2020-03-10 第201回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
つまり、貯蓄割合自体がこう、あっ、ごめんなさい、消費割合自体が減って貯蓄率が高まっているんですよ。二〇〇〇年から二〇一四年まではもう一貫して貯蓄率ゼロになるんじゃないかと言われていたんですけれども、二〇一四年から現在に至っては貯蓄する方が多くなっている。 これはなぜかというと、これは将来不安があるので、やっぱり年金制度ですね。
つまり、貯蓄割合自体がこう、あっ、ごめんなさい、消費割合自体が減って貯蓄率が高まっているんですよ。二〇〇〇年から二〇一四年まではもう一貫して貯蓄率ゼロになるんじゃないかと言われていたんですけれども、二〇一四年から現在に至っては貯蓄する方が多くなっている。 これはなぜかというと、これは将来不安があるので、やっぱり年金制度ですね。
住宅ローン、教育費、それから生命保険などという強制貯蓄割合というものもずっとふえておる。 労働省の調査を見ますと、完全失業率は伸びておる。非常に雇用の状況は悪いですね。特にことしに入って一、二、三、三月などというのは非常に悪いですね、伸びておる。そしてまた、一世帯当たりの平均収入というようなものを見てみましても、これも非常に悪いです。 どの資料を見てもいい資料はないですね。
したがって、食料費を除きました場合に、つまり、貯蓄が少ない割合だけ食料費が多いというふうなことが現在の所得五分位別の家計支出の統計から観察されるわけでございますから、食料品を非課税といたしますと、貯蓄割合が高い部分だけ支出が多くなっておりまして、全体として大体五四%くらいが支出されておるわけでございます。
おそらく私の理解では、四十六年度の可処分所得の勤労者一世帯の貯蓄割合は、二〇%見当と理解しておるのですけれども、いずれにしても、上昇傾向にございますから、今後やはり貯蓄が全体として伸びていく、こういうことだけは言い得ると思うんです。
そういうような情勢が現実にはもっと強化されてきているのではなかろうかと思っているのですが、いまの統計の数値が示すところによれば、個人の貯蓄割合、貯蓄性向というものは、こんなに物価が上昇していってもほとんど変わらないわけですね。しかも世界で一番高い貯蓄性向を持っている。