1948-06-25 第2回国会 参議院 労働委員会 第13号
若し前者の原因によつて、今尚二百万に余る労働力が支配されておるとしますと、その問題を達成するためには、むしろ労働基準法第六條による中間搾取の行政機関を強化し、又徹底することによつて、その目的を達するのではないか、又労働省としましては、そう言つたこの労働ボスの二重監督、この点においては徒らに末端行政におきまして能率をそぎ、又責任を轉嫁せしめることによりまして、初期の目的を達することは非常に不効果的であると
若し前者の原因によつて、今尚二百万に余る労働力が支配されておるとしますと、その問題を達成するためには、むしろ労働基準法第六條による中間搾取の行政機関を強化し、又徹底することによつて、その目的を達するのではないか、又労働省としましては、そう言つたこの労働ボスの二重監督、この点においては徒らに末端行政におきまして能率をそぎ、又責任を轉嫁せしめることによりまして、初期の目的を達することは非常に不効果的であると
そういたしませんと、現在例えば都道府縣の知事が責任を持つて考えております問題が、間接的になり、議会もただ予算ばかりでなく、常に実態を見ておるわけでございますが、こういう教育委員会の專門的なものができますと、どうしてもそこに何と言いますか、力の入れ方が、俗に申しますと薄くなるのじやないか、そのままに放置いたしておきますと、教育が独立しつつ財政的の発展ということが、非常にむずかしい問題が起りはしないだろうかということを
ところがもう一つその下に給與の責任者という名目のものができ上りますと、市町村の委員会は、今度は知事に逃げ、知事は市町村委員会に逃げ、或いは文部大臣に逃げ、大藏大臣に逃げて、逃げ道が非常に廣くなつて來たことに、非常な迷惑を感じます。それが一つと、もう一つは、我々の給與は從來知事が持つていた。これは法的にはつきりしておりましたから、知事に談判して号俸の引上げなんかやつております。
それから今の予算の編成の場合に、或いはもつと言いますと、予算を取る場合に有力なバツクが欲しいような氣持はないかという、こういうことでありますが、これは私共が懸念いたしますことは、現在教育行政権を、権能の方も市長が握つており、責任も市長が負つておる。そしてその衝に当る者は、市長の指揮監督を受ける現在の教育局長がその職務をやつておる。そして市長の責任、市長の権限でやつておる。
いろいろの法案が続いて提出せられると思うのでありますが、もう少し文部省は文部省としての責任を完遂した上で、われわれに安心させてもらいたい。國家の実情をつぶさにお話をするということは、決して敗戰國の政府であるからといつて、向うに対して非礼ではない。そうして日本では民主化するには、いかにすれば最もぐあいよいよできるかというその制度をつくらなければならぬ。
その自治に匹敵する教育行政を担当する責任者が、いわゆる奉仕的な立場において十分仕事ができるということを確信をもつてお考えになれるかどうか。またいま一つは、裕福で、生活の資はほかに求められるような立場の人のみ、かような仕事ができるということになりますときに、そうなれば、資産のない、收入の途の乏しい人は委員にはなれないという大きな矛盾を生ずると思います。
○黒岩委員 他の委員のごとき公職にある者には、歳費が支給されることになつておると思いますが、この教育委員会の委員のごとき、非常に重い責任を負うて仕事をしなければならぬ者に、歳費の支給をしないということについての当局の御見解を承りたいと思います。
○武藤委員長 昭和二十三年六月十八日衆議院予算委員会の公聽会において、風早という口述人が、区役所における責任ある調査によれば、民主自由党総裁吉田茂氏が所得なし、すなわち年收三万円以下で、都民税、区民税がわずかに百二十円になつているという旨の陳述をしているというのでありますが、あなたはこの吉田茂氏の資産、所得、税金等について知つている限りを述べてください。
○高橋(英)委員 前尾局長の轉任は別のような説があるのですが、竹中組の帶納税金の差押えをしたということに端を発して、その責任をとられたといい、栗栖さんの逆鱗にふれて左遷されたという説がありますが、そういうふうなことを省内でお聞きになつたことがありますか。
百尺竿頭一歩を進めまして、國が地方財政に協力する責任ある旨を積極的に規定してはどうかと思います。
