2015-04-01 第189回国会 衆議院 法務委員会 第4号
本提案を受けまして、IMOのオブザーバー資格を有します世界的な船主責任保険組合グループが、これはP&Iクラブでございますけれども、調査を行いまして、グループ傘下の保険組合に加入する船舶による燃料油の流出事故は二〇〇〇年から二〇〇九年までに五百九十五件発生していること、そして、この九六年議定書の船主責任限度額を超過するのは七件であるということが二〇〇九年の第九十六回法律委員会及び二〇一〇年の第九十七回法律委員会
本提案を受けまして、IMOのオブザーバー資格を有します世界的な船主責任保険組合グループが、これはP&Iクラブでございますけれども、調査を行いまして、グループ傘下の保険組合に加入する船舶による燃料油の流出事故は二〇〇〇年から二〇〇九年までに五百九十五件発生していること、そして、この九六年議定書の船主責任限度額を超過するのは七件であるということが二〇〇九年の第九十六回法律委員会及び二〇一〇年の第九十七回法律委員会
もう一つ、先ほど、途中で陸路が入っていった場合にどうなるかということでございますけれども、そういう場合には、実はPI保険という船主責任保険組合以外で、ほとんどございませんけれども、民間の保険会社がフルラインで全体をカバーするというそういう保険も一応開発はしておりますけれども、ほとんどその利用はございません。
○政府委員(中平立君) これにつきましては、請求は船主責任保険組合というものがございまして、この組合に属している会社につきましては、そこへ書類を送付いたしまして、英語でP&Iクラブということのようでございますが、この責任保険組合がその書類を検討いたしまして、その後に国連難民高等弁務官事務所に転送するということでございます。
油濁の損害につきましては、昭和五十一年から五十八年の間で、PIAジャパンという船主の責任保険組合がございますが、ここで扱った事故の件数といたしましては百八十四件ございます。 そのうち主な事件をちょっと申し上げますと、五十六年に福岡県で第十一須磨丸という船が起こした事故で、損害額が約千四百万円でございます。
しかし漁船保険組合の漁船乗組船主保険と漁船船主責任保険組合員の人命特約は、加入件数を見てみますと、それぞれ七千六百件、四千四百件というふうに少のうございますけれども、これらの保険の普及宣伝の過程で、漁業者の人命損傷に係る保険に対する関心を非常に高めてきた。それが結果的に乗組員の厚生共済の加入の伸びを相当促進をしてきたのではないか。
今回のジュリアナ号につきましては、幸いにいたしまして油濁の損害を補てんいたします船主相互責任保険組合、これは英国の組合でございますが、その組合にこの船主が加盟しておりまして、その組合で船主の要求によりましててん補が行なわれるだろう。油濁の場合には、最高の金額が一千四百四十万ドル、(米田委員「日本円で言ってくれませんか」と呼ぶ)円で申しますと、三百八円といたしまして約四十四、五億だと存じます。
○説明員(中嶋晴雄君) この組合員の資格は、今回改正をお願いいたしておりまする後におきましても、やはり船主または船舶の賃借人、すなわち船主またはこれに準ずる地位にあるものだけをこの船主責任保険組合の組合員に予定いたしておりまして、組合員の資格は拡充を考えておりません。