2002-11-19 第155回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
今お手元に配らせていただきました資料に、一枚目には「株式買取機関の概要」ということで、先ほど林委員の方から日銀の株式取得の話との比較の質疑がなされましたが、そこで御回答いただいた内容も含めて、若干分かっている情報を整理してございます。
今お手元に配らせていただきました資料に、一枚目には「株式買取機関の概要」ということで、先ほど林委員の方から日銀の株式取得の話との比較の質疑がなされましたが、そこで御回答いただいた内容も含めて、若干分かっている情報を整理してございます。
○政府委員(川出千速君) ただいま御指摘のございました輸入するもの、あるいは国内生産のものを一手の買取機関で全部買い取って、そこでプールをして全体を薄めて安くするという考えもございまして、これは鉱業審議会でも議題にいたしまして議論をしたわけでございまするけれども、いずれにいたしましても、流通径路にきわめて強い統制を与えるということで、大方の意見が消極的でございましたので、その方法は採用しないことにしたわけでございます
まず第一は、一手の買取機関を作ってはどうか、あるいは国内の物も輸入の物も全部一元的に買い取ってプールをする。これは最も徹底した価格及び需給の安定策ではないかと思います。またあるいは、価格差補給金と申しますか、価格差の補助金を出したらどうかという意見もあったわけでございますが、いろいろ審議を重ねました結果、結論といたしまして、消極的な意見が出たわけでございます。
○政府委員(川出千速君) ただいま御指摘のございました買上機関と申しますか、一手買取機関につきましては、実は二つの形がございまして、鉱業審議会で議論をされましたのは、恒久的な一元的買取機関であったわけでございます。これは流通面そのものに非常な強い統制を加えることになりますので、需要業界その他から根強い反対があったわけでございます。
○山崎(始)委員 今木村委員から、私の意の尽くせないことをやや半分ほどかわって言うていただいたようなことなんですが、先ほど次長の方からも、買取機関というものを事業協会で一手買い取りをやらしておった。
○廣瀬(正)政府委員 チェック・プライスの設定、それを存続できなくなってやめて、買取機関をつくった、さらに山崎先生言われます指導価格というような制度になったことにつきましては、そのいきさつを冒頭に私から御説明をいたした通りでございまして、ただいま木村先生から御指摘のような経過を実はたどっているわけなんでございます。
しかし、それが事実とそぐわなくなりましたので、ついに買取機関をつくりましたり、また後にはチェック・プライスを廃止したというようなことになったかと思うのでございまして、そういうようなことが実態であろうかと思っております。
一手買取機関を設けたらどうかという決議もあります。そういう問題も含めて、一つ来年の予算時には、はっきりした政府の方向なり方針なりというのが出るように要望をいたしておきます。大臣もそう言明しておりますから、次の機会を期待しております。 以上をもって私の質問は終わります。
そういうところから言うと、日本が現在の価格以下に自由化であるからといって下げていくということになると、そこに問題があるので、今三つの方法というものを考えている、こういう答弁があったと思うのですが、その三つの中で買取機関はおそらく政府は後退した、これはやらないという腹じゃないかと思う。
日本の国産原油の買上価格も、これまた世界で一番安いという状態じゃないかと思うのですが、この買取機関が当面できないとするなら、この国産原油の引取体制というものをとういうふうにお考えになるのですか。
買取機関についても議論をいたしたわけでございますが、結論といたしましては、この答申の別記にございますような銅に関する関税措置を伴うところの交付金を交付するという措置を答申しておりまして、これにつきまして今具体的に分科会等をも開き、さらに細目を詰めておる段階でございます。
その内容を、たくさんありますけれども、おもな点を申し上げてみると、新鉱床探査事業団を設置すること、あるいは当面緊急税制に関する弾力的ななにを持つこと、一手買取機関または価格のプール制等を検討してやること、あるいは鉱区の整理統合を行なう、中小企業金融公庫に対して、鉱山向けの別ワクをつくってなにしてやる、探鉱、開発資金の大幅な確保をすること、鉱山機械貸与の制度を新設すること、鉱床補てんの準備金制度を採用
