1994-01-10 第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第9号
同時に、今回の規定につきましては、とりわけ買収事犯等一番国民の批判が強いところでございますけれども、従来は選挙が始まる前に買収を行って、それで前回の選挙では今なお金国指名手配の人がかなりいるんじゃなかろうかと思っていますけれども、そういう方につきましては、候補者等については入らなかったものですから、選挙が始まる前に買収をやった場合には連座制の適用がなかったという場合も、今回は候補者等ということで、候補者
同時に、今回の規定につきましては、とりわけ買収事犯等一番国民の批判が強いところでございますけれども、従来は選挙が始まる前に買収を行って、それで前回の選挙では今なお金国指名手配の人がかなりいるんじゃなかろうかと思っていますけれども、そういう方につきましては、候補者等については入らなかったものですから、選挙が始まる前に買収をやった場合には連座制の適用がなかったという場合も、今回は候補者等ということで、候補者
したがって、警察当局といたしましては、すでに選挙の近づいてまいりました今日でありますので、特にその関係者を招致いたしまして、買収事犯等についてはひとつ厳正な態度をもって臨むように指示をいたしておるところでございます。この方針を今後とも貫いて願いりたいと考えております。
○江崎国務大臣 買収事犯等悪質なものを厳重に取り締まることは、当然なことでございます。ただ、いま政治献金が直ちに買収事犯につながる、これは、おしなべて各政党に通じておっしゃったわけでございましょうが、必ずしもそういうふうな断定はどうであろうか、私は多少見解が違います。
そうすると、特に国民の期待にこたえて、買収事犯等についてはゆるがせにしないというふうな検察庁の一つの態度というのが起訴率の上昇につながったのではなかろうか。それも一つの原因じゃないだろうか、こういうような感じがいたしますが、いかがでございましょうか。
特に私どもといたしまして憂慮いたしておりますのは、ただ違反人員がふえるだけでなくて、その違反全体の中に占めます買収事犯等の悪質事犯の比率が増加しておるということでございます。したがいまして、私どもといたしましても、今回の選挙はぜひとも明るい選挙にしたいということで、先般も、異例ではございましたが、全国の検察庁あてに事前運動の取り締まりを徹底するように通達を発したわけでございます。
そうすると、こういうものが党の運営の基本財源をなすという、こういう政党のあり方で、一体、あなたは、この組織の力を導入して、一番骨がらみになっていると思われるような買収事犯等に対してどういう役割をここに期待されておるか。この点に対して、あなたは、やはり、私どもだけでなく、国民に対しても十分判断できるような説明をする義務があると私は思うが、これはどう思いますか。