1997-03-27 第140回国会 参議院 運輸委員会 第7号
一方がLPGタンカーの第十雄洋丸、もう一方が貨物船パシフィック・アリス号でございます。それで、この第十雄洋丸の方がナフサを積んでおりまして、ナフサはガソリンよりも揮発性の高い油でございますが、この積み荷が発火いたしまして両船とも炎上ということになったわけでございます。
一方がLPGタンカーの第十雄洋丸、もう一方が貨物船パシフィック・アリス号でございます。それで、この第十雄洋丸の方がナフサを積んでおりまして、ナフサはガソリンよりも揮発性の高い油でございますが、この積み荷が発火いたしまして両船とも炎上ということになったわけでございます。
○隅政府委員 昨年の十一月九日に東京湾で発生いたしましたLPGタンカー第十雄洋丸と貨物船パシフィック・アリス号の衝突事件でございますが、この点につきましては、十一月十一日に開催されました当委員会におきまして、十一日までの状況を御報告いたしました。
事故の概要を簡単に申し上、げますというと、LPGタンカーの第十雄洋丸が、液化プロパン等を満載いたしまして、ペルシャ湾のほうから川崎へ向け、浦賀水道の中ノ瀬航路というところを警戒船おりおん一号にリードされながら北上中、十一月九日の午後一時三十八分、同航路の北端付近におきまして、君津方面からロサンゼルスに向かって出航中の貨物船パシフィック・アリス号と衝突し、両船とも火災が発生したのでございます。
○説明員(寺井久美君) 十一月九日に起こりましたLPGタンカー「第十雄洋丸」と貨物船「パシフィック・アリス号」の衝突事故について御報告申し上げます。
○委員長(加瀬完君) 次に、LPGタンカー第十雄洋丸と貨物船パシフィック・アリス号の衝突事故に関する件について報告を聴取いたします。寺井海上保安庁長官。
○船谷説明員 まず事件の概要でございますが、LPGタンカー第十雄洋丸は、液化プロパン等を積載いたしまして、ペルシャ湾のラスタヌラから川崎向け浦賀水道中ノ瀬航路を警戒船の「おりおん一号」を配備しまして北上中、十一月九日十三時三十八分ごろ、その航路の北端付近で、君津からロサンゼルス向け出航中の貨物船パシフィック・アリス号が右舷前方を横切りの体勢で至近距離に接近してきましたので、後進全速としましたが間に合
第十雄洋丸は、液化プロパンガスなどを満載いたしましてペルシャ湾のラスタヌラから川崎に向け航行中でございまして、浦賀水道の中ノ瀬航路を警戒船おりおん号を配備して北上中、十一月九日十三時三十八分ごろ同航路北端付近におきまして、君津からロサンゼルス向け出航中の貨物船パシフィック・アリス号が右舷前方を横切りの体勢で至近距離に接近してくるのを発見し、後進全速といたしましたが、間に合わずにパシフィック・アリス号
その冒頭に、実は十一月の九日午後一時四十五分ごろ、横浜港東方約八キロの地点の中ノ瀬航路において起きましたLPGガスタンカー第十雄洋丸とリベリア国籍貨物船パシフィック・アリス号との衝突事件について、しかも地球よりも重いといわれる人命を十九柱失い、かつ十四名が行くえ不明となってしまったというこの衝突事件について、現在判明する事故の概要について当局から概略説明していただきたい、こう思うわけであります。