政府も亦その責任があるのじやないかというふうに考えられるのであります。この点については二十三年度の地方予算には、この財政委員会において相当愼重な態度を以て進んで頂きたいということを申上げるのであります。
過渡期において吉田内閣が出先機関をつくつたという責任を現在までも負わされるということは、政治家としてどうかと私は感ずるのであります。そうして地方出先機関を新たに設置するときには、國会の承認を得るということは書いてありますが、減らすことにおいてはあながち制限をしてない。すなわち一年間に当然でき得るものをやらなかつたという点を私は感ずるのである。
殊に総理大臣はこの直接の責任者で十分審議された一人であるから、私は重ねて伺うのであります。資料は一昨日頂戴したのですが、あなた方は少くとも半年あるいは一箇月くらい前から審議されておるのでありますから、どの点が不均衡であるかということを御答弁願いたい。君、それを見ろというのは、提案者としてあまりそつけなさ過ぎると思います。もう一度私は重ねてお伺いいたします。
○松野委員 野溝國務大臣は先日説明されましたが、その中において自分は地方財政委員長であるとともに國務大臣であるから、どうしても最後は総理の裁決を得なければならないと言われましたが、それだから私は一番最終の責任者である総理の御意向を伺うのであつて、野溝國務大臣も表と裏の二つの役であつて、なかなか苦しいところもあるらしい。野溝國務大臣ではどうも最後のかゆいところにまで手がまわらない。
そうすると、今百万頭近くあります馬は、そのうちの二〇%の二十万頭が病毒に感染しておつて、而もそれは日本が独特に持つておるという場合であつたならば、これは非常に責任があるわけです。そこで先だつて家畜傳染病の予防について、この説明の理由書にもあります動植物檢疫所ができて、今度は輸出を檢査することにした。これは自己に病毒があるということをみずから白状しておるわけです。今までは輸入ばかりやつておつた。
その限界内におきましては最高度の責任をもつて生産資材の確保に努める、こういう考え方で、この法文にその点を明らかにしたつもりであります。
○八木委員 目下の生産状況は、これで実状はわかりましたが、私が不安に思いますことは、農家に対する肥料の配給の約束が、生産の確保の裏づけを保証する政府として、もしこれができない事態に当面いたしたときに政府はどのような責任ある処置をとれるのか。その辺が聽きたいのでありまして、農家の方に対する第九條の條文を逆に読みまして、積極的な政府の意図を伺いたいと思つております。
われわれとしてはこのような、政府が全然責任を負えないような、われわれをして納得せしむることのできないような、そんな無責任な法案に対して反対をしなければならぬという第一の理由があるのであります。
いわゆる旧憲法のもとにおいては、勅令というものによつてすべてを決定して、政府限りの責任でやりまして、國会の協賛を求めずにやつてきたのです。そうして講習所というものはやつておつたのです。從いまして、このやり方をかえるかどうかということについて、一々國会に提案するという根拠がないのです。
しかしそれには坑口から現在の仕事場に着くまでに往復の時間を相当要するところもありまして、すべての責任を労働者に帰するというわけにはまいりかねると思うのであります。從つて八時間労働で三千六百万トンの責任を果せる山もありましようし、あるいはまたそうでない山もあろうと、私は原則論としては考えております。
○水谷國務大臣 その点は私からはつきり申し上げることを差控えたいと思いますが、商工省の希望といたしまして、さらにまた國家管理法が通りまして、石炭増産の最終責任者が商工大臣におかれている法の建前からいけば、私は商工省がこの生産と表裏一体である保安問題も担当すべきものであると考えております。
○水谷國務大臣 私として一番好ましい解決の方法は、それに関係する労働組合、経営者、技術者の意見を尊重し、さらにまた國会の鉱工業委員会、労働委員会、これらの御意見を聽きまして、労働大臣並びに商工大臣の責任で解決するのが私は好ましいのではないかと思つております。
次に農林省の諸君にお尋ねいたしたい点は、昨年の水害の責任の大半は、農林行政が從來貧困であつたということに原因する点がたくさんあつたとわれわれは調べた結果見てきた。というのは林野局関係において当然施行しなければならないところの上流河川の堰堤、こういうものは砂防工事を全然やつておらない箇所が多い。特に山形縣の北部と、秋田縣の大部分はそういう状態であります。
