1974-11-12 第73回国会 参議院 建設委員会 閉会後第3号
旭川市では駅前の商店街から車を遮断し、ベンチ、花壇を置いた買いもの公園が誕生、美幌町ではメーンストリートを緑化、遊歩道化して生活道路に模様がえ、帯広市では市街地の周辺に五百から千メートルの「帯広の森」を配置する等、これらは人間都市への実行の試みであり、今後の都市行政の方向を示唆するものでありました。
旭川市では駅前の商店街から車を遮断し、ベンチ、花壇を置いた買いもの公園が誕生、美幌町ではメーンストリートを緑化、遊歩道化して生活道路に模様がえ、帯広市では市街地の周辺に五百から千メートルの「帯広の森」を配置する等、これらは人間都市への実行の試みであり、今後の都市行政の方向を示唆するものでありました。
具体的事業については、たとえば旭川市あるいは函館市では、本計画に沿って中心商店街に買いもの公園を建設するといったような例がございます。また岡山市では、駅前地区の市街地再開発を進めるといったようなことを行なっておりまして、各地域におきまして、それぞれ実情に即しあるいは近代化事業の準備検討が行なわれているといったのが現状でございます。
それでは、全然机上プランであるかということになりますと、流通近代化計画の中でもやはり使われておるケースはあるわけでございまして、例として適切であるかどうかわかりませんけれども、たとえば旭川において買いもの公園をつくったというのは、流通近代化計画の中で一つのそういう構図が描かれておりますので、それに従ってつくったという経緯もございます。