2000-04-20 第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第11号
○政府参考人(竹村公太郎君) 昭和五十二年の噴火以降、有珠山におきまして砂防事業としまして北海道は、西山川や小有珠川等の十三渓流において平成十二年三月末までに約二百七十八億円の事業費を投入し、砂防ダム四十三基、これは貯砂容量としまして五十四万立米、そして床どめ工として十七基、流路工として九カ所で約五千五百メーターを整備いたしました。
○政府参考人(竹村公太郎君) 昭和五十二年の噴火以降、有珠山におきまして砂防事業としまして北海道は、西山川や小有珠川等の十三渓流において平成十二年三月末までに約二百七十八億円の事業費を投入し、砂防ダム四十三基、これは貯砂容量としまして五十四万立米、そして床どめ工として十七基、流路工として九カ所で約五千五百メーターを整備いたしました。
そしてその場合に、貯砂容量については十万立方を考えて二カ所で遊砂地をつくって、来るか来ないかはわかりませんが、二次、三次の土石流による人災を防ぐ、あるいはこれ以上の災害を防ぐ、こういうことだということです。 では一体いつから間に合うのか。これは大変難しい質問で、先ほど来その点が慎重に避けられていたとも受けとめられるわけでございますが、本当にいつ次の土石流が来るのかということはわかりません。
この遊砂地につきましては、二カ所で約十万立方メートル程度の貯砂容量を有しておりますが、遊砂地の能力を上回る量の土石流については下流への土砂の流下が予想されるわけでございます。このため、ソフト対策といたしまして監視カメラ、雨量計、ワイヤセンサー等の土石流発生監視装置を設置するとともに、関係機関と協議いたしまして、住民の皆様方の警戒避難体制の確立に秀めてまいるべく検討をしておるところでございます。
約十万立方メートル程度の貯砂容量を有しておるものと考えております。 また、雨量の状況と土砂の排出量というのはちょっと私どもも予測がつきません。 以上でございます。
ですが、上流の状況等を勘案しまして、今後の降雨によりましてさらに泥流の流下の危険があるというようなことになってございますので、本年度におきましては砂防ダム二基を追加いたしまして、また一号ダムにたまりました土砂を掘削いたしまして、全部で四万五千立方メーター程度の貯砂容量を備えたいというふうに思っておりまして、これによりまして下流の人家連檐地区の安全を図りたいということになっております。
たとえば、その流域の特性を考慮いたしまして、堆砂量がございますが、その堆砂量を安全に貯留できるような貯水容量、貯砂容量を持っておるということが一つ。
さらに既設砂防ダム、これが上流に一基ございますが、これの埋まっておる土砂を除去いたしまして貯砂容量を増すという点につきましても五月末に着工いたしたいと考えております。それから横道部落から約五百メートル上流の地点でございますが、護岸が傷んでおります。それから中州がありまして河積が狭められておりますので、これも五月末に着工いたしたいと考えております。 以上でございます。
それで、さらに今後、いま実施しております砂防工事、これができますと、さらに百七十五万立方メートル、これだけの貯砂容量となる予定でございます。でございますので、これの貯砂につきましては、現在の砂防工事をやることによって十分安全と考えておりますけれども、さらにその土砂流に対して安全性を高めるように、土砂堆積を掘さくしまして建設材料等に有効に利用する、そういうことについても検討しております。