1954-08-25 第19回国会 参議院 運輸委員会 閉会後第2号
現在の貨物船市況から比べますと、旅客船のほうが採算はずつといいわけです。ただ貨物船につきましては暫らく時期を待てば、これはうんと採算に乗つて、今までの赤字を全部カバーする、大蔵大臣の言葉ではございませんけれども、期待ができるわけでございます。併し、旅客船についてはそういうことは期待できない。
現在の貨物船市況から比べますと、旅客船のほうが採算はずつといいわけです。ただ貨物船につきましては暫らく時期を待てば、これはうんと採算に乗つて、今までの赤字を全部カバーする、大蔵大臣の言葉ではございませんけれども、期待ができるわけでございます。併し、旅客船についてはそういうことは期待できない。
併し現在タンカー市況も貨物船市況と同様でございます。又お説の通り長い目で見ますと、いずれが有利でいずれが不利ということも言い得ないわけでございまするので、次年度、以降の計画におきましては、両者の間に何ら差別を付けるべき理由が見出せないかと思います。従いまして同様の取扱をする必要があるかと存じます。