
同月十一日 函館港ふ頭及び防波堤修築工事促進の陳情書 (第九号) 東和歌山、天王寺間鉄道拂下反対の陳情書 (第三八号) 道路運送監理事務所存置の陳情書外三件 (第四三号) 國鉄買收線拂下反対の陳情書 ( 第四八号) 根占町川北、隼人間鉄道敷設の陳情書 (第五四号) を本委員会に送付された。
買收線は数個の会社にわかれておりまして、輸送運賃ともにばらばらでありましたが、省になりましてからこれが改正に努めておりますが、戰時中あるいは戰後の資材金等の面から十分なる改良はできないことは確かであります。
その理由は、今鉄道審議会で、買收線の拂下問題を審議いたしておりますが、その経緯からいたしまして、私はこれは運輸大臣の認可ということではなく、どうしても國会、つまり國民の代表である國会の審議を必要とするということを痛感いたしましたが故に、敢て非常にむつかしい恰好でございまするが、運輸大臣の認可を國会の議決というふうに修正して頂きたい、かように考える者でございます。
これは前段に主張いたしました会計の独立性あるいは経営の自活性ということについて、いささか逆行するような傾向にお考えになるかもしれませんが、最近鉄道審議会で買收線の拂下問題を審議されておりますが、私はその席に公述人として出ましていろいろ承つておりますと、非常にこの買收線の営業線の処分ということについて、資本家の方々の策動と申しますか、そういうふうな動きがございますので、これをぜひ國会の権威において処分
右につき専門調査員より資料の提出と調査の報告とがありましたが、その概要を申しますと、これらの買收線の多くは戰時中の買收の目的は解消しておる。例えば青梅、南部、鶴見臨港線は、新潟揚げの石炭を浜川崎地帶に輸送する補助的ルートと考えたことが買收の一つの理由でもあつたが、現在そのようなルートは考えられないし、播丹線は青野ケ原の戰車隊の重戰車を輸送することが買收目的の一つであつたが、勿論今は解消しておる。
○小笠原委員 私の要求した各買收線の赤字の関係はないのでありますが、それが最も重要な関係で、私はそれを要求したのであります。