1963-03-30 第43回国会 参議院 本会議 第17号
日本銀行の買いオペ方式によって公募債発行のためのインフレ防止策を実施しておりますが、買いオペ方式は、運用を誤ると、政府保証債の日銀引き受けと実質的には変わらず、さらに赤字公債引き受けに発展し、インフレ要因を誘発する危険性があります。以上述べたような金づくり政策は、翌年に繰り越される余剰金の食いつぶしとなり、三十九年度の財源難は必至であります。
日本銀行の買いオペ方式によって公募債発行のためのインフレ防止策を実施しておりますが、買いオペ方式は、運用を誤ると、政府保証債の日銀引き受けと実質的には変わらず、さらに赤字公債引き受けに発展し、インフレ要因を誘発する危険性があります。以上述べたような金づくり政策は、翌年に繰り越される余剰金の食いつぶしとなり、三十九年度の財源難は必至であります。
それからまた、投融資計画には、三十七年度の自然増収を産投会計に繰り入れまして、三十八年度に支出する額が三百十三億円、それに、先ほどのお話にもありましたが、日銀買いオペ方式が改定されたという状況のもとで、政府保証債の発行額が三百十億円ふえておる。
○倉成委員 財政投融資と関連しまして、将来の資金需要がどうなるか、これは日銀の買いオペ方式とも関連するわけでありますが、現在の融資が滞貨やあるいは減産資金、うしろ向きの融資が非常に多いということはよく承知するわけでありますけれども、前向きの資金の需要がだんだん出てくるんじゃないか。
○広瀬(秀)委員 ただいま銀行局長から答弁がありましたけれども、こういうような商工中金等で困っておる現状に対して、それを買わない、第二義的に考えるというようなところから、やはりこの新しい買いオペ方式というものが、一種の株価対策であったり、あるいは公債発行に肩がわりするものだというような印象を与えておるわけでありまして、そういう点については、一つ十分考慮をしていただかなければならないと思いますが、これからもこういう
政府は、これらに対処するため、三十八年度は日銀による買いオペ方式と相待って、政府保証債の発行増大を計画いたしております。しこうしてわが党議員のこの点に対する追及に対して、これは決してインフレを招くものではない、それのみか、国債の新規発行だって考えてよいのだというような答弁をしているのであります。この態度はまことに重大であると申さなければなりません。
○国務大臣(水田三喜男君) これは貸し出し政策一本でいくべきものか、前にも行なわれましたように、買いオペ方式というようなものも方式としてこれは併用されてもいい問題だと思いますが、ただいまのところはやはり金融引き締めという基調を堅持するために、買いオペという方式はとっておりませんが、しかし、これは一本調子にいくのがはたしていいか悪いかという問題が残っておりますし、第四・四半期の実情に応じては私ども貸し
○水田国務大臣 さっき申しましたように、通貨の供給方式につきましても、従来の方式一つじゃなくて、買いオペ方式というものが併用されるというようなことが好ましいと私どもは考えています。
○水田国務大臣 政府の方針、政府はどう思うかということでしたら、私はやはりああいう買いオペ方式を併用するのがいいと考えております。