1962-08-23 第41回国会 参議院 内閣委員会 第5号
したがって、私はここで報告にも述べておいたとおり、貫当り取引価格二十円ないし三十円、同じ地域にいたしましても、地域別にかなり幅が出てくる、こういうことが、稲わらの価格として、価格を持つ商品として見る場合には非常に重要なものでございます。それからもう一つは、二十五円という価格というものは、これはすなわち三十五年度における価格でございます。
したがって、私はここで報告にも述べておいたとおり、貫当り取引価格二十円ないし三十円、同じ地域にいたしましても、地域別にかなり幅が出てくる、こういうことが、稲わらの価格として、価格を持つ商品として見る場合には非常に重要なものでございます。それからもう一つは、二十五円という価格というものは、これはすなわち三十五年度における価格でございます。
記 一、甘しょ及び馬れいしょの原料基準価格については、農業パリテイ指数の上昇率、米麦価の値上率(約六%)等を勘案して昨年より少くとも十貫当り十円程度値上げをすること。 二、でん粉の政府買入価格については、原料基準価格の値上げと同時に労賃、物財費等加工経費が値上りしている情勢に即応し、所要の値上げをすること。
記 一、甘しょ及び馬れいしょの原料基準価格については、農業パリティ指数の上昇率、米麦価の値上率(約六%)等を勘案して昨年より少くとも十貫当り十円程度値上げをすること。 二、でん粉の政府買入価格については、原料基準価格の値上げと同時に労賃、物財費等加工経費が値上りしている情勢に即応し、所要の値上げをすること。
そういうことを明らかにしないで、困った困ったと言っておったり、あるいはまた、結晶ブドウ糖を量産する段階に持っていくためには今のカンショ澱粉の十貫当り一千五百五十円は高過ぎる、これを一千三百五十円くらいに下げなければだめなんだ、こういう全く見通しのきかない議論さえも政府部内には一部唱えられておる向きもわれわれは承知しております。こういう考えは間違っておるのです。
たまたま昭和三十一年度農業所得保税に当って、ミカンの品質が全国的に見て最も悪く、市場価格も低いにかかわらず全国一律のワクで課税され、かつ税務当局と生産者の生産数量見込みにも相違があったようでありまして、本町における当時の所得税の実態を見ますると、三十年度の生産量百十万貫、所得税額九百五十六万円、作付反別四百町歩、貫当り六十七円でありましたのが、三十一年度になりますと、生産量二百四十万貫、所得税額二千五百万円
これは会社の様相が違うからやむを得ないといたしましても、あるいは立地条件だとか、あるいはつまり燃料の差異だとか、いろいろの原因があるとは思いまするけれども、五年を経過した今日、なおかつかくのごとき——十貫当りをとってみましても、トン当りをとってみましても、生産費に非常に違いがある。これがどうも私にはわからない。
農家の手取りは一箱、五、六百円、その中から箱代その他のものを引けば、全く貫当り五、六十円という悲惨な状態になっておる。かように、一つの無計画な増産からきた過剰傾向、需要の伴わない増産、また出荷のうまくいかない点、そういうような点から、畑作の面におきます最近のこの状態は恐慌寸前ともいうような重大な事態に直面しておる。従って、権威ある代作物に対する政府の対処策いかんということであります。
また、繭の支持価格を生産費の八五%から六〇%に引き下げて、貫当り千四百円から千円に改悪しようというのであります。何たる農民に対する不信行為でありましょう。農林大臣は、おそらくこれは海外市況の変動でやむを得ないと弁解するでありましょうが、これは日本の農業、特に養蚕業に対する基本方針が確立していないから起ったことでございます。これに対する農林大臣の責任ある見解を承わりたいのであります。
しかしながら、夏秋蚕の値ぎめは、すでに全国を通じて八割以上、平均貫当り千百円見当で済んでおり、新たに共同保管乾繭に対し千二百円で値ぎめをすれば、すでに値ぎめの終つた養蚕家との間に不公平を生ずるのみならず、繭は残らず、金は余る結果となります。春繭でさえ十八億円余つておるのであります。
価格の下落したところへまた幾らか五十円くらい貫当り高くなるような機関を作ってもらいましても、また回り回って繭価が下るということでは何もならないと思う。ですから、今度の特殊機関構想ははなはだ評判が悪くて四面楚歌のような状態になっているのは、私は当然だと思うのです。首尾一貫していないのです。
しかるにもかかわらず、市況は依然低迷を続けておる状態でありますので、この際、さらに、夏秋蚕繭に対し、約三百万貫の数量の範囲内で、養蚕団体が共同保管してたな上げしたものについては、政令で定める額、すなわち貫当り千二百円を確保し、もって他の政策と相呼応して繭糸対策の万全を期すべく、ここに本案が提案されたのであります。