○川出説明員 買取機関の問題なり、あるいはさらに進んで国策会社の問題なりと申しますのは、影響するところがきわめて大きいわけでございますから、政府といたしましても慎重に検討をしておるわけでございます。
それから、これは次官でもあるいは局長でもいいですが、九月十四日の朝日新聞によると、通産大臣が閣議後記者会見でカフジの原油引き取りについて植村私案、月間六十万、これが最低だ、これを引き取らない場合にはやむを得ないから買取機関設置もやろうというように語ったと大臣が言っておる。これは新聞に報道されておる。
○岡田(利)小委員 私は、関連ですからもう一点で終わりますが、私は、一手買取機関の構想というのは、単に膨大に生産をされるカフジ原油の引き取りだけを考えて一手買取機関というものが附帯決議につけられ、あるいはエネ懇から答申されたものではないと思うのです。
二、鉱産物の価格及び需給の安定策としては、緊急関税制度の活用、緊急輸入制限の実施及び一手買取機関を設置すること。三、積極的合理化推進対策としては、長期低利資金の確保及び人員整理に要する資金の確保、税制上の優遇措置を講ずること。四、中小鉱業対策としては、合理化資金の確保をはかるとともに、企業診断並びに技術指導を強化すること。五、企業整備対策としては、石炭鉱業合理化事業団に準ずる事業団を設立すること。
○大河原一次君 大臣に一言お尋ね申し上げますが、過般の石油業法案の通過にあたって、その際附帯決議がつけられまして、その原油の買取機関の設置をしたいと、政府はこれに対して善処せよという附帯決議がされておりますし、同時にまた、通産省の産業構造調査会のエネルギー部会でも石油の国策会社の設立と、特殊原油の買取機関の設置を明らかにしておるようでございます。
御決議の中で一番むずかしい問題は、引取、買取機関であるかと思っておりますが、しかし、私どもといたしましては、買取機関につきましても、この前の商工委員会で板川委員に大臣から御答弁申し上げましたように、大体四つの案があるわけでございます。そのうちの一つを中心といたしまして真剣な討議をただいまやっておるわけでございます。しかし、何と申しましても買い取りということが問題でございます。
ところがその中に一つありますことは、マンガンの需給並びに価格の安定、これをはかるためにはどうしても一手買取機関をつくらなければならぬというのが第三項ですかにあったのです。ことほどさように逼迫しているのではなかろうかと私は思います。
また、その金属鉱物の買取機関をつくって、これも立法化し、そして予算措置を講じて、これも安定感を与えていきたい。まあいろいろな希望を本会議の決議でもって盛ったわけなんでございますけれども、これを実行するという段階になりますというと、実際の態勢からいって、審議会がようやく発足して、二十三名の委員が大体自分の考えている意見を述べたところでもって予算構成はちょんでしょう。
その附帯決議で衆議院、参議院とも意見が一致しておる点は、国産油及び準国産油、アラビア、スマトラ等の国に援助をして、海外開発した石油、こういうものが、自由化した場合、引取体制というのが困難だ、従って、この引取体制を確立するために、買取機関を設けろ、こういう附帯決議がされておるのです。
そこでそのときの含みは「買取等」の「等」の中には、実はリファイナリイだとか、そういうものもこの一手買取機関で将来やる余地を残しているんだ、あるいは貯油しなければならぬ。そういうような考え方がありまして、そこで当時のいきさつとしては「等」という字を入れたんです。
ですから一手買取機関をつくるといっても、つくるとすれば通常国会にやるほか今日ではないのじゃないでしょうか。そうすると、十月から自由化をされて、一手買取機関をつくるという決意をされて、それが法律になるのは来年四月か五月ということになるのじゃないでしょうか。その間にその海外開発油の引取体制、国内原油の引取体制というものは心配ございませんかということを私は聞きたいのですが、その点はどうですか。
