1948-06-24 第2回国会 参議院 財政及び金融委員会 第42号
こういう例もあるのでありまして、相当責任を持たせれば、まだまだ農村の方達は相当眞面目に、そういう御心配になるような点はないと思うのでありまして、こういう点については、やはり重ねて十分民主的な機関を利用されるようにして貰いたいということを要望し、決して法律を改正しろ云々ではありませんが、この運用にとつて、隣りの家がどうであるとか、こういうところが農村の納税の氣持を非常に阻害するのでありますから、やはり
こういう例もあるのでありまして、相当責任を持たせれば、まだまだ農村の方達は相当眞面目に、そういう御心配になるような点はないと思うのでありまして、こういう点については、やはり重ねて十分民主的な機関を利用されるようにして貰いたいということを要望し、決して法律を改正しろ云々ではありませんが、この運用にとつて、隣りの家がどうであるとか、こういうところが農村の納税の氣持を非常に阻害するのでありますから、やはり
私は郷里で実際昨年これをやりまして、ともかくも絶対額を負けさせるということはむずかしいと思いますが、その部落或いは村の中で均衡を取るという点においては、この税金委員会というものは十分役立つておる、そうしていわば農民の責任においてやらせるということもありますので、この点は是非やつて貰わんといけない、このことを私は以前大藏大臣にも言つたのでありますが、解答が極めて曖昧でありましたが、その点やはり今の大藏省
○松野委員 ただいまの御説明で大体現政府が旧態依然たる中央集権的財政、税制改革を強く主張するあまり、あなた方の主義とあまりかけ離れた政策を持つておるので、責任を感じ、また意見を異にするからおやめになつたということも重々承知いたしましたし、生田委員は町村長代表として全國から御選任あらせられた委員でございますので、当然全國の町村長もあなたと同一の意見を持ち、またあなたの趣旨を十分了解しておるものと感じますが
○三輪説明員 立案の時の考え方といたしましては、警察の責任におきまする保護というものは、すべて二十四時間で済ませるという考えでございましたけれども、たとえば例が少いと思いまするが、身元の名札をもつておる迷子であるとか、身元のわかつております迷子等につきまして、その保護者のもとに連絡いたしましたけれども、なお二十四時間内に引渡しをすることが距離の関係等でできないというような場合がございましたならば、その
実際そういうことで相手に被害を加えた場合に、その責任を問うか問わないかという限界におきましては、第一号、第二号ないし正当防衛、緊急避難等に該当しない場合におきましては、危害を加えた場合には過剰の行為といたしまして、それぞれ刑法の責任を問われるわけでございます。
できるだけ責任ある、正しい輸出業者に対しては、そういう迷惑のかからぬように、非常に懇談はいたしておるのでありますが、そういう点も多少あります。
すなわちその性格について、現在の優生審査会は單なる諮問機関でありますが、優生保護委員会は自己の責任において審査決定をなし得る処理機関といたし、またその構成についても、現在は中央と都道府縣にだけおかれておりますのを、優生保護委員会は中央、都道府縣、地区の三種としました。
看護婦の待遇は非常によくなつているというお話でございましたが、國立病所等におきましては、特に看讓婦の待遇が惡いために、看讓婦は不足を來して、そのために入院患者を制限しなければならないという実情と私は聞いておるのでございますが、これについて責任ある御答弁を伺いたい。確信をどの程度おもちになつているかということを伺いたい。
さしあたりの問題としては、御指摘がありましたような金融方法を講じて、これは何とかして責任を負うてやりたい。殊に新しい貯蓄目標の三千億のうち五%は優先的の地方の財政の資金に充ててもらいたいというようなことで、それぞれ金融機関に対してもお願いをしておる次第でありまして、大体御了解を得ておるわけであります。さような点を御了承願いたいと思います。
ただ、ここにやや安心の行くような文字のありますのは、責任をもつて融資の斡旋をするという字句が使つてあるようであります。これは幾分、心強さを感じますけれども、ただ、あとの問題を考えますと、税制の改革にまつて、どうこうよく考えてから、というようなことよりほかには、政府の御回答を拜見すると考えられません。
この運営委員会においては、会期延長の際に、六月二十日まで会期を延長する場合においては、六月十日以後に提出される法案については審議の責任を負えないということを政府に通達したわけでありますが、昨日の委員会においては、二十日までが三十日までになつたから、二十日以後に提出された法案については責任がもてないということが強く主張されておるのでありまして、政府においてもこのことを一応御了承の上で案を提出していただきたいと
○淺井政府委員 昨日の委員会におきまして、田中委員からいろいろ地方の代表者の権限、責任等についてお尋ねがございました。これはまつたくごもつともなお尋ねでございますが、たびたび申し上げましたように、これは新しい制度でありますために当方においてはその点においてまことに研究があいまいであつたと思つております。
