1954-03-11 第19回国会 衆議院 行政監察特別委員会 第8号
○鍛冶委員 そうすると、二十七年に買つた価格をそのままにするから水増しだというのじやなくて、最初からとんでもないものを水増しして書いておつたということが真実でしよう。それから、これは不動産だけではない。私は、有価証券についても調べて、ある程度知つておるのだが、わずか四千万円かそこら出したものを一億出したことにしておる。
○鍛冶委員 そうすると、二十七年に買つた価格をそのままにするから水増しだというのじやなくて、最初からとんでもないものを水増しして書いておつたということが真実でしよう。それから、これは不動産だけではない。私は、有価証券についても調べて、ある程度知つておるのだが、わずか四千万円かそこら出したものを一億出したことにしておる。
○鍛冶委員 私の聞いておる通り、不動産の価格が変だ——さつきのあなたの言葉を聞いておると、二十七年に買つた価格がそのまま載つておるから真実でない——。ところが、二十七年から二十八年まで不動産は下つていませんよ。むしろ上つています。二十七年そのままの価格を記載して出したとすれば、むしろ水増しでなくて、実質上においてまだ上のものなのです。
生産者米価の方は、そういう買つた価格で売るという単純な算式のほかにいろいろな事情がございまして、私も専門でございませんから何でございますが、簡単には割切れない。生産費の見方等についても、もう喋々申すまでもなくいろいろな問題があるということから、かなり肉の多いいろいろな検討が必要なんじやないかというように考えております。
同時に、その価格は一袋幾らで買つたのであるか、またその一袋の買つた価格に対して、これをアルコール会社あるいは日本糧穀等に払い下げる場合において、この買値と売値、すなわち麻袋に対するところの代価を幾らにしてやつたのか、この点についてまずお伺いをいたしたい。
○中田証人 買つた価格をそのままでした。先ほど申しましたように、向うは、そのほかに全国的に宣伝費の一部をもつてくれる、それから、鑑定誤差のために、その価格の一部をもらうことになつております。それで、鑑定の誤差がなかつたならば、それだけは価格以外に私の方の手に入る金であつたと存じております。
それを安いとき買つた価格で政府が買入れするのだと言つても、現在上つていればやはり上つた相場で政府が買わなくてはならないと思うのです。
今度は配当の一割とか二割とかいうことは、五百円も七百円もしているときに、配当の三分の一くらいしか出さぬということになると、五十円株が五百円で買われたという場合におきましては、買つた価格の何割ということにきめざるを得ない。今のような状態ですと、日本の配当率というものが実際に沿わないようになつておるので、経過的には一株についてなんぼ、投資金額についてなんぼということになると思います。
公団が買つた価格より倍ですよ。これは何というのだろう。こんな、ぼろいもうけをする公団が、倍に入札しても落ちない入札なら、今あなたの言う、何分安価に配給するというお話と、ちよつと比較してどうなんです。それはどうもわからなくなつてしまう。二部長が答えるなら御説明願いたい。
○西川証人 つまり普通の関係で行きますと、売つた価格と買つた価格の差額というものは、公団の收入になるわけですね。それは国のそれぞれのとりきめによつて処置されなくちやいかぬものだと思います。しかしこの大豆増産奨励費というものは、それだけ消費者価格に織り込んであるわけですから、高いわけです。