1978-03-30 第84回国会 参議院 予算委員会第三分科会 第2号
いま先生のおっしゃいますように、最終的には貯留式にいたしまして基地で抜き取るということが完全な方法だというふうに考えておりますけれども、基地は三ヵ所に分散されておりますので、同時に三つの基地が完成しなくちゃならないということもございますので、今後ともそういう点についての検討を十分していきたい。
いま先生のおっしゃいますように、最終的には貯留式にいたしまして基地で抜き取るということが完全な方法だというふうに考えておりますけれども、基地は三ヵ所に分散されておりますので、同時に三つの基地が完成しなくちゃならないということもございますので、今後ともそういう点についての検討を十分していきたい。
当然必要な抜き取り基地をつくってタンク貯留式という方法をやはり採用するべきじゃないかと思うんですね。この前橋市というのは県都であって、その市街地の中心を新しく装いをこらした国鉄が走るのに余り汚いことではこれはよくない、国鉄の恥にもなると私は思うのです。この点どうお考えになりますか。
それができますと、ほぼ全国のうちの主要の急行、特急分の便所については貯留式にできるというふうになるかと思います。
いまおっしゃいますように、たれ流しのものをタンク貯留方式という形で、車の方の施設と地上施設と両面相まちながら進めておるわけでございますが、五十年度末時点で四千五百両ほどがタンク貯留式になってございます。そのほかにつきましては、とりあえず七千両を目標に五十三年度までに処理したいというふうに考えてございます。
その後、四十四年に入りまして、品川、田町、向日町、宮原、南福岡といったような幹線の優等長距離列車を受け持っている基地におきまして何とか早く改善をいたしたいということで、先ほど申しましたように貯留式タンク方式を採用いたしまして、これは新幹線と同じ方式でありますが、取りかかったわけでありますけれども、相手方、処理場の地域の問題との話し合いが非常に難航いたしまして、この中で現在使用可能になっておりますものは
この全体と申しますか、先生の御質問の実情の調査という点でありますけれども、これは現在各線区にわたって現実の問題といたしましてたれ流し式が行なわれているわけでありまして、たとえば総武線におきまして東京駅へ地下で乗り入れている線の総武快速電車とかあるいは東海、山陽線を走っております一部の列車に限りまして貯留式タンク方式による汚物処理の装置を施しているわけでありますけれども、その他の線区についてはまだまだの
○藤井説明員 御質問の件につきましては、せっかく努力はしておりますが、まだ効果があがってないので実は苦慮しておるような次第でございますが、御承知のように、新幹線は、例の貯留式でもって浄化するということで一応処理がつき、現在線におきましても、優等列車に関しましてはやはり貯留式を使ってその設備をやっておるということで、この数字もあとで担当者から詳しく申し上げますが、大体国鉄車両の二五%ぐらいはその処理がついておるんだろうと
新幹線は御承知のように貯留式でございまして、基地に参りましてからその汚物を処理するというシステムになっておりますので、どうしても完全な下水道がなければいけない。これにつきましては、たまたま県の下水道事業が進行中でございますので、この点に対しても時期を繰り上げまして、私のほうが分担金を出しまして工事を進めるように話を進めております。
そこできょうは、国鉄の常務理事が御出席だと思うわけでございますけれども、いま私が申し上げました問題等も含めまして、去年の十月末でございますか、国鉄の常務理事会におきまして、ふん尿たれ流しの黄害対策として予算約五十五億を投じて東京、大阪、福岡に基地を設ける、また車両を改造する、これはタンク貯留式にするわけですね。
けれども、このことについては、新幹線方式に内部貯留式にしたところで、別にもうかるわけではない。汽車に乗ってもうんちが自由にできるようになったからといって、汽車に乗ろうという人はない。そうしますと、みすみす八百億円はただ公衆衛生上ということである。観点を変えなければ、大蔵省としてもなかなかうんといえない。
こういうようなことはいままで聞けば、知らぬ人は、そんなことはなかろう、そんなしょんべんやくそを汽車がたれ流しで走っておるようなことはないだろうというふうに思う人が多かったと思うのでありますが、実際は新幹線以外は——新幹線は内部貯留式でありますからいいのでありますが、新幹線以外は全部、汽車が走れば走るほど、スピードを増せば増すほどしょんべんとうんこは広範に沿線に広がるわけであります。