1961-08-31 第38回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第4号
この目的のため、豊川の上流の宇連川をせきとめて、貯水量約二千八百四十万トンの貯水池を作り、この貯水池へは自己流域の水のみならず、天竜川水系の水をも流域変更して導入し、貯水利用をするのであり、また佐久間ダムからも導水路を作って、年間五百万トンの水を豊川上流及び三輪川に放流するものでありまして、これらの水は下流の大野頭首工、牟呂、松原頭首工でそれぞれ取水をするのであります。
この目的のため、豊川の上流の宇連川をせきとめて、貯水量約二千八百四十万トンの貯水池を作り、この貯水池へは自己流域の水のみならず、天竜川水系の水をも流域変更して導入し、貯水利用をするのであり、また佐久間ダムからも導水路を作って、年間五百万トンの水を豊川上流及び三輪川に放流するものでありまして、これらの水は下流の大野頭首工、牟呂、松原頭首工でそれぞれ取水をするのであります。
合計いたしまして三十五万トン以上の水があの地区に確保されますれば、名古屋の埋め立て地区の水は、それで一応満たせるということに相なっていますが、あとで申しましたような余裕水のダム・アップ利用、貯水利用という点は、これからの計画ということに現在の段階では相なっております。