またフランスは国内鉱山を保護すると同時に、国内需要者に対しても、適正かつ安価な価格で配分するための一手買取機関を設けているのであります。わが党は決してイデオロギー的な見地から唱えているものではございません。企業基盤の弱い金属鉱業を保護育成いたしまして、関連産業に負担のかからない方法として、国民経済的視野に立って主張しておるのでございます。
よって、金属鉱産物の価格を安定するため、当面緊急関税制度の弾力的かつ適切な運用によって対処するが、なお、価格安定の万全を期するためには、一手買取機関または価格プール機関についても十分検討すべきであるというのであります。 第三点は、鉱業の合理化についてであります。
本決議案の中でも、その例示として「一手買取機関又は価格プール機関等についても検討すること。」という非常に示唆に富んだ事項を示しておるわけでございます。 次に、申し上げたいのは鉱業の合理化についてでございます。
二、価格安定策 国際相場の変動に対処するため当面緊急関税制度の弾力的かつ適切な運用によって価格の安定を確保するが、なお支持価格制度実施のための一手買取機関又は価格プール機関等について検討すること。 三、鉱業の合理化対策 1、内外資源の合理的経済的開発(鉱区の整理統合、其の他)を促進すること。 2、採鉱、選鉱、製錬、輸送の合理化、近代化を進めること。
二、価格安定策 国際相場の変動に対処するため当面緊急関税制度の弾力的かっ適切な運用によって価格の安定を確保するが、なお支持価格制度実施のための一手買取機関又は価格プール機関等についても検討すること。 三、鉱業の合理化対策 1、内外資源の合理的経済的開発(鉱区の整理統合、其の他)を促進すること。 2、採鉱、選鉱、製錬、輸送の合理化、近代化を進めること。
その引き取りについて、これは私は、若干そのアラビア石油なり、あるいはアラビア石油と、これは通産大臣も若干関係がございますが、政界との関係等からいって、私はやっぱり問題のところが一つあるように思いますので、それを政府の力で、まあ買取機関を通ずるか通じないかは別問題として、何といいますか、いわば無理にも引き取れという態勢を作ることはどうかという感じもいたします。
あるいは買取機関とかいうふうなものは必要じゃないかというようなことを言われております。私が今、衆議院において決議をみた今日でございますから、私どもの意見をとやかく言うことは差し控えたほうがいいかと思いますが、この法律を作りました当初の気持から申せば、各界の協力を得るならば、順次形が整ってきやしないか、こういう実は考え方をいたしたのであります。
○参考人(笹森建三君) 石油買取機関の問題につきましては、電力事業としてはまだ話がまとまっておりません。お答えすることができないので、あしからず。
○吉田法晴君 その次は、先ほど南部さんに中田委員から質問ございましたら、買取機関の問題については、構想なりあるいは財政的措置といいますか、そういう点も明らかでないし、まだ意見を述べる段階ではない、こういうお話がございましたが、石油鉱業連盟の三村さんは、買取機関は作るべしだと、こういう積極論と承知をいたしておるわけですが、笹森さん、それから徳永さん、どういう工合にお考えになりますか、お伺いいたしたいと
買取機関の点でございまするが、これはまだ私どももよく勉強もいたしておりませんのでございますが、先般衆議院におきまして買い取り等を行なう特殊機関というような附帯決議がおありのように承っております。
安ければ引き取る人もたくさんあるが、高ければ引き取らぬ、高くすれば今言うような向こうの王様との関係、外国油資本との関係、そんな複雑な問題がまた惹起してくるが、そういう点をどのように調整して、このアラビア石油の膨大な輸入量というものを消化するかということについての自信が一体あるのかどうか、そういうところからとかく意見が出ておるのは、政府みずからではないが、特殊会社的なというか、何かそういう買取機関を作
もしいかぬという場合におきましては、せっかくあそこまで伸びてきたアラビア石油でございますから、政府としては適当な方法を講じなければいかないようになるかもしれませんが、ただいまのところは、政府が別に法律で買取機関を設けなくても進んでいっておると私は聞いておるのであります。詳しくは通産大臣からお聞き下さるようお願いいたします。
○加藤(清)委員 それでは政府としては長期安定のための買取機関、こういうようなものは考えておられない、将来ともそれは考えない、こういうことでございますか。