1985-12-11 第103回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
こうした農産物の輸送に国鉄が大きく利用されているにもかかわらず、一方的に鹿児島鉄道管理局が貨物全廃を打ち出された。この真意は那辺にあるのか。また、農林水産省側としてこうした実情を御承知ならば、やっぱり国鉄に一言注文をつけていいんではないか、こう考えるのでありますが、それぞれの立場で御見解をいただきたいと思うのであります。
こうした農産物の輸送に国鉄が大きく利用されているにもかかわらず、一方的に鹿児島鉄道管理局が貨物全廃を打ち出された。この真意は那辺にあるのか。また、農林水産省側としてこうした実情を御承知ならば、やっぱり国鉄に一言注文をつけていいんではないか、こう考えるのでありますが、それぞれの立場で御見解をいただきたいと思うのであります。
まあ百歩譲ってもいいでしょう、国鉄貨物全廃論者ですから、住田、結構でありますから、国会に出てきて、大いに与党、野党の議論をやっぱり聞くという場が私は当然だと、こう思うんですが、機会があったら総理大臣の方からも国会でこういう意見があったから、与党、野党含めて十分に国会の場で意見を聞いて悔しいということを要望なされることを期待しますが、いかがでしょうか。
いま高木総裁は、国鉄貨物全廃論ではないというふうにおっしゃったわけでありますけれども、いまの考え方を突き詰めてまいりますと、そういうところへまでも発展しない保証はないというふうにも考えるわけであります。 そういう点も含めて、また先ほど申し上げましたいわゆる国鉄の優位性、これを否定して削減をしていく。しかも今度多数の貨物駅が廃止をされる。
私どもの今回のこの改正というのは、輸送のやり方を変えるということでございまして、一車一車をヤードに入れまして、そしてつながっているものを解きほぐす、そしてまたつなぎを変える、解放、連結という作業を何カ所でも繰り返しながら送っていくというやり方が、どうもいまの時代に合わないということから、一方においては直行輸送体系に変える、一方においてはコンテナ化を図るということでございまして、よく言われます貨物全廃論