しかし私どもは今申し上げますように貫当り一千二百円で買うといたしますれば、これは糸に換算して直ちに金額がくろうとにはじき出せるところであります。そういうところをまず政府はねらっておるだろうということは容易に想像がつくことだろうと思います。しかし基本的な法律そのものの価格改訂、十九万ないし二十三万というものを今後どんなに改訂するか。
従いましてその乾繭料というものが、たとえば貫当り四十円とか、五十円とか、あるいは六十円も取らなければならないというような、維持ができないというような状態になって参りまして、ほとほとこの維持には手を焼いておるような状態であります。従いましてほかの県におきましては、所有権は団体の所有権であっても、これを実際製糸に貸し付けておる。
ただいま適正価格ということを表示しておられますが、私ども自身が貫当り千二百円でこれを買い取る、これ自身同時に生糸についてどのくらいの値段を予想しておるかということは、加工賃その他から直ちにはじき得ることでございます。こういう点で農家、養蚕家の所得をできるだけ確保したい、こういうことで最善の努力を払っておるのが今日の状況でございます。
なお、愛媛県下において高い肥料をタバコに使わせたという点につきましては、愛媛新聞に出ておりまして、この事実は調査したのでございますが、愛媛県のタバコの連合会が、肥料委員会を組織しまして、昨年の肥料、いわゆる本年に使います肥料も買い入れたのでございますが、その肥料は十貫当り千九十五円である、同じものを農協で配合しますと八百九十円になる、二百円高いという記事が愛媛新聞に出たのであります。
そこで、業界側でも、養蚕業界等におきましても、最低三百万貫のたな上げをしたい、市場からこれを封鎖していきたい、こういう動きが出てきているのでありまして、これに着眼しまして、こちらでもたな上げ——市場からいわば隔離するという措置が必要と考えまして、これにつきましては、貫当り千二百円を下らざる措置をとっていくということにしておるわけであります。
記 一、農業協同組合連合会が共同保管する夏秋蚕繭に対しては、三〇〇万貫につき貫当り一、二〇〇円を確保する措置を講ずる。 二、最低糸価及び最低繭価については、実勢価格水準の見通しをつけた上で近く改定し、内外市場の不安を一掃して実需要の回復を図る。 三、養蚕農家のために自主的に繭の価格安定を行うための機関の設置について必要な措置を講ずる。
今度の対策の中で、三百万貫につき貫当り千二百円を確保する措置を講ずる、こういう話なんですが、これは具体的にはどんな工合にやるのですか。
次に、澱粉の支持価格は昨年据置で、カンショ並澱粉十貫当り千五百五十円、バレイショ澱粉は十二貫当り二千七十円。また、カンショなま切りぼしの支持価格は、十貫当り九百九十円、昨年に比し二十円高ということであります。
○吉川(久)委員 大臣のお答えでもありますが、先ほど私はわが党の繭糸価格安定対策特別委員長の周東英雄氏から中間報告を求めましたところ、貫当り一千円の融資はやります、それから三百万貫の買い上げというか、それをやって適正価格の出るような措置を講ずる、もうここまでは話がついたという中間報告を聞いたのでございますが、農林省はよもやこんな程度のことを了承されたはずはないと私は思います。
しかし、少くとも安定法並びにその臨時措置法の精神を生かして、私は、大臣がそうお考えになるならば、前の国会において夏秋蚕にまで適用しないのだということを述べられておるということをかりにそれが妥当であるといたしましたならば、夏秋蚕繭に対しても、乾繭ではその他の諸経費合せて貫当り二百円程度の補助金を支出するとともに、他方農協連が農家に支払う保管繭の代金の内渡しとして貫当り千円の融資をすべきものと思うが、この
これは貫当り五十銭アップ、同時にまた、切りぼしにありましても、二十円アップの九百九十円にするつもりでございます。 次に、酪農の問題でございますが、この問題につきましては、一種の支持価格をとれというふうな御提唱でございますけれども、われわれとしましては、なお、これは検討を要すべきものと考えます。
たまたまきょう、けさですか新聞を見ましたら、大臣の何か構想として価格補償をやる、その場合に繭は貫当り千円にして、糸の場合は十三万ですか十四万ですか、出ておったのですね。こういうことを農林大臣が構想として持っておられることが新聞に出ておったのですが、大臣は将来の問題について米と同じように蚕糸の問題については二重価格制度をとるというような、そういうようなお考えを持っておられますか。