改正案におきましては控訴申立人に十分なる責任を負わせまして、現行法のごとくただ第一審の判決が何となく不服であるからという理由で一應控訴申立をして置くという考え方を捨てまして、控訴申立人が控訴の申立をいたします場合には十分愼重な考慮をめぐらし、十分なる根拠に基いて控訴の申立をして置くという趣旨におきまして、三百七十七條以下において控訴趣意書の記載方法について規定を設けたわけでございます。
次に三百十一條の被告人の黙祕権というものは、改正案が行き過ぎておるのではないかという御意見でございまするが、すでに憲法において、被告人が不利益な供述を強要されないと規定いたしておりまする以上、これを実施いたしまするところの刑事訴訟法においても、被告人の黙祕権を認めざるを得ないわけでございまして、今後の訴訟の運用、或いは犯罪を立証いたしまする責任を持つておりまする檢察官側としてしましては、必ずしも被告人
それからまた恩赦法によつて恩赦の手続を檢察廳において責任をもつていたさなければならない。そのためには判決原本及び訴訟記録が必要である。ただ自分のところで裁判をしたのだから自分のところのものだという考え方は、私どもちよつと納得いき兼ねるのでありまして、もつと大所高所から見たならば、訴訟法上の判決が確定したという後も、執行という問題の責任がある。なお恩赦の問題がある。
国会は全力をあげて予算の成立に向つて努めねばならない重大な責任をもつておるときに、かような問題にかかわつて、日をむなしゆうすることに対し、われわれは同意することはできないのであります。 この二つの理由によつて、われわれは不信任案に賛成せざることをここに申し述べると同時に、私は、かくの、ごとき政界浄化に対する問題が取上げられましたことにつきましては、満腔の賛意を表する者であります。
○中野四郎君(続) しかるに、一、二の西尾弁護論者の中には、たとい起訴せられても、判決が決定するまでは、西尾君を有罪者としてその責任を追究するのは早計であるという者がありますが、この論は、政治家の政治徳義上、道徳上の責任は、一般社会人の法律的責任よりもはるかに高い水準によつて、法廷の判決に先行して論議せられねばならぬという良識さえもつておらぬ俗論であるということを、はつきり申し上げられるのであります
われわれは、この議場において、お互いにどろ試合的な言辞を聴くことをまことに遺憾に思うとともに、今日国民は、いつこの予算が成立し、いつ国民生活の安定が期せられるかということに対して、待ちあぐんでおるときに、われわれがこの議場において、かくのごとき論議をしますことは、まことに国民に対しましても責任を感ずる次第であります。
それから、それは当然惡うございましたが、しかし私が一々事務をとるわけではありませんから、監督不行届きの責任はどこまでも私が負担いたします。しかしながらどういたしたらよろしゆうございますかと申したら、明後日午後四時までに、從來の一月からの分を全部コツピーにして司令部へ出せという御命令を受けました。
○圓谷委員 そういう趣旨でお話になつたかもしれませんが、それでは、責任のある答弁とは考えられません。いやしくも政務次官が文部大臣の代理としてここに答弁される以上は、何かの根拠があつて、この費用について経費を負担されるということを、われわれははつきりと認識しなければならないのです。
○水谷(昇)委員 ただいま局長の御答弁で「教育が不当な支配に服することなく」という、この「不当な支配」ということについては、具体的にはなはだ言いにくいようでありますが、私は國民全体に対し直接に責任を負つて行われるべきものである、こういう文句で「教育が不当な支配な服することなく」という、この句は除いて差支えないと思います。除いた方がよいと思います。
○高津委員 この文案をよく見ると、「教育が不当な支配に服することなく、國民全体に対し直接に責任を負つて行わるベきである」ということが書いてある。この國民全体に対して責任を負うことがよいことで、妙な表現だが、それで一部の不当な支配に服するということは悪いことなんだ。だからそれを明らかにしてあると思う。ぼくはこのままでよいと思う。
そうしてこの受渡しにつきましては、肥料公團の方と、それから末端の協同組合とは立会をして、たしか受渡しをしておるのではないかと思うのでありますが、若しその間に事故があるということであれば、それは当然公團の責任で、公團としては補填をいたす筈と考えております。
從いまして、例えば協同組合とか、或いは市町村長であるとか、そういうようなところに責任を持たして出た場合には渡してやるというような、何らそこてに特別な措置を考える必要があると思いますが、それに対する御意見を伺つて見たいと思うのであります。
○岡村文四郎君 序でに伺いますが、藤野さんが盛んに毒藥物の取扱者に対するお話をされ、山崎さんからも非常に似たお話が出ましたが、これは今御答弁になつたようなことにおやりになる計画でしようが、実際のことに当つてその預かつた責任者が、今まで農業会がやかましく言われてやつておりましたような、眞の責任者でない者が預かつたりして、又非常に政府を責める材料ができると思います。
その指導者も、まじめな熱心な人はようございますが、ちよつとずるい人間になりますと、あつちへ行つたりこつちへ行つたりして、どうも責任がないようになりますから、責任をもつて指導するというならば、やはり行政区域は考えなければならぬので、それを考えるが、同時に大きなところはたつた一人や二人ではとうていだめではないか。こう考えて今質問したのであります。
