1948-06-07 第2回国会 衆議院 農林委員会 第14号
理 由 一、現行供出方法は法的措置を背景にした責任供出制度に基き、制約された期限付提出が行われているので、之が調整金の交付はきわめて当然である。 二、物價体系の補正に伴い二十三年度農家購入用品は相当額の値上りをみるので、再生産確保の見地より調整金はこれを供出農家に交付する必要がある。
理 由 一、現行供出方法は法的措置を背景にした責任供出制度に基き、制約された期限付提出が行われているので、之が調整金の交付はきわめて当然である。 二、物價体系の補正に伴い二十三年度農家購入用品は相当額の値上りをみるので、再生産確保の見地より調整金はこれを供出農家に交付する必要がある。
次には、これに非常な関係のある、米價の問題でありますが、責任供出制度を実施して行く上には、これと関連の深い米價の合理化を考えなければなりません。この点を政府はどう考えておられるか、同僚三好議員が、前年前國会におきまして、米價決定におけるパリテイ計算に関する質問書を再三政府に提出をいたしました。
それから責任供出制度の実施と伴うて、米價を変える意思はないかというお話であります。米價の点は今申上げましたように、一般物價との関連で決ることでありますので、責任供出制度に伴うて直ぐ米價を変えるというようなことはできないと考えております。以上簡單でありますが、御答えいたします。 〔國務大臣水谷長三郎君登壇〕
今後は、責任供出制度の確立によりまして、食糧難を増産によつて解決するという方向に、大いに努力いたしたいと考えております。
この意味におきまして食糧供出制度につきましては、これを根本的に改革いたす考えでありまして、近くその法案を今國会に提出して責任供出制度を確立する方針であります。尚二十二年度産米の供出は、各方面の御努力によりまして頗る順調に進捗しつつあることは、誠に感謝に堪えない次第であります。 この際ここに中小企業につきましても一言いたしたいと思います。
○國務大臣(片山哲君)(続) この意味において、食料供出制度につきましては、これを根本的に改正する必要を痛感しておりまするので、近くその法案を本國会に提出して、責任供出制度を確立する方針であります。なお、二十二年度産米の供出は、各方面の努力によりまして、すこぶる順調に進捗しつつありますることは、感謝にたえない次第であります。 この際ここに、中小企業について一言したいのであります。
しかして、氣候、風土、地方に應じた反当責任供出制度を、科学的に、具体的に樹立すべきであるということを申し上げます。以下二十七條、二十八條、二十九條と、恐ろしい罰則が設けられてありますが、これには私ども断じて承服できないのであります。昔から、増收は適期適作でなければならぬと言われております。
次には、割当をいたしまする上において、農家が増産すればするほど割当が多くかかるというこの弊を改め、責任供出制度というものを実行いたすことにいたしましたのが、本案のまず第一のねらいであります。 すなわち、若干の御説明をいたしますならば、從來の供出制度のもとにおいては、正確なる基礎数字に基いて合理的な割当を行いまするということは相当困難であります。
(拍手) なお、生産責任供出制度の採用を要望するものであります。現行の実態調査、すなわち実收高によるところの供出割当は、実は見込割当でありまして、正直者がばかをみる制度であり、生産意欲を阻害するところの制度であります。
この点につきまして、同僚菊池君から責任供出制度について先ほど御提案申し上げ、皆さんの嚴正なる、しかもまじめなる御批判をお願いいたしたわけであります。 私は、いまひとたび提案者の説明を補足いたしまして、私どもが考えておりますところの生産責任供出制度について、二、三申し述べてみたいと思うのであります。