2012-03-05 第180回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
加えて、斜面を観測する機器を追加設置いたしまして、湛水に伴う貯水池周辺斜面の変異の早期把握に備えた監視観測体制の強化を行っております。 なお、これらの点検、調査の結果や監視観測体制の強化につきましては、試験湛水に先立ち、川上村等の地元の自治体に説明いたしまして、あらかじめ承知いただいておるところでございます。
加えて、斜面を観測する機器を追加設置いたしまして、湛水に伴う貯水池周辺斜面の変異の早期把握に備えた監視観測体制の強化を行っております。 なお、これらの点検、調査の結果や監視観測体制の強化につきましては、試験湛水に先立ち、川上村等の地元の自治体に説明いたしまして、あらかじめ承知いただいておるところでございます。
○南政府参考人 試験湛水中につきましては、あらかじめ定められました計器、観測機器、今、自動観測機器百九十八機を現地に置いておりますが、そういった観測機器によりまして、貯水池周辺の地山も含む安全性を随時確認しておるところでございます。 万が一地すべりの兆候が認められた場合には、状況を踏まえながら、まず安全第一に適切な対応をとってまいるということでございます。 以上です。
そしてさらに、五十八年に発生した濁水を契機としまして、ダム濁水対策調査研究会、これは本省に設置しましたが、その結果を受けて、昭和六十二年からは、貯水池周辺からの土砂流入を防止するための植栽等を行う貯水池水質保全事業に着手しまして、平成十一年度までに十七億円をもって三十九ヘクタールを対象にして植林をしている状況にございます。
建設省におきましては、ダムの貯水池周辺の地すべりの可能性について綿密な調査を行っておりまして、すべてのダムにおきまして、ダムの完成間近にダムの試験湛水を開始いたします。その試験湛水の中で、周辺の地甘の安全性、挙動を十分調査をすることになっております。
この高山ダムにつきましても、昭和六十年前後にいわゆるアオコの発生と水質問題が発生をしたということもございまして、昭和六十一年度から平成七年度にかけましてダム湖活用環境整備事業を整備をいたしまして、貯水池周辺の運動広場、展望広場の整備に関する基盤整備を実施してきたところでございます。
第四に、堤防やダム貯水池の機能の維持増進を図るため、堤防やダム貯水池周辺の樹林帯を、河川管理施設として適正に整備または保全することができるよう措置することとしております。 第五に、水質事故処理等の河川の維持行為について、原因者に行わせ、またはその費用を負担させることができることとしております。
第四に、堤防やダム貯水池の機能の維持増進を図るため、堤防やダム貯水池周辺の樹林帯を、河川管理施設として適正に整備または保全することができるよう措置することとしております。 第五に、水質事故処理等の河川の維持行為について、原因者に行わせ、またはその費用を負担させることができることとしております。
あるいはまた、貯水池周辺の地肌が荒れていることが汚濁の原因ではないかというような議論もございますので、ダム貯水池ののり面の緑化等を進めて、植物による水質浄化というような効果を期待する試みもなされております。 それから、もっと抜本的に、流域対策ということで、これも一部のダムで試みてございますが、貯水池近傍における植栽を促進する、木を植えるというようなことも実施しているところであります。
それから、ダム貯水池周辺にとどまっている住民に対する雇用機会の創設といたしましては、例えば住民の意向を取り入れまして、九十五メーター以下の土地で植物油栽培とか畑作等を行うことを特に許可をするとか、三年計画で農業、漁業の技術指導を行うというようなこと。さらには、先ほど御指摘のカヤン村の居住環境の改善。
それに対しては今、インドネシア政府が着実に世銀が示したアドバイスを実行しつつある、こういう報告でありましたが、それではもう少し細かく、四点の中で、スマトラ島への移住の促進、あるいは雇用機会の創設、あるいはまた貯水池の近くに新しくカヤン村というふうなものをつくっているようだが、それに対する居住環境の改善、また、移住を拒否して貯水池周辺にとどまっている住民たちの保健衛生、あるいは子供たちの学校教育問題、
補償を受けつつも、まだ移転していない住民とともに、貯水池周辺にとどまって生活しておりますのが四月末現在で約千三百世帯というふうに承知しております。 世界銀行は、ただいま委員御指摘のような問題意識は持っておりまして、この移転補償問題の解決に向けてインドネシア政府と協議を行いまして、現在次のような内容の行動計画を示し、その実施につきアドバイスを行っているものと承知しております。
またさらに、表面取水設備の操作、それから堆積土砂の除去、貯水池周辺の護岸工事等によりまして濁水の軽減に努めているところでございます。 そのほかまた、五十五年から五十八年にかけまして、現地の砂をろ適材といたしまして吉野川の濁水をろ過することによりましてこの濁度の軽減を図るための室内実験を実施いたしております。
ダム建設に伴う貯水池周辺地域の過疎化を防ぐとともに、関係住民をできるだけ多く地元に残留させることを主たる目的にしているものであります。
しかしながら、電力ダムといたしましては機能の低下はございますが、しかし発電は可能でありますので、そういった状況で、私どもとしては、特段それに対してダムの堆砂を排除するというような指導はしていないわけでございますけれども、ただ、この堆砂によりまして貯水池周辺の一般人家等に影響がありますことは避けなければなりませんので、そういう事態に対しましては、適切な、それぞれ個々具体の対策を進めていただいておるという
