1976-05-12 第77回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第5号
○和田説明員 本川揚水発電所が計画されました経緯につきましては、四国電力の系統全体が急速に大きくなってまいりまして、これに対しますピーク供給力の確保につきましては、在来型の貯水池式発電所等も考えられるわけでございますけれども、四国の地形そのほかの関係によりまして、数十万キロワットオーダーのピーク発電所はなかなか計画が困難でございますので、揚水発電所の適地につきまして、かねてからいろいろ調査をしてまいりましたところ
○和田説明員 本川揚水発電所が計画されました経緯につきましては、四国電力の系統全体が急速に大きくなってまいりまして、これに対しますピーク供給力の確保につきましては、在来型の貯水池式発電所等も考えられるわけでございますけれども、四国の地形そのほかの関係によりまして、数十万キロワットオーダーのピーク発電所はなかなか計画が困難でございますので、揚水発電所の適地につきまして、かねてからいろいろ調査をしてまいりましたところ
また、供給種別を張りつける場合には、ベースには主として原子力、火力あるいは一般水力を張りつけまして、ピーク部分には貯水池式発電所、さらに一番ピークの上の方の部分には揚水発電所を張りつけて、全体として適正な供給力を確保できるようにするわけでございます。
この間、政府及び国会の深い御理解と絶大なる御支援のもとに、鋭意目的達成のため努力いたしました結果、現在までに、佐久間、御母衣、奥只見、田子倉等の大貯水池式発電所を初め二十五カ所、総出力二百四万三百キロワットの発電設備と、二九に関連する送変電設備を完成し、引き続いて仕かかり中の工事並びに新規開発工事として、八十四万七千八百キロワットの建設に邁進いたしておる次第でございます。
六、次に、電源開発株式会社につきましては、三十四年度におきましては、前年度に引き続き田子倉、奥只見、御母衣等の大規模貯水池式発電所の建設に重点を置き、ほぼ三十三年度並みの四百九十億円の工事規模を確保する計画であります。このため四百億円の財政資金を投入するほか、世界銀行からの借款の成立を期待し、これにより三十六億円をまかなう計画であります。
次に電源開発株式会社につきましては、三十四年度におきましては、前年度に引き続き田子倉、奥只見、御母衣等の大規模貯水池式発電所の建設に重点を置き、ほぼ三十三年度並みの四百九十億円の工事規模を確保する計画であります。このため四百億円の財政資金を投入するほか、世界銀行からの借款の成立を期待し、これにより三十六億円をまかなう計画であります。
次に、電源開発株式会社につきましては、三十三年度においては前年度に引き続き田子倉、奥只見、御母衣の大規模貯水池式発電所の建設に重点を置き、三十二年度の当初計画四百二十八億円に対し七十億円増しの四百九十八億円の電源開発工事を遂行することとなっており、このため産投出資九十億円、運用部借り入れ二百五十四億円、計三百四十四億円の財政資金を投入するほか、世界銀行からの借款の成立を期待し、これにより一百二十三億円
次に、電源開発株式会社につきましては、三十三年度においては前年度に引き続き田子倉、奥只見、御母衣の大規模貯水池式発電所の建設に重点を置きまして、三十二年度の当初計画四百二十八億円に対しまして、七十億円増しの四百九十八億円の電源開発工事を遂行することとなっており、このために産投出資九十億円、運用部借り入れ二百五十四億円、計三百四十四億円の財政資金を投入するほか、世界銀行からの借款の成立を期待し、これにより
どうしても先刻来申し上げておりますように、火力の発電所をやる場合には、こういうふうな大容量の大貯水池によりまして、尖頭を持たせるという必要から、大貯水池式発電所というものの必要が、ますますふえて参るわけなんであります。
それからまた、新鋭火力との組み合せは階段式ではできない、貯水池式発電所でないとできないということは、さきに申した通りであります。 いま一つは、階段式計画は、下流の既設の発電所並びに計画中の当社発電計画が全然無効になるというような難点もあるのでございます。その点も御了承いただきたいと思います。
佐久間発電所(出力三十五万キロワット)は、現在わが国最大の貯水池式発電所であり、去る昭和二十八年春に着工し、三カ年回の年月と、三百六十億円の巨額な工事費を、要して昨年五月末に完成し、電力不足の打開に寄与していますことは御承知の通りであります。
それから貯水池の問題でありますが、これは実は現在までの水力調査の結果もございまするが、さらに最近の新鋭火力と貯水池式発電所の組み合せという新しい見地から、もう一ぺん全国の候補地点を洗い直しております。まだはっきり結論が出ませんが、大体今の考えでは、おそらく今後なお建設できる野水池式の個所が六、七十あるのではないかと考えております。
従いまして、当社の担当いたしまする工事は、その性質上おおむね大規模ダムの建設を伴う貯水池式発電工事でありまして、下流増問題を包含する場合が割合に多いのでございます。
また目下電力会社が建設しておりまする新鋭火力の合理的運営の上からも当社の開発する大規模な貯水池式発電所の一貫運営が前提となっておるのでありまして、このために当社の建設が非常に急がれておる次第でございます。
それがために水力発電所の利用率の向上、それから貯水池式発電のフル運転を図つた一方に、需用家におきましても、自主的な負荷の抑制をかなり強度に、これは需用家と電気事業者との話合によつて行なつたのでありますが、相当にこれを行わざるを得なかつたのであります。
これの作成に当りましては、水力の可能出力をば想定いたしまして、そうして又その可能出力の利用率、これをできるだけ実情に即するように、又できるだけよく利用できるように査定をいたしまして、そうして貯水池式発電所と水路式発電所に分けて、詳細な過去の記録も統計にいたしまして、水力の共給力を想定し、又火力につきましても、設備の許す限り年間計画として供給のでき得る限度の石炭をあてがわして、石炭において大体六百三十万
北海道の電力関係は内地と非常に異なつた特性を有しているのでありまして、例えば第一としましては貯水池式発電力が非常に強大でありまして、水力最大出力二十八万五千キロワツト中、貯水式発電所は日発雨龍五万一千キロ、配電虻田一万九千五百キロ、阿寒系一万五千六百キロ、大沼系四万八百キロ、苫小牧製紙千歳系二方八千八百キロで合計約二十万キロ、総出力の四二影を占めております。
即ち尾瀬沼を頂点とする利根川上流に貯水池式発電所を建設して頂きたい、かくすれば電源開発と併せて治水、灌漑、水道等にも効果があるから、この実現は現下の急務であるということ。第二には不時出水等の場合に発電所における無効放流がしばしばあるから、これを活用して電源地帯の需用先に有効に利用せしむるような態勢を整備してくれということ。
去る七月五日議長より閉会中の審査の承認を得まして、同月七日より十二日までの六日間、岐阜縣丸山貯水池式発電所及び新潟、富山各縣の発電所を調査いたしました結果、本小委員会といたしましては、結論として、電力復興計画は、五年ないし十年の期間を区切つて一應の方針を立てることが必要であるが、現実の問題といたしましては、工事中止中のもの、及び工事期間の短かい有利な貯水池式発電所の開発を個別的に審議して、工事を確実
上椎葉貯水池式発電所の開発につきましては、第一期工事といたしまして四万キロワットを開発すべく、昭知二十三年着工、昭和二十七年末発電所完成、二十八年末堰堤完成の予定のもとに鋭意関係方面の了解を得べく努力している次第でございます。
ついては西日本送電幹線の建設と周波数の統一、上椎葉貯水池式発電所の開発並びに築上その他火力発電所の建設等を実現されたいというのであります。