1979-11-14 第89回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号
御案内のように、共済では通常の年でございますと穂発芽のようなものは減収と見ないということでございますが、今回は減収と見るわけでございますけれども、それを具体的に申し上げますと、そういう被害粒が入った場合に食糧庁として、政府の買い入れ対象外になってしまう、そういう米につきましては私どもはその被害粒だけまず除く、その中から。それで食糧庁の買い入れ基準に達するようにする。
御案内のように、共済では通常の年でございますと穂発芽のようなものは減収と見ないということでございますが、今回は減収と見るわけでございますけれども、それを具体的に申し上げますと、そういう被害粒が入った場合に食糧庁として、政府の買い入れ対象外になってしまう、そういう米につきましては私どもはその被害粒だけまず除く、その中から。それで食糧庁の買い入れ基準に達するようにする。
本件についても、ただいま大臣が答弁されましたように、そういうものは適当に集荷業者、集荷団体等に任してやればいいんだということでなくて、積極的に国が指導をして、そして処理するということを本年は特に考えていただきたいし、特に四十六年の黒蝕粒混入というような理由から政府の買い入れ対象外となった規格外の米については自主流通米として取り扱った例を結局いま食糧庁長官も本年も考えたいと言っていますけれども、これは
○小平(忠)委員 四十六年には、黒蝕粒混入などのため政府買い入れ対象外となった規格外の米については自主流通米としての取り扱いが認められたというのが四十六年の先例です。こういうことは考えていないのですか。
そうすると、ことしの被害の現状から見て、やはり買い入れ対象外となる米が相当多い。これを農政上どのような救済策を考えられるか、大臣の所見を承りたいと思います。
○小暮説明員 先ほど担当の課長からも御説明いたしましたときに触れましたけれども、政府買い入れ対象外になるものが多量に発生する場合、ことしはたぶんそういうことになるんじゃないかということをおそれているわけですけれども、先ほどのふるいの大きさの問題は別にしまして、統計上この限界からこちらが米であるというふうに判定いたしました場合でも、大量のものが政府買い入れ対象外になるような場合には、損害評価の特例といたしまして
○小暮説明員 政府買い入れ対象外となったものを農済でどう扱うかという問題であります。政府の買い入れ対象外となったものはすべて無価値になるというふうに見るわけにはまいりませんけれども、しかしその場合に、大きな災害で大量の被害米が生じましたような場合、これまでにも損害評価上の特例措置を講じた例がございました。
そういう事情でございますので、本年度食糧庁におきましてかりに特別の規格外あるいは等外上というようなものを設けないで五等以上だというような取り扱いになりますれば、その五等にも該当しないものはいわゆる政府買い入れ対象外になりますので、五等に相当する搗精歩合いを標準といたしまして、買い入れ対象外になったものの搗精歩合いの減少した部分を搗精試験によって見込む、こういうような扱いをいたす予定でございます。
その内容は、政府の買い入れ対象になっております最低品位の等級を基準にいたしまして、それと比較をいたしまして、買い入れ対象外の米につきましてそれを搗精をいたしてみまして、搗精歩合の減じた部分に相当する量を減収として扱う、こういうような特例的な措置を従来講じております。
そのために、麦類は腐れて病害が蔓延し、焼き捨てるしか方法のない状態で、実質的には収穫皆無といってよいありさまであり、たとえ多少の収穫があったにしても、品質はきわめて悪く、そのほとんどが政府買い入れ対象外になると見込まれ、果樹も病害が発生し、生理落果を起こし、収穫皆無のおそれがあるし、野菜、菜種、その他の工芸作物についても、根腐れ等により収穫激減が予想され、さらに水稲にもその被害は及び、苗の軟弱、また