大渡ダムの地点、特にこの仁淀川という地域におきましては、地質的に非常に破砕地帯といいますか、不良な地帯であったことは事実でございまして、そういったところに大きなダムをつくっていかなければいかぬということは、私ども、当然のことながら技術的にそのダムの安全性あるいはその貯水池周辺の安定といったことについて、まあ昔からといいますか、気を配ってきたつもりでございます。
その調査の結果を踏まえまして、先ほど来申し上げているような学識経験者の意見ももちろん参考にいたしますし、また、地元の関係機関等と連絡を密にした上で、貯水池周辺の安全に支障のある個所については十分な予算措置も講じて適切な対策を実施してまいりたい、そう思っておるところでございます。
○佐藤説明員 先ほども申し上げましたように、大渡ダム貯水池周辺の地域でございますが、これはダム建設に伴いまして部分的に地すべりが発生する可能性がある、またその対策も必要であるということにつきましては、大渡ダム建設に先立ちます調査によって十分承知いたしておりました。
もうすでに傾斜計などを設置いたしまして、以前からやはりその挙動を監視しておるところでございまして、決してそこはなおざりにしておる、そこは必要ないとして何もしてないということではございませんけれども、そういった個所につきましても、今後とも同様に地元の村長さんや学識経験者の御意見も聞きながら判断いたしまして、対策が必要な個所ということにつきましては早急に適切な対策を実施しなきゃいかぬ、そういたしまして、貯水池周辺
○川本政府委員 地元の住民の皆様に不安を与えておるという現実については大変申しわけないと思っておりますけれども、先生お話しの土木研究所の調査、これは土木研究所だけではございませんで、先ほど申し上げた貯水池周辺の地すべり対策といったことで委員会をつくっておりまして、大学の先生方あるいはコンサルタントの地質調査業の方、そういったものを含めましてその委員会としていろいろ調査検討をしてきたところでございまして
○川本政府委員 ダムの建設に当たりましては、貯水池の湛水に伴いまして発生するおそれがありますのが貯水池周辺の地すべりでございまして、こういったものを予測いたしますために、ダム本体の建設以前からも必要な調査を実施してきておるところでございまして、現在の技術的水準に照らして妥当な範囲で地すべり対策を行ってきたところでございますが、その内容につきましては、先生おっしゃるようなことがあってはならないことでございまして
また、当ダムは、ダム周辺敷地を魚釣り、風景観賞、散歩等に広く一般に公開し、住民が安心して楽しめるダム及び貯水池周辺環境をつくり出そうとするダム周辺環境整備事業を昭和五十年度から実施しております。 次に、魚切ダムについてであります。このダムは県施行の重力式コンクリートダムで高さ七十八メートル、総貯水量八百四十六万トン、有効貯水量七百八十四万トンの治水及び利水を目的とする多目的ダムです。
なお、利根川上流のダム群につきましては、相俣ダム、下久保ダムにつきましてダム貯水池周辺の環境を整備するということが重要であろうという観点から、ダム周辺環境整備事業を発足させておるところでございます。
○堀説明員 いま利根川上流ダム群につきましては観光客等が入っておりますので、下久保ダム、相俣ダム等につきましては貯水池周辺の遊歩道あるいはパーキングエリアとか、河川事業でできる範囲内で現在やっておるところでございます。
しかしながら、ダム直下のいわゆる減勢工といいますかエネルギーを落とす工事、あるいは河道の整備、それから貯水池周辺の地すべりその他の周辺の防護というものにつきましては、一層充実を図って、十分検討していきたいというふうに考えてございます。
しかしながら、先ほど申し上げましたように、いわゆるダム周辺、貯水池周辺の問題、あるいは減勢工の問題、あるいは下流の河道整備の問題、こういう問題につきましては、十分検討してまいりたいというふうに考えます。
絶えず、永久に良好に維持管理されて初めてダムの機能を果たすということから、この下筌の貯水池周辺の問題あるいはダムの問題につきましても、私どもは絶えず観測を続けながら、やるべきものは堰堤維持でやり、対策工事や地すべり対策等、いろんなものを使いまして、やるべきものはやっておるわけでございます。
したがって、私どものいまの一番中心的課題は、貯水池周辺の地すべり対策を強力に進めるということにあるわけでございまして、たまたまいま、ダムの本体のお話と間違いましたけれども、そういうことでございます。
○政府委員(増岡康治君) ダム周辺、貯水池周辺にいろいろとそういうようなクラックが入ったりなんかいたしまして、この防止対策をしておりますが、ダム本体につきましては安全でございまして、いま先生のおっしゃるようなことにはならないと、私どもは確信しております。
熊本県阿蘇郡小国町の下筌ダム貯水池周辺に発生した地割れが、ダムが原因であるということで、地元の人が大変に心配しておののいておりますが、このために、原因調査をぜひやれということで、これまた数年前から私指摘をし、政府の方でも調査団を派遣する等、今日まで調査をしていただきましたが、これが四十八年八月建設省が下筌ダム貯水池周辺調査団ということで編成をされて委嘱されたわけですけれども、その調査団の最終報告ということで
○増岡政府委員 ことしの二月十九日に下筌ダムの貯水池周辺調査団が調査報告を発表いたしましたが、この報告は最終報告でございます。