すなわち統制の責任と機能とを、政府または政府機関に一元化いたしまして、民間の事業者團体によります直接または間接の統制業務への参與は、原則としてこれを認めないこととなりました。もつともこの統制方式の切換えが実施されますにあたりましての過渡的措置としましては、臨取物資需給調整法附則による指定を受けた事業者團体に限りまして、統制業務の補助が認められてまいつたことは、皆樣の御承知の通りであります。
これは政府の根本責任である。たくさんの從業員をストもなくどうにか食べさして、どうにか働かせていくためには、基本的にこれらの大きい生活の援助なくしては会社の経営が立つていかない。これらを徹底的に押えると言われるようなことを私は先般聽いたが、この点については触れません。
かつ國民のすべてが納税という責任をもつておる現在では、敗戰の日本の國民として國民道義が廃頽し國家観念の薄らいだ國民に対して、この課税方式では完全な徴税は確保ができない。また納税をしようという心構えがないと私は考える。そこで税制の根本改革をおやりになる御意思があるかないかということを、まず前提として聽きたいのであります。
ということは、これは非常に複雜な現段階のわれわれの生活でありまして、このことを確実に把握して、そうしてここで責任をもつて、統計的資料に基いてお話を申し上げるということは、きわめて困難なことであります。ただ現実の問題として、われわれがたとえば今回の賃金ベースを決定いたします場合に、金額的には大体六割から六割五分見当のものは、自由物資並びにやみを含む非配給物資によつて生活しておる。
しかし、それは一應の預金を集める手段でありまして、國が最終的に起債の消化をする責任をもつている以上、極端の場合には、預金が集まらなくても、それだけのものを貸付ければ、あるいは融資斡旋をすれば、責任は依然として残るものだと考えております。
前の大藏当局とただいまの野溝國務相とのお話によりまして、地方債の欠陷は政府の責任においてこれを行うというお言葉でありますが、私どもは実際政治の上におきまして、政府の責任というような抽象的な言葉では納得できないのであります。
ただいま大藏当局から地方債に対する態度についてお答えがありましたが、地方財政委員会は、二百四十億は政府が責任をもつてやるということで閣議決定しました。銀行の條件などは考慮に入れておりません。よつて私の就任しておる間におきましては、さような條件は今日受け入れる用意をもつておりません。あくまでも政府が責任をもつて融資の斡旋をする、この閣議決定に基いて終始したいと思つております。
○島村軍次君 通らないということは、総理大臣みずからが理論的にかくあるべしということの主張をお持ちになり、且つその議論が正論であるとするならば、もつと首相はこの問題に対して熱心に而も堂々とその筋に交渉されるというのが第一要件であり、且つ又それに対しては責任を以て、内閣の責任において主張されるという御決意があつて欲しいと思うのでありますが、その点は如何ですか。
○國務大臣(芦田均君) 予算の修正が政府に対する不信任の意味を含むものであれば、金額の多少を問わず、政府はこれを政治問題として考慮することが当然の責任であると思います。併しながら数字の問題が單に便宜の点で、三倍半が二倍になるというような單に財政の出し入れの便宜であるというのであれば、政治的責任を考慮する必要がない、かように考える。
数字の上に政府が責任を持つところに意味があるのではないかと思います。予算の数字はこれはただ便宜で定められたもので、出し入れは適当にしても政府は責任は負わんと、さように解してもよろしいのですか。
特に明確にさせておかなければならないということで、閣議においても單に起債に対する政府の斡旋というだけでは、地方團体においてはこりておりますから、特に今回この地域團体の運営委員、いわゆる財政委員の方々の辞任したその点にも鑑みまして、十分この財政の裏づけとなるべき措置を講じなければならぬ、そこで特に最後的な案といたしまして、この地方債の起債に対しましては、從來のような不信のことを繰返すことなく、政府が責任
そこで私最後にお尋ねしたいことは、責任政治の所在——先般來たびたびお尋ねいたしまするのは、一例をあげますると、同僚の申しました軍公の利拂問題のごとき、金額においては些少であるが、これは重大な問題であります。
○芦田國務大臣 政府は第一次的には國会に対して責任をとり、さらに國会を通じて國民に責任をもつておるのでありますが、國民の多数が政府に対して信頼しないということであれば、そのときに政府は進んで進退を考えるべきものだと思つております。
殊に労働組合運動のごとき場合におきましては、これは單なる警察官個人の判断によりまして、そこに出向いて行つてどうするということはないのでありまして、これは警察署長なり或いは公安委員会なりの判断の上で警察権を行使をする、若し範囲を逸脱しまして違法行爲に互るという場合には、署長なりその他の責任者の判断において行なうのでありまして、警察官個人が軽卒な判断でさような場合に権限を行なうということはこれは絶対にないと
尚今一面におきましては、警察の運営は市町村及び府縣の公安委員会が責任を以て運営に当つておられるのでありまするが、この民主主義的な組織におきまして、警察官を日常の行動において指導し監督し、惡いところは又個々の場合に應じてこれを矯正して行くという手段があるのでありまして、我々はこの公安委員会の今後の活動、又この公安委員会の成果というものに非常な期待を持つておるような次第であります。