1981-06-04 第94回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
○政府委員(松本作衞君) 四、五類米につきましては、従来政府の直接買い入れ売り渡し操作だけを行っておりましたが、その間におきまして消費地においてなかなか販売が進まないということで、全体の過剰傾向の中におきまして四、五類米の売却率が非常に落ちたという実態があるわけでございます。
○政府委員(松本作衞君) 四、五類米につきましては、従来政府の直接買い入れ売り渡し操作だけを行っておりましたが、その間におきまして消費地においてなかなか販売が進まないということで、全体の過剰傾向の中におきまして四、五類米の売却率が非常に落ちたという実態があるわけでございます。
砂糖価格安定法案では、関税、消費税は、ほぼそのままに据え置いて、砂糖価格安定事業団の買い入れ売り渡し操作で糖価を安定させようというのであります。この場合予想される安定価格は、国際水準等と比較して高過ぎるのではないか。欧米諸国の砂糖小売り価格は一キロ当たり約九十円から百二十五円ぐらいであると聞いております。安定上限価格と下限価格の幅も大き過ぎるのではないか。
同時にまた、農産物価格安定法によって、幾つかの重要農産物を、やはり政府が適当量の買い入れ、売り渡し操作を行ないまして、これによって価格を維持していく、こういうような方法が根幹になっておったと思うのであります。現在までの農産物販売総額に対しまして、これらの政府が直接操作をする支持価格制度の中にありますものが、大体七割ぐらいあろうかと思いますが、相当大きな部分を占めている。