○山添政府委員 何か具体的にこの点について、イエス、ノーを明確にということでありますれば——実は私もこの方の專門でもございませんので、後ほど相談をしてそちらの責任当局の方からお答えをするようにいたしたいと思いますが、もつと明確に具体的なポイントをおつしやつていただきたいと思います。
商業委員会におきましては、財政金融委員会と連合委員会を開き、又東京証券協会、証券処理調整協議会等の証券関係やその團体の責任者及び銀行又は会社の責任者の意見を徴し、慎重に審議をいたしたのであります。
自分の責任であるということをお忘れにつなつて、炭價の決定については、去年は自由党があれほど言うたが、今年は言わぬじやないか。——自分の痛いところを人の前に隠しているようなかつこうなんだ。 炭價の決定のごときは、十分これは急いで、かつ公正にやらなければならぬ問題なんだ。しかるに、昨年以來いわゆる新物價体系をおつくりになつて、一つの物價を改めると他の物價も改めなければならない。
銘柄配炭はあなたのおつしやつたように、生産者たる炭鉱と消費者たる工場との間に責任をもち合うことになるのでありますが、今後こういう方向に向わしめたいという考えはもつております。しかし、まだ物が十分豊富にならない今日におきましては、その実施は非常にむずかといのでございまして、方向はそういう方向にもつていきますが、実施方法につきましては目下研究しておる次第でございます。
第二に、簡易生命保險及び郵便年金事業は、現在約九十七億円に上るところの責任準備金をもつておるのであります。本責任準備金は、事業創設当時、國会において、その運営について嚴格なる條件を附しました。かつ政府は、將來ともこの條件を嚴守することを声明しておるのであります。爾來公共の利益及び加入者の福祉増進に直接運用し來つた歴史をもつておるのであります。
ただ政府といたしましては、これらの案が上程された際に、非常に短期間に学校制度一本槍でやれ、学校施設を拡充しろとおつしやいましても、その点につきまして責任を負うことができませんので、これらの点につきましては、原案の方ともお話をしておる次第であります。
大体免許証を捨てて再交付を受ける者は、受益者がそれだけの責任があるわけでありまして、これはそんなに遠慮せいでも、十円なんかという銭は実際丼一つ買えない。それを主務省へ申請するには、各種の段階を通じて漸く厚生大臣の所に行くのです。そうして行つてそれが免許証を貰うという場合に、たつた十円の印紙を貼るだけで貰うというのは、そんなみずから捨てたところの責任はどこにあるか。
○有田委員 医学、藥学は決して劣つていないのに、実際に現われていないのは、やはり医療制度に一番大きい責任があるのだと思う。檢察についても、特別に檢察医というものを設けて死因を究明してゆき、死亡の時は、この医師が檢察書を出すという制度によつて治療、予防、医学が進歩するのだと思う。診察した人が責任も明らかでないのに、死亡診断書を出すというために堕胎等も行われることになるのである。
次に麻藥の取引の系統を一定すると共に、取引を要式行爲とし、又麻藥取扱者に記帳義務を課して、麻藥の所在及び移動の責任を明確たらしめることといたしたのであります。 次に行政機関が麻藥の製造、在庫、消費等につきましての適切な施策を行い得るため、麻藥取扱者に対して所定の報告を徴することといたしました。
ただ一番重要な問題でありますのは、なぜ一体このような学生の盟休、而も全國的に波及した盟休が起つたか、恐らく今まで日本にもなかつたような問題がなぜ起つたか、この点について文部省が、今までどのような態度を取つて來られ、又今度それに対してどのような責任ある態度を取つて、一日も速かにこの問題を解決される用意があるか、この点について私は質問をいたしたいと思うのであります。
○岩間正男君 さつきのことを出した責任者としてやらせて頂きたいのですが、どうでしようか。
こういうふうになつておりますから、入用の物だけ全部與えるときは問題ないと思いますが、もしそれが完全に渡らなかつた場合は、供出に対する責任は当然政府が負うべきものであつて、農民は肥料がこなかつたためとか、農機具がこなかつたため、農業がこなかつたため、当然減産になつた場合には、それを承認せられると思いますが、その点はどうなりますかお伺いしたいと思います。あと逐條的にお伺いいたしますが……。