1972-04-25 第68回国会 衆議院 運輸委員会 第16号
それのみか、国の総合交通政策が欠除のまま、国鉄運賃の値上げを行なうことは、かえって貨客ともに自動車輸送に転移する傾向を助長することになると思われ、その結果、道路交通の悪化を招き、交通災害を誘発するばかりでなく、他の交通機関に及ぼす影響も軽視できないと思われるのでございます。 次に、赤字解消の基本的方策について申し上げます。国鉄は企業努力に徹すべきである。
それのみか、国の総合交通政策が欠除のまま、国鉄運賃の値上げを行なうことは、かえって貨客ともに自動車輸送に転移する傾向を助長することになると思われ、その結果、道路交通の悪化を招き、交通災害を誘発するばかりでなく、他の交通機関に及ぼす影響も軽視できないと思われるのでございます。 次に、赤字解消の基本的方策について申し上げます。国鉄は企業努力に徹すべきである。
貨客ともに事故を未然に防止するという方策に対しては、どのようなたくさんのお金を費やしても惜しくはないと思います。
さらに今後十年の展望をしてみますと、たとえば昭和五十年になりますと、国民総生産は百兆億になるであろうということがいわれておりまするし、また瀬戸内の交通量というものは貨客とも二倍ないし二倍半にはどう見てもふえるであろうということが予想されるわけでございまするので、したがいましてこの問題はひとつ一番いいルートをさがし当てまして、ベストな条件を持ったのをひとつつくるというような、技術的な条件さえ許せばつくってみようじゃないかというのが
すなわち、従来は島内貨客とも自動車に蚕食され、特に貨物において顕著なものがあり、これに加うるに本土、四国間貨物輸送においても、民間航路に対し劣勢を示しておりましたが、ようやく本年四月に三千トンの新鋭船さぬき丸を配船することにより、航送能力の一段の向上をはかったこと、さらに旅客輸送においては、ディーゼルカーを従来の百両から二百両に増加させて、主要幹線区間で三十分ヘッドの高速列車による頻発を可能ならしめること
これは貨物を輸送する交通運輸業ということだけ初め考えておったのでありまするが、貨物だけでなく、貨客ともに運ぶものということが、特に東北地方においてもそういうことが、結局そこらの経済開発に非常に役立つというようなもの等には貸し出すようにしたということであるために、私ども賛成いたして、交通運輸業にも貸そうというのでありまして、これは観光ではありません。
そうしてまた二十八年の二月に貨客とも一割上げております。そのときの物価の動きをここで申し上げましょう。昭和二十六年の五月におきましては、週賃改訂の月、すなわち昭和二十六年の十一月を一〇〇といたしますると、二十六年の八月は九七、九月は九八、十月は一〇〇、十一月が一〇〇でございます。そうして十二月は九九、そうして二十七年の一月は九九、二月は九九、三月が九八、四月が九七と、こうなっておる。
とはっきり見てとって、そのための方策として、その重要施策の中で「電力需用の異常な伸長傾向に対処するため、電源開発計画を推進するほか、」云々という方針を述べ、また輸送需要は貨客ともに増大することが予想されるので、従って云々として輸送設備の飛躍的増強をはかることを述べられ、ことにまた基礎的工業材料である鉄鋼につきまして、はっきりと取り上げられて、高炉、転炉の増設等、こういう施策を掲げて、これらの隘路が打開
○左藤義詮君 ただいまの国有鉄道の予算を拝見したのでありますが、昭和三十年度には貨客ともに運賃の値上げをなすことはないのであるかどうか、運輸大臣より御答弁願います。
そこで戦争直後のような混乱状態ということは、国鉄の公共性からいつても非常に重大であり、ことに年末年始を控えておりまして、貨客ともに非常に輻湊する際でありますので、その混乱も一段と憂慮せられるのであります。
その意味において、結論を申しますと、貨客ともに三・五倍という原案は私は適当ではないと考えます。十分な理由がない。
從いまして今回提出の予算におきましては、六月十五日以降鉄道貨客とも三倍半、自動車貨客とも三倍に運賃を改訂いたしまして、増收を見込んだのでありますが、しかもなお百億円の赤字を生じますので、現下の経済的情勢より見まして、一般会計から繰入を受けることといたしまして、一應收支を合致せしめたのでございます。