1963-03-14 第43回国会 衆議院 文教委員会農林水産委員会連合審査会 第1号
そういうことがだんだん制度化して、その後は今度はアメリカの余剰農産物買い入れ協定の別途協定として、そうしてさらに継続的にアメリカから脱脂粉乳の現物供与を受ける。これが四年間続いたわけです。昭和三十一年から三十四年までは、これはいわゆるMSAの協定の別途協定として学校給食用にアメリカから脱脂粉乳の贈与を受ける。
そういうことがだんだん制度化して、その後は今度はアメリカの余剰農産物買い入れ協定の別途協定として、そうしてさらに継続的にアメリカから脱脂粉乳の現物供与を受ける。これが四年間続いたわけです。昭和三十一年から三十四年までは、これはいわゆるMSAの協定の別途協定として学校給食用にアメリカから脱脂粉乳の贈与を受ける。
それで私は、企画庁長官がアメリカに行かれましたその会談の内容と、ベンソン長官一農林大臣との話がどうなったか、この点を伺わなければ、先刻私が申し上げました第四次余剰農産物の買い入れ協定がどういう結末をつけるかという基礎がつかめないわけなんです。この点から、私は両方にお聞きしたいと思っておるわけなんです。
結果においてはそういう役割をある程度果しておりますが、これはやはり結局今日の日本の食糧の需給関係、御承知のように非常に多額のものを輸入しておる、そういう事情にある、それを借款の条件が日本の今日の資本市場から見て相当に有利であるということ、そういうことから余剰農産物買い入れ協定を結ぶことが適当である。
質問の第一点は米国政府と日本政府との間できめられました一億ドルに及ぶ余剰農産物の買い入れ協定によって、米国政府は使用額の二千五百五十万ドルのうちから二百万ドル、すなわち邦貨に直して七億二千万円、これを農産物の市場開拓費として充当せられるかのように聞いておるのでありますが、これは贈与でありますか、それとも貸与か、これを一つ伺いたい。
MSA協定の五百五十条に基く買い入れ協定と、一緒にこんがらがってしまう場合が実は非常にあるわけです。今度のこの余剰農産物の受け入れというものは、アメリカの国内法によると、百一条に明確に規定しておるのは、通常の取引のそれのプラス・アルフアとして、その上積みとしてこの余剰農産物を受け入れるものである、こういうことが明文化されていると私は考えておるのです。