1955-07-28 第22回国会 衆議院 商工委員会木材利用の合理化に関する小委員会 第7号
一、貯材 道内民間工場には相当な貯材能力があるから、之を満度に利用すること。これがため貯材期間中の品質の低下、金利諸経費等について適切な措置を考慮すること。 一、林道の開設 風倒木処理中は勿論、その後の治山治水上にも必要であるから積極的に林道開設を行うこと。 一、治山治水 (イ) 可及的速やかに植林を行うこと。 (ロ) 軟弱な地盤を早急に整備すること。
一、貯材 道内民間工場には相当な貯材能力があるから、之を満度に利用すること。これがため貯材期間中の品質の低下、金利諸経費等について適切な措置を考慮すること。 一、林道の開設 風倒木処理中は勿論、その後の治山治水上にも必要であるから積極的に林道開設を行うこと。 一、治山治水 (イ) 可及的速やかに植林を行うこと。 (ロ) 軟弱な地盤を早急に整備すること。
しかも搬出能力、あるいは貯材能力にはおのずから限度があるというようなことで、なかなか一時には処理できないというようなことを原因といたしまして、年度別計画を立てますると、二十九年度は被害直後からこれに当ったのでございまするが、それでもせいぜい一千万石余の風倒木処理しかできなかったのでございます。
そこで大きな需要者等に対しましては、たとえばパルプ会社のごときは、相当の貯材能力もお持ちになっておりまするし、数量の計画もありまするので、特にパルプ材として限定せられるような資材につきましては、特別に御相談をいたしまして、ある程度それぞれの需要者において貯材いたしていただくような御相談を申し上げまして、処分をいたすべきである、こう考えております。そこで立木処分を極力風倒木に切りかえる。