1978-06-05 第84回国会 参議院 商工委員会 第19号
そしてその石油というものは粗っぽい貯留岩の構成粒子の間にこうたまっているんだ、そして、それがその貯留岩という粗っぽい岩石の外に逃げていかないように液体を通さないようなふたがいるんだと。
そしてその石油というものは粗っぽい貯留岩の構成粒子の間にこうたまっているんだ、そして、それがその貯留岩という粗っぽい岩石の外に逃げていかないように液体を通さないようなふたがいるんだと。
わかりませんが、伝え聞くところによりますと、それぞれに調査をした結果どうも陸寄りの方はさっき橋本先生のおっしゃった石油の貯留岩になる砂岩層の発達が非常に乏しい。沖合いへ行くほど厚くなる。そういうことで現実にも第四区にはガルフが井戸を掘ったと思います。それから第六区ではシェルが井戸を掘ったと思います。いずれも同じような状況でございまして、逆に彼らの感触からは沖合いへ行くほど砂岩層が発達している。
資源エネルギー庁の試算によると、共同開発区域には貯留岩中に七億二千二百万トンの炭化水素量が存在しておる、こういうことになっておるわけであります。その問題は、前に、本協定の審議の際に外務省文化情報局の出した、いまアジア局次長がおしまいになった資料、その資料に基づいて質問をいたしましたところ、当時の鳩山外務大臣は、外務委員会の審議の中でそれの訂正を実現をしたわけであります。
○政府委員(古田徳昌君) 当該地域につきましての全体としましての貯留岩中の炭化水素量、すなわち原始埋蔵量は七億二千二百万トンという試算になっております。これをもとにしまして幾ら取り出せるかということで計算いたしますと、つまり究極可採埋蔵量でございますが、これについての一つの試算としまして三億七千六百万キロリットルという数字になっているわけでございます。
先生御指摘の七億二千二百万トンという数字につきましては、この審議会の一つの試算をベースといたしまして、通産省としまして、この共同開発区域につきましての貯留岩中の炭化水素量、すなわち可採埋蔵量ではございませんでして、原始埋蔵量といいますか賦存量についての一つの試算を行ったものでございます。その数字が七億二千二百万トンでございます。
〔委員長退席、山下(徳)委員長代理着席〕 この計算は、通常、石油の埋蔵量の推計を行う場合に使われます堆積物容積法という手法でございますが、堆積物の全体の量を出しまして、その中にある炭化水素の総量を推計したり、貯留岩の中にどういう比率で集積されるかというふうな計算をするわけでございまして、これらの途中で使います係数、たとえば泥岩率とか集積率というふうなものにつきましては、日本周辺大陸棚での経験をもとにしてそれらの
○古田政府委員 通常、石油の埋蔵量を試算いたします場合に、まず堆積層の厚さを調べまして、さらにその堆積層の中でどの程度の炭化水素量があるか、さらにその炭化水素が貯留岩の中にどういう形で滞留しているかというふうな試算を進めていくわけでございます。
その試算は、堆積物の容積を推計いたしまして、それにいろいろな炭化水素の総量とか、あるいは貯留岩にたまります集積率というふうなものを仮定として置きまして計算するものでございますけれども、その計算結果によりますと、沖繩・東シナ海域におきまして、究極可採埋蔵量は約七億キロリットルということになっております。
なお、石油や天然ガスの埋蔵量の把握につきましては、ただいま申し述べました究極可採埋蔵量のほかに、その前提としまして賦存量、つまり貯留岩中の炭化水素量というとらえ方でございますが、原始埋蔵量というとらえ方がございます。
〔山崎(拓)委員長代理退席、委員長着席〕 それからなお、究極可採埋蔵量でなくて、貯留岩中の炭化水素量、いわば原始埋蔵量としてのとらえ方をいたしますと、同様に私どもの試算としまして、この共同開発区域に限定した場合でも七億二千二百万トンの埋蔵量の可能性があるという試算がございます。
ただ、私どもの方でこの審議会の試算データを基礎にしまして共同開発区域にのみ限定して行った試算によりますと、同地域の貯留岩中に七億二千二百万トンの炭化水素量が存在しているというふうな計算がございます。
この貯留岩中の全体の炭化水素を前提としまして、それから究極可採埋蔵量を試算しますと、前提の置き方によりますけれども、三億七千六百万キロリットルの原油換算の埋蔵量が試算されるわけでございます。
この日本石油開発の調査結果を私どもとして聞いてみますと、詳細は別でございますが、この共同開発区域内におきまして第三紀層が非常に発達しているということで、石油の母岩とかあるいは貯留岩というふうなものが非常に期待できる、かつ、その石油の母岩となります第三紀層の厚さが六千メートルにも及ぶ地域であるというふうな報告を受けているわけでございます。
これが根源岩と普通呼ばれているわけでございますが、この石油が数千万年という間に次第に流れていきまして、その右側の貯留岩、石油をためるにふさわしい岩石中に移動していくわけでございまして、その貯留岩にたまります量が、これはいま地域ごとにいろんな数値がございますけれども、ある経験値で考えてみますと、その五百二十億トンというのがそこにありますようにこの計算によりますと十三億トンというふうな数字になっていくというわけでございます
○政府委員(大永勇作君) 先ほど提出すると申しました石油・可燃性天然ガス資源開発審議会の資料でございますけれども、これは一回だけでございませんで何回かやっておりまして、たとえばいわゆる貯留岩、油のあります岩の中の炭化水素の量の推定等につきまして何%何%というような係数をそのつど若干変えて、そのときの採油の何といいますか、可採技術その他を判断いたしまして変えて出しているわけでございまして、そういう点からいきまして
それから石油をためるのに都合のいい岩石、これを貯留岩と言います。そして、この貯留岩の中にせっかく石油がたまっても逃げるといけませんので、これの上にふたが要ります。これを蓋岩。ふたの岩と書きます。そのふたの岩が必要なんであります。ところが、これだけではまだ油田ができないのでありまして、これが油をためるのにいい構造をしておらなければなりません。
○渡辺(朗)委員 それから、重ねて橋本先生で申しわけございませんけれども、北海油田の場合に、私、聞いたのですけれども、いまの貯留岩が、九一%が砂岩で九%は石灰岩というような岩石の特徴がございましたが、そういう点は、この海域においての特徴というものと比べまして何か共通性とか、あるいはそういうこととは全然関係なしに油田の層というものは出てくるわけでございますか。
これを貯留岩と申しておりますが、これはすき間の多い岩石、たとえば砂とか砂の固まった砂岩とか、石灰岩とか、そういった岩石であります。たまりますには、その貯留岩があるだけでなく、ふたをする、油を通さない岩石が必要であります。これをキャップロックと申しておりますが、上へかぶさる岩石が必要であります。